当社システムによる排尿モニタリング測定精度に関する研究成果が Neurourology and Urodynamics誌に掲載されました

トイレ取り付けセンサによる体調分析サービス「トイレで体調チェック」を運営するサイマックス株式会社(東京都葛飾区、代表取締役:鶴岡 マリア)は、当社システム(s-HMSU)による排尿モニタリング測定精度に関する研究成果が「Neurourology and Urodynamics」誌に掲載されたことを発表いたします。

論文の概要

● 掲載論文誌
○ 「Neurourology and Urodynamics」誌は、尿路機能や泌尿器および骨盤底機能に関連するトピックに関する国際的なアカデミックジャーナルです。

● 論文内容と成果
○ 本研究では、当社システム(s-HMSU)を用いて測定した排尿量の信頼性を評価することを目的とし、排尿量と排尿前後の体重変化の間のクラス内相関係数(ICC)を算出しました。
○ クラス内相関係数(ICC)は0.972(95%信頼区間、0.957-0.982)の値を示し、本研究によって、当社システム(s-HMSU)による排尿モニタリングの測定精度が高く信頼性の高い装置であることが証明されました。

当社システム(s-HMSU)の概要

● s-HMSUの特徴
○ s-HMSUはサイマックスが開発した、世界初・既存のトイレに取り付け可能な全自動の排尿モニタリングシステムです。
○ 一般的なトイレに取り付け可能であるため、自宅での排尿モニタリング(Home uroflowmetry)が実現可能です。
○ 利用者は普段通りトイレを利用するだけでよく、日常導線を変更する必要がありません。また、不特定多数が使用するトイレにおいても利用可能です。
○ 排尿後、測定結果が自動でスマートフォンの専用アプリに届きます。

● s-HMSUの測定項目
○ 排尿量(mL)   :VV
○ 平均尿流率(mL/s):Qave
○ 排尿時間(s)   :VT

● s-HMSU専用アプリの画面イメージ

尿量グラフ画面イメージ
トイレ取付イメージ

論文情報

論文名:Validation of a novel digital health monitoring system to measure the volume of voided urine
(日本語訳)「排尿量を測定するための新しいデジタルヘルスモニタリングシステムの検証」

執筆者:Minoru Miyazato, Koji Yonemoto, Asuka Ashikari, Seiichi Saito, Kiyoto Yamashiro, Moriyuki Uehara, Hiroaki Masuzaki, Hajime Ishida, Masayuki Matsushita

Published:08 March 2019

会社概要

サイマックスは、ヘルスケアIoTデバイスを使ったプラットフォームを開発するテクノロジーに特化した企業です。独自の生体情報センシング技術を使って取得される時系列・リアルタイムの身体データを解析。それを活用することで新たな社会的価値を生み出し、医療ヘルスケアの進展に貢献することを事業の目的としています。

● 事業内容:生体情報センシング技術の開発、生体情報センシングデバイスおよびアプリケーションの開発、生体情報を活用した分析アルゴリズム開発・研究
● サービス:トイレ取り付けセンサによる体調分析サービス

人材募集について

事業拡大に伴い積極的に採用活動を行っております。事業開発、セールス、プロダクトマネージャー、WEBやデータ解析、ハードウェア分野のエンジニア、研究開発スタッフ、コーポレートスタッフなど、各種ポジションで求める人物像については下記をご確認ください。
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問い合わせ先

サイマックス株式会社
広報担当:岡田
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