北東アジアにおける医薬品市場の見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、エスピコムが発行した報告書「The Outlook for Pharmaceuticals in North East Asia (北東アジアにおける医薬品市場の見通し)」の販売を開始しました。
北東アジア4カ国の医薬品市場は、各国様々な成長段階にあります。
日本、韓国および台湾の医薬品市場は、非常に発達しており、民間、公共部門とも高度な医療システムを備え、高い支出レベルがあります。必然的に各国政府は、近年、医療費の支出増大を緩和するために、各種の医療費抑制策を導入し、償還価格の定期的な見直しやジェネリック医薬品使用の奨励を行っています。
しかし、このような措置にもかかわらず、医療費は依然として上昇を続けています。主な要因としては、高齢化人口と国民が期待する高い医療水準があげられます。政府が医療費の抑制を望んでも、長期的に医療に対する支出は上昇し続けるでしょう。
中国の医療市場は、他の3カ国に比べると見劣りがしますが、急速な経済発展に伴って、世界で最も急速な成長を遂げている市場のひとつです。中国市場に参入した外国資本の多国籍企業は、継続的に資本を投下し、生産工場、研究開発施設は常に拡大しています。また、規制の改善により、輸入製品をより迅速に販売できるようになり、輸入関税の引き下げや立法の透明化によって、海外企業にとっては以前より中国市場に参入しやすくなっています。ただし、IP保護といった分野は、依然として懸念事項となっています。
北東アジアにおける医薬品市場の見通し
The Outlook for Pharmaceuticals in North East Asia
http://www.gii.co.jp/annual/es133902-north-east-asia-pharma.html
発行: エスピコム
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