オンライン直売所、こだわりを買って応援しよう

「買って食べる」から考える、食品ロスの減らし方とは

2020-12-17 14:30

(執筆:林幸奈)

自宅で過ごす時間が増え、外食の機会が減り、「こんな時期だからこそ、自炊に力を入れよう」と料理をする人は多いと感じます。食材を選ぶ上ではバランスや安全を考慮したいところですが、産地について考えていますか?

実は現在、新型コロナウイルスの影響により、食品の需要と供給のバランスが崩れ、「食文化の危機」とも言われています。飲食店の休業要請や休校で、外食の機会や給食がなくなったことにより、そうした場に食材を提供していた農水産業の人びとがSOSを出しているのです。

年間612万トンの食品ロス。コロナ禍でも……

現在、日本の食料自給率は40%を下回っています。しかしその一方で、まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」は年間612万トン(平成29年調査)出ているとされます。
<参考:環境省/我が国の食品廃棄物等及び食品ロスの発生量の推計値(平成29年度)の公表について>

食品ロスが生まれる背景
新鮮なものがいい→賞味期限の近いものは廃棄する
見た目はきれいな方がいい→少しでも傷があると廃棄する
食材の輸送時間が長く、傷んでしまう など

さらに新型コロナウイルス感染症の影響により、食材の行き場がなくなる、以前のような生産ができない、というケースが多く見られます。

  

オンラインの直売所で、生産者を直接応援しよう!

食べチョクは、生産者から直接食材を買える「オンラインの直売所」です。

直接購入できるメリット
食材が新鮮
珍しいもの、限定品も手に入る
生産者がどんな人かわかる
こだわり、オススメのレシピが聞けることもある など

なにより大きなメリットは、生産者が値段を決めて販売するため、直接的な支援になること。人柄が伝わるやりとりから、生産者のファンとして応援したくなる人も多いのだそうです。

食材の生産が難しい一方で、食べずに廃棄される食材がある。このような状況が続けば、食べたいものを食べる、栄養バランスを考えることもできなくなるかもしれません。

食品ロスを減らし、日本の食を支えるにはどうすればよいか。生産者だけでなく、私たちも自身の問題として、認識する必要があります。購入する方法を変えることで、直接生産者を応援し、食文化の将来を考えていきませんか?

 

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『SOCIO(ソシオ)』は人間関係、働き方、新しいライフスタイルを軸にしたウェブ記事を提供するメディアです。人の悩みは9割が人間関係。「あの人苦手だな」「あの人がうらやましい」「なんで自分はこうなんだろう」。

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設立   : 2014年12月
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