コロナ失業でニート・ひきこもりが急増！？スクール型人材派遣会社が正社員の道を支援、4月説明会開催

2021-04-07 10:00

スクール型人材派遣・紹介事業を行う株式会社アキュート(本社：東京都中央区、代表取締役：永吉拓哉)では、就業経験がない失業者を対象に就職を支援する「ワークライフなび」を運営しております。コロナ禍で問合せが3倍に増加し、最近は就職先が決まっていない生徒をもつ専門学校からの相談も増えていることを受けて、4月は増枠で19日(月)、21日(水)、23日(金)に説明会を開催します。

株式会社アキュートホームページ：
https://www.a-cute.co.jp/
「ワークライフなび」サービス詳細ページ：
https://www.a-cute.co.jp/worklifenavi/

人手不足の一方で職に就けない若者の苦悩

長引くコロナの影響で、若者の失業が深刻さを増しています。飲食店で働く20～30代の若者はフリーターも多く、営業自粛による解雇やシフトを削られるなどで生活が困窮しています。しかし、コロナ禍で次の仕事を見つけることが難しく、失業を機にニートやひきこもり状態に陥る若者の増加が懸念されます。令和2年版内閣府子供・若者白書(第2節第3-3図 https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r02honpen/pdf/b1_03_02_01.pdf )によると、15～39歳の無業者数は令和元(2019)年で74万人、この数字はコロナでさらに増えていると思われます。また、総務省平成29年10月の調査(同、第3-4図)では、就業希望で働いていない若者が求職活動をしていない理由として、20～39歳で「病気やけが」の次に多いのが、「知識・能力に自信がない」との回答になっています。

引きこもり問題の世界的第一人者である教授は、今の若い世代にとって就労意欲は承認欲求を意味しており、ひきこもりを脱した人の最終的なゴールは就労がほとんどだと話しています。ですが、就労経験がない人たちにとって就職活動を行うことは簡単ではありません。履歴書に書ける経験やスキルがなく、書類選考で落とされてしまうからです。このように働こうとしても働けない若者がいる一方で、日本は人手不足が深刻な社会問題となっており、人材確保に悩む企業や商店は少なくありません。

ニートを脱却、一年で企業の正社員へ

人材派遣業を行う株式会社アキュートでは、そんな就業経験がない人やコロナ禍で失業した人たちを対象に、企業の正社員として就職を支援する「ワークライフなび」を運営しています。一般的な派遣会社と違って、週1～2日の勤務や短時間・短期間労働の仕事はなく、週5日稼働が基本となるため“登録”ではなく“入社”とよんでいます。入社後は同期入社の仲間と共に企業に派遣され働きながら、週1回の講義で社会人としての基本から即戦力になれるよう現場での実践的なことを学びます。1年後には正社員として就職することをゴールとしており、派遣先の職場での困りごとなどは担当のトレーナーにその都度相談できるようになっています。

就業先はこの先AI時代になっても取って代わる可能性が少ないと考え、営業、接客、販売に特化しています。就業先で契約獲得数など実績が積み重なると、それが履歴書に書ける自分の実績・スキルとなります。実際高校卒業後2年間ニートだった男性は、兄の勧めで当社に入社し未経験で大手携帯会社の販売業務に就きました。講義での学びを活かしてすぐに販売成績を上げて一年後には副店長になり、現在は契約獲得専門部署のスーパーバイザーとして活躍しています。

元役者のスキルを活かして企業の即戦力に

当社は2010年に設立し人材事業を行う中で、その道に見切りをつけ就職したいという元芸人や役者、声優やミュージシャンなどを多くサポートしてきました。社会人経験やスキルがないため就職できない実態がある中、2年半前から、元芸人や役者などに特化したセカンドキャリア支援サービスとして「ワークライフなび」を始めました。営業や販売の現場では彼らの物怖じしないところや表現力、演技力が活きて、企業からは即戦力になると次々に採用されていきました。

現在は在籍者44名のうち、約半数が元役者など夢を追っていた人、残りの半数はニートなど社会人経験がなく仕事を探している人などで、コロナ禍で問合せが3倍に増えています。また最近は、生徒の就職先が決まっていない専門学校からの相談も多く、学校で説明会を行っています。新年度が始まり仕事が決まらず困っている人たちに向けて、「ワークライフなび」の説明会を増枠し4月は19日(月)、21日(水)、23日(金)に開催します。

「ワークライフなび」説明会の申込・問合せ： https://www.a-cute.co.jp/entry/