創作活動は一生続けられる趣味になる?
アウトドア派でも不器用でもできる表現はきっと見つかる
(執筆:林幸奈)
「老後の趣味」という言葉もあるように、趣味は人生を豊かにするテーマです。
一つのことに夢中になれる人は輝いています。また趣味には、買いものや芸術鑑賞などの消費する趣味と、陶芸や物語などをつくる生産する趣味があります。
文化庁が行った調査によると、「鑑賞ではなく、自ら文化芸術活動の実践(創作や出演、習い事、祭や体験活動への参加など)をしたことはありますか」という質問に対し、最も多い回答は「作品の創作(文学・音楽・美術・演劇・舞踊など)」でした。
<参考:文化庁/文化に関する世論調査(平成30年度調査)>
日々見たものや考えていることを、自分なりの形にしてみる。センスやアイデアが試される、難しそうな創作活動ですが、楽しみとしている人は多いようです。
創作活動はアウトドア派も楽しめる?
屋内で絵を描いたり作品を作ったりと、創作活動はインドアで孤独なイメージがあるかもしれません。
しかし創作活動には、さまざまな表現方法があり、自分にあったものが見つかるはずです。美術では自然を題材に、屋外で作品を制作する作家もいます。屋外での展示や芸術祭では、自然と芸術が融合した、迫力のある作品が多く見られます。
創作のアイデアはどうやって見つける?
作品づくりをしている人は、普段目にするものや、なじみのものを題材とする場合が多いです。まずは自分の好きなものを、自分なりの形にしてみましょう。
創作によってつくられる「人の輪」の大切さ
創作活動は、人の輪をつくります。つくったものを発表すること、他の人の作品を見ることは、作品をつくることと同様に大切です。コンテストへの出展などの目標があったり、レベルの高い人たちと交流したり、ライバルのように競う相手と切磋琢磨したりするのも、よい刺激になります。
【今回のコメンテーターからのご意見】
・松村 幸泉(まつむら・こうせん)
『幸泉の魅力:心癒す水墨画・淡彩画の世界(22世紀アート)』 の著者。書道日本書芸院二科 審査員、全日本水墨画会 会員。書道・水墨画・淡彩画教室の主宰で講師を務める。
私にとって創作活動は、趣味でも有り本業でもあります。生涯絵筆を持ち続け、自然の美を追い続けるでしょう。夢をもつと想像力が豊かに、心が何時も穏やかであると絵の表現力は極まるでしょう。表現力がなければ人の心の真髄をゆさぶることはできません。
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『SOCIO(ソシオ)』は人間関係、働き方、新しいライフスタイルを軸にしたウェブ記事を提供するメディアです。人の悩みは9割が人間関係。「あの人苦手だな」「あの人がうらやましい」「なんで自分はこうなんだろう」。
社会で多様性(ダイバーシティ)が語られるほど、自己肯定感や個性についての悩みが増えていきます。価値観は人それぞれ。だからこそ、自分も大切にしてほしい。その第一歩が他人の意見に耳を傾けることだと、私たちは考えます。
その先に価値観が変化することもあれば、譲れないモノを見つけることもあるでしょう。様々な悩みを柔軟に解釈し、なりたい自分を目指していこう。
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