第1回 日経自治体DXアワード 『地域産業デジタル化推進部門』部門賞を受賞
~倉敷市・井原市・福山市の「三備」地区による、デニム製品に特化した オンライン展示会「三備INDIGO WORKS」でコロナ禍の地域産業活性化を実現~
株式会社イーストフィールズ(所在地:東京都目黒区/代表取締役社長:東野 雅晴 以下、当社)が運営するオンライ展示会プラットフォーム「Granstra(グランストラ)」が、株式会社ビザビ、岡山県倉敷市・井原市、広島県福山市の「三備」地区と連携して実施した、オンライン展示会「三備インディゴワークス」の取り組みが、第1回 日経自治体DXアワード『地域産業デジタル化推進部門』部門賞を受賞したことをお知らせします。
日本屈指のデニム・ジーンズの産地である「三備」地区は、オンライン展示会により新たな販路開拓を実現。デジタルコンテンツを活用することで、魅力的な地場産業や文化の創造・発信拠点としてのプレゼンスを高め、より多くの国内外のバイヤーが訪れる仕組みを構築したことを評価いただきました。
日経自治体DXアワード
主催:日経デジタルフォーラム
共催:自治体 DX 白書
協力:一般社団法人日本ディープラーニング協会
後援:総務省
※「日経デジタルフォーラム」(NDF)とは、2021年初頭にスタートさせた日本経済新聞社のIT、DX系イベントや広告企画の総称かつブランドであり、デジタル庁創設とその後のデジタル社会を見据えた取り組みです。
江戸時代からの伝統を受け継ぎ、世界も注目するデニム・ジーンズの産地「三備」地区
日本のデニム・ジーンズはその高い技術力や品質の良さから、世界のラグジュアリーブランドからも評価され、生地が採用されるなど、注目を集める伝統技術です。その中でも、「三備」地区は日本屈指のデニム・ジーンズの産地で国産デニム生産量の80%以上を同地区で製造しています。
オンライン展示会により海外への販路開拓も実現。コロナ禍を逆手に、日本の伝統技術を世界に発信
コロナ禍でリアルな展示会が続々と中止に追い込まれるなど、これまでの方法だけでは新たな販路開拓が難しい状況でした。そんな中、岡山県倉敷市・井原市、広島県福山市が初めて連携、「三備インディゴワークス」というネーミングでオンライン展示会の開催に踏み切りました。
企画に共感した20以上の事業社が集結し、その結果、日本の大手百貨店や、海外のセレクトショップとの新規取引獲得にも成功しました。
デジタルを活用したオンライン展示会の実施により、海外も含めた販路開拓を実現し、新たなバイヤーとの接点ルートを構築したこの取り組みを評価いただき、この度、第1回 日経自治体DXアワード『地域産業デジタル化推進部門』部門賞を受賞させていただきました。
市のご担当者様コメント
文化産業局商工労働部商工課 主任 堀内 裕介氏
今回はデニム・ジーンズの産地である3市が連携し販路開拓の支援を実施。今後は行政区域を超えた連携をより一層強化。オンライン展示会などのデジタルコンテンツを起点として、デニム製品に限らず日本全国の魅力的な地場産業や文化の創造・発信拠点としてのプレゼンスを高め、より多くの国内外のバイヤーが訪れる仕組みを構築。そのために、官民で連携し、地域企業のDXの底上げを多面的に支援する予定。
株式会社イーストフィールズ 代表取締役社長 東野 雅晴 コメント
今まで対面での営業のみだった事業社が製品の特徴や自社の技術がオンラインでも伝わるように自分たちの強みをストーリー形式にして発信できる仕組みを提供しました。
パソコンの作業になれない事業社がいる中で、登録作業などをサポートも行い、自社の魅力や熱意が伝わるように発信できるようにこだわりました。
日本の素晴らしい伝統技術が、うまく発信できていない現状がございますが、オンライン展示会という新しい販路開拓の方法がより多くの事業者さまに広まることで、まだ注目をされていない日本の素晴らしい製品を世界に知ってもらえる機会を提供して参ります。それにより、日本の地場産業活性化につなげていきたいと考えてます。
オンライン展示会プラットフォーム「Granstra(グランストラ)」について
Granstra (グランストラ) は、“ブランド”と“バイヤー”をつなぐ、新しいカタチのオンライン展示会サービスです。感度の高い展示会がオンライン上に集結し、ブランドやアイテムの紹介はもちろん、モノづくりへのこだわりからストーリーまで様々な情報を掲載。これまでに20以上の展示会と累計600ブランド以上が出展し、10万名以上のバイヤーが来場。ブランド・バイヤーの双方に新しい出会いを提供しています。
Granstra: https://granstra.com/