無自覚な子供の集団いじめ、大人の対処法とは? 加害者に足りないものと必要なもの

無自覚な子供の集団いじめ、大人の対処法とは? 加害者に足りないものと必要なもの
無自覚な子供の集団いじめ、大人の対処法とは? 加害者に足りないものと必要なもの

あなたは学校や職場でいじめを見たことがありますか?
自分に都合よく、いじめといじりの境界線を引いていないだろうか。

平成30年度、全国の小中高校で認知されたいじめの数は54万3,933件。そのうち42万5,844 件が小学校で、9万7,704 件が中学校で認知されたものである。
<参考:文部科学省 / 平成 30 年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果>
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/10/__icsFiles/afieldfile/2019/10/17/1410392.pdf

2013年に施行されたいじめ防止対策推進法によると、学校はいじめを相談された・いじめが疑われた時点で調査をする義務があります。必要に応じて外部機関とも連携する必要があり、いじめ解決のために見て見ぬふりは許されないのです。
<参考:文部科学省 / いじめ防止対策推進法の公布について(通知)>
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1337278.htm

いじめが深刻な社会問題である、ということは誰もが知っているはずだ。しかし、「どうすれば解決できるか」自信をもって答えられる人はごくわずかだろう。いじめには4種類の人がかかわっていると言われている。

いじめの構造(いじめの4層構造)森田洋司1986年
〇いじめる生徒
〇観衆(はやしたてたり、おもしろがったりして見ている)
〇傍観者(見て見ない振りをする)
〇いじめられる生徒
いじめの持続や拡大には、いじめる生徒といじめられる生徒以外の「観衆」や「傍観者」の立場にいる生徒が大きく影響している。「観衆」はいじめを積極的に是認し、「傍観者」はいじめを暗黙的に支持しいじめを促進する役割を担っている。
<出典:文部科学省 / いじめへの対応のヒント>
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/040/shiryo/06120716/005.htm

立場に関係なく、いじめを認知している人は関係者なのだ。見て見ぬ振りをする、あるいは無関心でいることは、加害者と同様に誰かを傷つけていることとなるだろう。

自分がいじめ関係者であることを自覚し、勇気を持って行動する人になる必要がある。
「いじめを見つけたとき、どう向き合えばよいか」
「いじめをどう断ち切るか」
「集団の中で、自分らしく生きていくためには?」

そこで3人のゲストから話を伺い、いじめ解決のヒントを探していく。

● 公開日時:2019年12月12日(月)11:00 ウェブマガジンSOCIO

▼ 記事概要・作家紹介

善悪の判断をマヒさせる集団いじめ、大人の対処法は?

元木更津市青少年指導センター所長の経歴のある木田繁さんは、いじめには2つのパターンがあると指摘する。1つ目は主導的な複数人の生徒によるもので、2つ目は目立つ主導者とその取り巻きで構成された「いじめ集団」によるものだという。

木田繁(きだ・しげる)

元千葉県公立中学校教員。元木更津市青少年指導センター所長。
『「いじめ」撲滅のための学校経営を目指す。』の著者。
【略歴】
1940年
  2月10日生まれ。千葉県富津市小久保2885に在住。鹿児島県出水市出身。千葉短期大学文学部英文科卒業。
1964年
  富津市立富津中学校に英語教師として着任。以後、君津市立君津中学校、木更津市立木更津第三中学校ほか、木更津市内四校の中学校に勤務。
1976年度
  千葉県長期研修生として千葉大学教育学部坂本昇一先生のもと一年間「生徒指導」研修。
2000年
  3月31日木更津市立木更津第二中学校退職。4月1日木更津市青少年指導センター所長就任。
2002年
  3月31日同所退職。

木田繁『「いじめ」撲滅のための学校経営を目指す。』
木田繁『「いじめ」撲滅のための学校経営を目指す。』

コンプレックスの塊、克服して自分を認める方法とは?

小牟禮昭憲(小説家)さんも、集団いじめの解決に難しさを感じている人の一人だ。加害者本人の心の余裕について語ってもらった。

小牟禮昭憲(こむれ・あきのり)

小説家。
『終わりのない旅』の著者。
【著書紹介】
孤独は不安を呼び、不安は吐き気を誘い、吐き気は、完璧な絶望を与える……
虚脱感と無力感が漂う鬱の時代。そんな時代に出会った大学生の京之介と万里子。二人は互いに病的な不安と焦燥を抱え、日々の苦悩に精神を蝕まれる。それでも互いに支え合いながら、細々と、懸命に生き、やっとの思いで希望を見出すのだが——
ただただ、安息の地を求める若者たちの、もがき、苦しむ姿を描いた小説。

小牟禮昭憲『終わりのない旅』
小牟禮昭憲『終わりのない旅』

他人から認められる人=自分を認められる人

少子化の影響もあり、小中学校の学校数や生徒数は減少の傾向にある。学校だけでは限られた人とばかり顔を合わせていて、多様な人たちとのふれあいが足りない現状があると想像できる。会社経営者の永井一夫さんも、相手を認められる人になることが大切だと語る。

永井一夫(ながい・かずお)

会社経営者。
『歌から生まれた不思議な不思議な国・日本: 若者に知ってほしい伝統と精神』の著者。
【略歴】
1930年
  大阪生まれ。
1953年
  京都大学経済学部卒業。
1957年
  コロンビア大学ビジネススクール卒業。マスター・オブ・サイエンス(MS)修十号取得。現在、永井織布株式会社代表取締役社長、(財)永井熊七記念財団理事長、(財)関西棋院副理事長

永井一夫『歌から生まれた不思議な不思議な国・日本: 若者に知ってほしい伝統と精神』
永井一夫『歌から生まれた不思議な不思議な国・日本: 若者に知ってほしい伝統と精神』

▼ SOCIOについて

SOCIO(ソシオ)は、「あたらしい自分と社会をつくる」をコンセプトにしたウェブマガジンです。毎記事で1つのテーマを取り上げ、各界で活躍する作家が質問にお答えします。社会問題から人生のお悩みまで、さまざまな気になることを作家とともに考えていきます。SOCIOを通して、みなさまが未来について考える機会をお届けしたい。そんな想いで、発信してまいります。
公式HP: https://www.socio22.com/
Twitter: https://twitter.com/SOCIO_sns

「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
① 多様性:多様性が求められる社会で、他人の主張を無視しない。
② 気づき:その中にある気づきを育み、自分だけの行動指針を生み出す。
③ 営む:ひとり一人の決断の連鎖で、社会をアップデートする。

「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ

▼ 運営会社について

株式会社22世紀アート

「みんなを幸せにする出版社」を企業理念に掲げ、「出版とは、今、社会が必要とする情報を発信すること」という思いのもと、誰もが「本」に触れ、「本」を生み出し、「本」を愛する人になる。そんな文化インフラを作るために、20名のスタッフにより運営されています。

代表者  : 向田翔一
所在地  : 〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-12 佐野ビル6F
設立   : 2014年12月
事業内容 : 書籍・電子書籍制作及び出版
TEL   : 03-5941-9774
FAX   : 03-5941-9773
MAIL  : info@22art.net
公式HP : https://www.22art.net/
Twitter  : https://twitter.com/22artnet
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▼ 最近の記事

文化財を守るための防災

特集記事『文化財を守るための防災』
特集記事『文化財を守るための防災』
2019年12月09日 17:00 文化財を守るための防災 芸術や歴史がつないできた人々の豊かな暮らし 内閣府によると、令和元年/平成31年に発生した災害は13件で、そのうち、もっとも被害が多かったのは風水害、ついで地震だった。(11月25日9:00現在) 令和元年の秋は過去最大級の台風が発生し、水害によるミュージアムや文化財の被害が大きく報じられた。台風19号で被害を受けた文化財は少なくとも222件で、うち179件は国の文化財だという。 ● 🔗 内閣府 - 防災情報のページ 東日本大震災後、国の文化財への防災意識が高まり、事前の対策に目が向くようになった。しかし、泥や海水による文化財への被害は修復方法が確立されておらず、現在も修復作業が完了する見通しは不明だ。 文化財は代えのきかない唯一無二の存在だからこそ、災害は明日起きるものだという意識をもつべきだ。文化庁によると、本年度の文化財修復に関するおもな予算は、次のように組まれている。 〇修理周期による文化財の継承 / 238億2800万円 〇被災文化財の復旧 / 3億1500万円 〇被災ミュージアム再興事業 / 2億5000万円 ※文化庁全体予算は1兆1670億900万円 この内容として、文化財の次世代への確実な継承、補助事業による被災文化財の早急な保存・修復、被災地の復興支援などを掲げている。 これらの取り組みは地域がつないできた歴史や精神性を未来につないでくれる。私たちの豊かな暮らしを守り、繁栄を後押しする事業だ。 ● 🔗 文化庁 - 2019年度文化庁予算の概要《参考資料》 なぜ国が文化財を災害から守るべきなのか? そこで、藤井善三郎さん(芸術小説作家、有鄰館・三代目理事長兼館長、公益財団法人藤井斉成会会長兼有鄰館名誉館長)から、芸術を後世に伝える意味を伺った。 “ 美術品は個人が製作したものであっても、月日とともに人類の遺産となります。作者の手を離れると個人の物でなくなり、社会における人類の遺産としての存在価値をもつのです。ここに文化財保護の重要性と、国家や社会の責務である理由があります。 美術品や文物を後世へ安全に引き継ぐことは、時代を超えて人々の感性に訴え、語りかけます。” 国の指定文化財以外に、個人が所有する貴重な作品も守っていかなければならない。あくまでも人命が最優先だが、文化庁は緊急対応の参考として「文化財防災ウィール」を公開している。その中で、つぎの言葉が繰り返し示されている。「緊急時の対応と救出、最初の48時間で差がでます。」 救出のポイント 〇収蔵品を安全な所に移して乾かす。(作品ごとに9種類の方法が示されている。) →基本的に自然乾燥が望ましい、直射日光厳禁、カビ防止のため低湿度の徹底。 〇できるだけ早く保存修復の専門家に連絡・相談する。 〇一般に、48時間以内に乾燥が間に合わないものは冷凍する。 →例外:金属、ガラス板、写真、家具などは冷凍には向かない。 ● 🔗 文化庁 - 災害時における対応方法 “ 作品は、製作した人の魂の結晶ともいえます。精魂を注いでつくられた美術品の傷ついた姿は、鑑賞者の心をいたたまれない気持ちにさせるでしょう。 これは私たち人間ならではの、豊かな感性が生み出す気持ちです。 美術品が私たちの感性に与える美の力は、真理であり崇高なものです。感性を高めることで人生が磨かれます。魂の結晶である作品は永遠であると信じたい。” 過去の偉人と現代人の精神をつなぐアート 藤井さんがこのような思いに至ったのは、幼少期に書道で磨いた感性の影響が大きいと語る。 “ 幼少の頃より書道をはじめましたが、当初は知識がありませんでした。 拓本の臨書(器物などに刻まれた文字や模様を墨によって紙に写し取ったものを手本とし、見ながら似せて書くこと。)をしたときのことです。 拓本の文字は白いのに、なぜそれを黒い墨で書くのだろう?と疑問を持ちました。 そして、だんだんと臨書している作品の書家がどのような気持で書いたのかを考えるようになったとき、時代を超えて私の感性に響いているのだと実感しました。” 書と真摯に向き合ううちに、作品から作家へ思いをめぐらせるようになったという。芸術は、時代を超えて当時の人の感情を届けてくれる。 書道は、文字を発明した古代人の心に耳を傾け、その偉大さに敬服するものです。全身全霊で書かれた歴史上の作家の作品には陶酔さえ覚えます。 これは文字がもつ力によるもので、作者の魂の声と私の感性が語り合っているのだと思います。 芸術や文化を守ることは、未来を発展させていくことでもある。今秋の台風被害の報道を通してさまざまな作品や施設が被災したことを知った今、文化財にも防災の意識を持とう。 定期的に管理の場所や方法を見直し、日頃から緊急時の対応を話し合う必要がある。 まとめ 〇文化財は社会における人類の遺産であり、国が守るべきもの。私たちの歴史や精神性を未来へつないでいく責任がある。 〇災害が起きてから作品を救出するのでは遅い。日頃からよく話し合い、文化財にも防災の意識をもとう。 ( 企画・執筆:佐藤志乃 / 企画・制作:一条恒熙)
https://www.socio22.com/社会/文化財を守るための防災/

障害者の進路選択の可能性を広げる方法

特集記事『障害者の進路選択の可能性を広げる方法』
特集記事『障害者の進路選択の可能性を広げる方法』
2019年11月30日 15:00 障害者の進路選択の可能性を広げる方法 インクルーシブ教育は迷惑なのか? みなさんはノーマライゼーションという言葉を知っているだろうか? 「障害者や高齢者がほかの人々と平等に生活する社会を実現させる考え方」である。 2年前のデータにはなるが、2017年に実施された内閣府の「障害者に関する世論調査」によると、国民の8割が「世の中には障害のある人に対して差別や偏見がある」と思っていることがわかった。 この8割の人たちのなかに、障害者に対する差別・偏見のない社会を実現するために行動している人がどれくらいいるのだろうか。<出典:内閣府 / 平成29年度 障害者に関する世論調査> 制度的に解消へ向けた取り組みは見られるが、依然として差別・偏見はなくならない。 差別・偏見は、目に見えるものと見えないものがある。 自分でも気づいていないゆがんだ物の見方を無意識バイアスというが、これは育ってきた環境で見聞きした情報によってつくられる。 無意識バイアスはだれもが持っており、まさか自分が他人を傷つけているとは思っていない。子供のころから日常的に障害者との接点がなければ、お互いに理解し合うことは難しいだろう。 そこで、1人でも多くの人がノーマライゼーションの意識を行動に移せるよう、2人の作家から話を伺い、共生社会で生きるヒントを探っていく。 障害者の大学進学 令和元年版障害者白書によると、日本の障害者数の概数は963万5千人だ。 その内訳は、身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。)108万2千人、精神障害者419万3千人となっている。 複数の障害を併せ持つ者もいるため、単純な合計にはならないものの、国民のおよそ7.6%がなんらかの障害を有していることになる。<出典:内閣府 / 令和元年版 障害者白書(全体版)/ 参考資料 障害者の状況> 民間企業の障害者雇用数は年々増加の傾向にあり、平成30年度は53万人以上だった。 このデータが多いか少ないか、考えてみてほしい。 50年以上社会福祉に携わってきた忍博次さん(社会福祉学者、北星学園大学文学部名誉教授)は、障害者の職業選択の可能性について語る。 “ 私が働いていた身体障害者更生指導所に入所した、ある青年の家庭面接をしたときのことです。 母親が「息子はポリオで右足がマヒし、幼児のころから歩行が不自由です。勉強はできたけれど、高校に入って急に成績が落ちました。補装具着用と障害者だから手に職をつけて自立するために入所しました。」と話してくれました。個人調査の内容は、IQ(120)・人格正常・内向性とあります。” 身体障害者更生指導所(相談所センター) 〇身体障害者の相談に応じ、医学的、心理学的及び職能的判定のもと、更生を指導するところ。 <出典:衆議院HP / 国立身体障害者更生指導所設置法より> 【障害者更生相談センター(大宮)】 “ 成績が落ちたのにはなにか理由があったのかもしれない。本人に「勉強は好きか?」と聞くと、嫌いではないという。 私から本人に伝えたことは、「職業選択は障害者だからと狭く考えないこと」です。本人は進学を考えておらず、将来を不安に思う家族のすすめで職業訓練を選んだようでした。 「大学進学の素質があるから考えてみてはどうか?」とすすめたのをきっかけに本人の気持ちが動き、家族も不安がったけれど承知。その後、彼は職業訓練をしながら勉強に励み、国立大学合格して研究職に就きました。” 本人の意向に加え、家族や周りの大人たちが進路選択の材料となる多面的な情報を示すことが大切だ。そこから何を選択するか、努力できるかどうかは障害の有無とは別の話ではないだろうか。個人の特性による違いだと考える。 “ 物理的・制度的バリアは見えるバリアなので指摘されやすいです。しかし、心のバリアは日本の文化や生活の常識に隠れて気づきにくいです。 職場の合理的配慮について、障害者の立場になって考えてみてください。そうすれば、もっと適職分野が広がるはずです。” 内閣府が掲げる「自立した生活の支援・意思決定支援の推進」のなかに、ピアサポートという言葉がある。 ピアサポートとは 〇ピア(peer)は「仲間、同輩、対等者」の意。 〇同じ課題や環境を体験する者がその体験から来る感情を共有することにより、専門職による支援では得がたい安心感や自己肯定感を得ることなどを目的とする。 <出典:内閣府 / 平成30年版 障害者白書(全体版)> 障害者の家族は、「自分が死んでも自立して生きていけるようになってほしい」という強い思いを抱えている。 そのため、子供の安全な未来のために、参考例が多い堅実な進路をすすめる親が多い。 一方で、本人の特性と進路がマッチせず、社会に出てから苦労するマイノリティが多いのも事実だ。ピアサポートは本人が家族には言いづらい気持ちと向き合い、隠れた将来の可能性を探るために有効な手段ではないだろうか。 子供に教えるべき共生社会とは? ノーマライゼーションのひとつに、インクルーシブ教育があります。 これは、障害の有無にかかわらず、子供たちが共に教育を受けることです。現場の人手不足や施設の整備、生徒や保護者の理解など課題が多く、なかなか進んでいないのが現状だ。 鶴良夫さん(元教師)は多様な子供たちが共に学ぶ必要性についてこう語る。 “ 障害のある人とない人が、日常生活で「いっしょにいる」ただそれだけでも大切な時間です。特別になにかするというより、「こんな風に過ごしているんだ」と知ることに意味があります。 幼少のころからふれ合う機会があると心のハードルが下がり、公共の場や職場で助けが必要な人がいたら気軽に声をかけられるようになるでしょう。当たり前に助け合う気持ちを育む教育が必要です。” インクルーシブ教育は、抜本的な制度の改善がなされなければ広く浸透することは難しいと考える。カタチだけ整えたとしても、教員の質や労働環境などのさまざまな要因が複雑に影響するからだ。 だからこそ、学校に頼りきりになってはいけない。子供にとって身近な大人たちが、どれだけノーマライゼーションを体現できるかが大切だろう。 自分が当たり前に使う言葉は誰かを傷つけていないか、むやみに自分の欲求を通そうとしていないか考えたい。お互い様の精神が共生社会をつくるのだ。 この記事のまとめ 〇障害者だからといって職業選択を狭めないこと。心のバリアを取りのぞき、個々の特性をよく見て将来を考えるとよい。 〇障害のある人とない人が当たり前に一緒の時間を過ごすことが大切。お互い様の精神が共生社会をつくる。 ( 企画・執筆:佐藤志乃 / 企画・制作:一条恒熙)
https://www.socio22.com/教育/障害者の進路選択の可能性を広げる方法-インクルーシブ教育は迷惑なのか/