富士通中部システムズ、120日の会計システム導入サービスを提供開始
株式会社富士通中部システムズ(本社:名古屋市中区錦、代表取締役社長:長谷川 信一 以下、FJCL)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明 以下、日本オラクル)は、オラクルのビジネスアプリケーション製品「Oracle E-Business Suite」の中堅企業向けソリューション「Oracle NeO」に会計システムを120日で導入できるFJCLのテンプレート「Fesphere-F(フェスフィア エフ)」を新たに登録し、2004年6月9日より提供開始します。
FJCLは、顧客のニーズに応えるため、1997年より「Oracle E-Business Suite」の導入ビジネスを開始し、翌年には専門部隊を設置し推進してまいりました結果、すでに60社を超える「Oracle E-Business Suite」の導入実績を持っています。特に財務・会計システムにおける経験が豊富で、このたびFJCLの開発実績と導入経験を元に一般的に必要となる「Oracle E-Business Suite」の会計システムの機能を精査し、短期導入用テンプレート「Fesphere-F」を開発しました。
「Fesphere-F」は、FJCLの導入実績に裏打ちされたノウハウを元に作成された、追加機能、導入ツール、標準ドキュメントで構成され、当社従来比約60%の短縮による短期間での導入を実現します。会計システムを始め、ERPの導入は、業務見直し・改善のための分析に加え、アドオン開発の発生、複雑なセットアップパラメータの決定、教育等、導入には時間がかかります。これらの課題を解決する「Fesphere-F」は、「Oracle E-Business Suite」の特長である柔軟性/オープン性を生かしながら、短期/低コスト導入を行うためのソリューションです。
当ソリューションは、日本オラクル社が提供する「Oracle NeO」に登録するとともに、 FJCLソリューション体系「FJCLWAVE」で提供される業務ソリューションのうち、会計ソリューションとしてラインナップしております。「Oracle E-Business Suite」の導入実績とシステム開発における富士通グループとしての総合力から「的確なコンサル力」、「高度な開発スキル」、「強力なSI力」をアピールポイントとし、あらゆる業種で「Oracle E-Business Suite」の初期導入から本稼動後の支援まで幅広くサポートいたします。
【製品の特長】
1.Oracle EBSの特長である柔軟性/オープン性を生かしたまま短期間で導入
(1)Oracle EBSの標準モデルを実装しつつ、お客様の業務に合わせた変更が可能
・AFF(会計フレックスフィールド)/DFF(付加フレックスフィールド)/値セット等
(2)膨大なセットアップ項目は過去の経験と実績を反映し省力化
・初期値、標準値、固定値、推奨値に分類したセットアップ
・各項目の分類に生きている当社のノウハウ
(3)導入後にすぐ業務で使用することが可能
・標準プロセスフロー、操作手引書を利用してOracle EBSの機能を素早く理解
(4)Oracle EBSでは不足している機能を、補完機能として追加提供
・追加画面/追加帳票群
・運用管理を充実するための機能群
・利用者による、追加開発を支援するビュー群
(5)設計/検討項目を絞込み、上流工程期間を短縮
(6)Oracle EBSの設定はセットアップ完了状態でご提供
2.FJCLでの導入実績を集大成
(1)お客様への導入実績に加え、FJCL自身が自社導入を実践し評価済
・導入手法、プロジェクト管理、ビジネスモデルなど
(2)Oracle EBSの標準機能はそのままに必要とされるアドオン機能を追加
・実装実績のある機能をアドオン機能として導入済。お客様の業務に合わせたカストマイズが可能
(3)設計/検討項目を絞込み、上流コンサル費用を圧縮
(4)テンプレート標準フローを活用しアドオン開発を削減
【価格】
Fesphere-F価格:1,000万円
基本導入価格 :5,000万円
※基本導入価格について
Oracle EBSを新規導入するために必要とされる基本的な以下3点が含まれた標準価格です。
・Fesphere-F価格
・導入支援費用
・ハード/ソフト費用
実際の導入にあたっては、お客様の規模・利用範囲等の条件をお伺いし、個別にお見積もりさせていただきます。
(基本導入価格に含まれる、導入支援作業及び推奨ハードウェア・ソフトウェアの詳細についてはお問い合わせ下さい。)
【提供開始日】
2004年6月9日
【販売目標】
2年間で10社
Oracle E-Business Suite について
「Oracle E-Business Suite」は、経理や人事といった企業の根本を担う基幹系のシステムや、
在庫管理、生産管理、顧客管理、購買管理などの企業活動自体をサポートするシステムを構築するための機能が統合されたソフトウェアです。
日本オラクルは、世界で13,000社以上、国内でも500社を越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたEビジネスソリューション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。関連事業部門の増強やパートナー企業との 提携強化を通じ、販売およびサポート体制も積極的に強化しています。
Oracle NeOについて
日本オラクルがパートナー企業と共に提案する中堅企業向け定額・短期の導入ソリューションです。「Oracle NeO」は、「Oracle E-Business Suite」を導入した国内500社以上のシステムのうち、ビジネスパートナーによる導入実績から選りすぐり、そのノウハウをひな型に体系化して構成されています。これによって、分かりやすいソリューションを分かりやすい価格で提示し、顧客はシステム構築プロジェクトの総額・納期を事前に把握することができます。
株式会社富士通中部システムズについて
株式会社富士通中部システムズは、富士通株式会社のグループ会社として1982年に設立されました。
東海地区を中心に事業を展開し、自動車業界・製造業・流通業・サービス業・自治体・医療・文教・情報通信・報道出版・エネルギー業界などあらゆる業種のお客様に対し、コンサルティングからシステム構築・運用・アプリ保守・アウトソーシングまで一貫したソリューションを提供しております。
従業員数848名(2004年4月1日現在)
日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェ ア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,426 名(2004年2月末現在)。
[お問合せ先]
株式会社富士通中部システムズ
ソリューション事業本部 ERPソリューション部 川口、加藤
電話: 050-3016-6110 または052-201-8413(ともに直通)
E-mail:Fesphere@fjcl.fujitsu.com
[報道関係お問合せ先]
株式会社富士通中部システムズ
CS推進部; 有本、大石
電話: 050-3016-6104 または052-201-8499(ともに直通)
E-mail:pr@fjcl.fujitsu.com
日本オラクル株式会社
コーポレートコミュニケーションズ
広報 石川純子
電話: 03-5213-6395(直通)
E-mail: junko.ishikawa@oracle.com
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。