大新東株式会社 北海道えりも町と災害時協力協定を締結

~災害時の輸送車両と人員確保・炊き出し実施による協力~

 事業を通じて社会課題解決を実現する総合サービス企業 シダックスグループで、全国の民間企業の役員車、および自治体の公用車、貸切バス等の車両運行を行う大新東株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:森下 哲好、以下、大新東)は、2025年2月6日(木)、北海道えりも町(以下、えりも町)と災害時協力協定(災害等緊急時における輸送および炊出しの協力に関する協定)を締結しました。なお、本締結により、大新東が自治体と災害時協力協定を締結するのは5件目(2025年2月6日現在)となります。

締結式の様子。(写真左より二番目)えりも町 町長 大西 正紀様と、(写真左より三番目)大新東株式会社 取締役本部長 加倉井 啓雄
大新東がえりも町より運行受託している 運行管理車両

 当協定は、えりも町内において、自然災害等により町民の皆様の生命、身体および財産に重大な被害をもたらす緊急事態が発生する(および発生する恐れがある)際に、えりも町の協力要請のもと、
①大新東が受託運行する町内のスクールバス車両等を輸送手段として確保すると同時に、運転サービス士による運行サポートを行う(※具体的には、「地域の避難者を避難施設等へ輸送」「避難施設等から他の施設へ輸送」「協力者等を現場へ輸送」「食事の配送」等を想定)
②大新東が受託運営する町内の小学校・保育所等の給食施設を活用し、災害時に市民の皆様へ迅速に食事を提供(※1)すること
 を目的としています。

 えりも町は、北海道の中央部最南端にあり、襟裳(えりも)岬を代表とする景勝地が素晴らしい自然景観に恵まれた漁業と観光の町です。大新東は、2004年4月より、えりも町の基幹業務以外の業務(スクールバス・清掃車両・学校給食配送車運行、学校給食調理、斎場、観光施設運営等)を全国初の包括業務受託運営として開始。行財政改革の先駆けとして、自治体サービスの一助を担ってきました。2024年4月で業務受託開始から20年の節目を迎え、2025年2月現在、えりも町において14業務35施設を受託。約90名のスタッフが従事しています。

 大新東は、これまで東京都江東区、千葉県南房総市、宮城県名取市、大阪府千早赤阪村においても災害時協力協定を締結しています。また、シダックスグループにおいても、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震での炊き出し活動や支援物資の輸送などを通して被災地支援を実施しました。大新東が提供するサービスを通じて地域住民の皆様の幅広い生活支援を行うだけなく、この度の災害時協力協定締結により、えりも町とのさらなる地域連携を図ると共に、地域の社会課題解決に貢献したいと考えております。

 ※1……車両運行以外の業務については、大新東がシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に委託し、運営しています

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