日本の生地 Made in Japan のモノづくりを守るために　株式会社奥山が6月1日にクラウドファンディング開始

2021-06-01 09:30

株式会社奥山(所在地：東京都荒川区、代表取締役社長：奥山貴弘、以下奥山)は、日本製生地を生産している中小繊維メーカーへの支援を目的に2021年6月1日、Readyforが提供するクラウドファンディングサイトを使ってプロジェクトを開始しました。

「日本の生地 Made in Japan のモノづくりを守るために」クラウドファンディングプロジェクト
URL： https://readyfor.jp/projects/nippori-fabric-okuyama

プロジェクト開始の背景

わたしたち奥山は日本製で、かつ世界でここにしかないオリジナル生地をこのような中小の生地生産メーカーと協同で作っています。
奥山が主に取り扱う商品は演奏者やエンターテインメントに関わる方々、例えばステージ衣装に使用したり、コスプレイヤーや外国の民族衣装、イベントやショーなどの装飾などに使用されます。

しかし、2020年からの新型コロナウイルスの影響により、演奏機会の喪失、イベントの延期・中止、外国人観光客の減少などから中小生地メーカーから仕入れたり、生地を企画する機会が減少していきました。日本のアパレル業界においても同様に洋服の生産量の激減や路面店の倒産、経済活動の縮小により中小規模の生地の生産ラインは受注減少、このことから生産は停滞し苦境に立たされております。

もし、そのような中小規模の生地生産メーカーが廃業したり生産ができない状況になると、奥山が誇ってきた日本製の生地、オリジナルの生地が提供できなくなります。今まで奥山が開発したり、メーカーの新商品がオンラインゲームの2.5次元舞台に使用されたことをきっかけに、奥山発信の生地をコスプレイヤーの多くの皆様からご利用いただくこともありました。そして、プロの演奏者の衣裳に奥山の生地が使われることで、これから未来ある演奏家の皆様が同じ生地で衣裳を作りたいとご来店したこともありました。

このことから、日本製生地の生産を少しでも盛り上げていきたい、伝統的な帯地や衣裳に使われる生地を作るノウハウが今後も受け継がれていけるように協力したいという想いがきっかけで、「中小の生地生産メーカーを支援するためのクラウドファンディング」を実施するに至りました。

奥山が生地生産メーカーと作る生地の特長

世界でオンリーワンの生地
イベントや舞台などで使われることを前提としているため、一般衣料で使われる生地は少なく、例えば、照明で色が飛ばないように発色の良いオリジナルカラーで染色したり、遠目からわかるように柄を大きく作ったりしています。

売り切ったら終了ではなく、人気商品は継続的供給が可能に
生地生産メーカーと協同で作ったオリジナル生地は1回の生産で終了ではなく、ステージで毎年同じ生地を使ってステージ衣装を作りたいというお客様、コミックやオンラインゲームでの使用がきっかけで、多くのコスプレイヤーが利用したいといったニーズにお応えすべく、1シーズンで終わらず繰り返し生産できる背景を整えています。

お客様が作りたい生地が実現可能になります。
奥山が作る生地だけがオリジナルな訳ではなく、舞台演出のため、イベント装飾のため、全員で揃える衣装のためなど様々な目的に応じて、数m～小ロットでお客様が欲しいオリジナル生地が生産工場の協力のもと作ることが可能です。

リターンについて

・3,000円：オリジナル生地が購入できる割引チケットを提供いたします。
・10,000円：割引チケットに加え、今回のプロジェクトで作る
　　　　　　オリジナル生地で作った巾着をご提供します。他にも、
　　　　　　上記に加えオリジナルグッズを加えたリターンもご用意しています。

プロジェクト概要

プロジェクト名：日本の生地 Made in Japan のモノづくりを守るために
期間　　　　　： 2021年6月1日～2021年7月31日
リターン　　　：割引クーポン、生産メーカーの生地で作った巾着やコースター
URL　　　　　： https://readyfor.jp/projects/nippori-fabric-okuyama