世界における医療用ロボットとコンピューター支援手術機器の売上げは、2016年に36億米ドルに達する見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、BCCリサーチが発行した報告書「Medical Robotics and Computer-Assisted Surgery: The Global Market (医療用ロボットとコンピューター支援手術:世界市場)」の販売を開始しました。
当報告書では、医療用ロボットとコンピューター支援手術(MRCAS)機器の世界市場は、2010年におよそ20億米ドル規模でしたが、2011年から2016年において複合年間成長率(CAGR)11.1%で拡大し、2016年までには36億米ドル以上に達すると予測しています。米国は、2010年に世界におけるMRCAS市場の3分の2以上を占め、2016年までほぼその状態が続くでしょう。第2位の欧州は、世界のMRCAS市場において4分の1弱のシェアを占めています。アジア太平洋地域は、最も急速に成長している市場で、2011年から2016年においてCAGR約17%で拡大する見通しです。
医療用ロボットおよびコンピューター支援手術技術とは、外科医の直接管理のもと、外科医がコンピューター技術を活用して手術を執行する際に用いる機器やシステムのことで、従来の場合に比べ、より安全で、コスト効率が良い手術が可能となります。
低侵襲手術(MIS)技術の普及が進んでいるため、MRCASは世界中のますます多くの手術室で使用されています。外科医が直接確認できないほどの狭いスペースで繊細な手術を安全に行うために、外科医の目や手の延長として働く、リモートイメージングやデータ処理・フィードバック、そしてロボットといった機器の市場は拡大しています。
市場調査レポート: 医療用ロボットとコンピューター支援手術:世界市場
Medical Robotics and Computer-Assisted Surgery: The Global Market
http://www.gii.co.jp/report/bc216640-medical-robotics-computer-assisted-surgery-global.html
出版日 2011年09月
発行: BCC Research
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