eCTD(電子化コモン・テクニカル・ドキュメント)の 自動生成を目的とした画期的な生成AIプラットフォーム 「Gen-eCTD(仮称)」を、複数の製薬企業のご協力のもとに開発中
株式会社ディビイ(本社：大阪市北区、代表取締役：高橋 成典※、以下「ディビイ」)はeCTD生成AIプラットフォーム「Gen-eCTD(仮称)」の開発を進めていることをお知らせします。
※「高」の字は正確には「はしごだか」です。
これまで、生成AIを使ってeCTDを生成するアプローチは様々に試行されてきましたが、生成AIとの対話のみでeCTDの作成を行うことは困難でした。しかし、このプラットフォームは、生成AIを含むシステム全体を「業務を代行するエージェント」として位置付け、作業工程全体を自動化していく手法を採用しました。これにより、詳細なワークフロー設計を行い、従来よりも高度な業務課題の解決を目的としたプラットフォーム設計としています。
今まで一般的に考えられていた生成AIの活用方法では対応が難しかった、複雑な業務プロセスの自動化が可能となり、効率的で正確なeCTD生成の実現を目指します。
今回の構築に際して、下記企業様から学習用データのご提供を受けております。これらの企業様のご支援により、実務に即したニーズを反映したシステム開発が可能となりました。
(敬称略)
対象サービス
生成AIプラットフォーム「Gen-eCTD(仮称)」
背景
医薬・製薬企業において、eCTD作成は通常、膨大なリソース(人材・時間)を必要とし、企業にとって大きな負担となっています。本プラットフォームは、この課題に対する革新的な解決策を提供します。
作成作業の人件費(内部リソースおよび外部委託)の大幅削減実現を目指しています。自動化されたワークフローにより、手作業で行っていた煩雑なプロセスを効率化し、ミスを減らしつつ、必要なリソースを最小限に抑えます。これにより、企業は貴重な人材を他の重要な業務に集中させることが可能になります。
申請から承認までの期間の大幅短縮を目指しています。迅速かつ正確なeCTDの作成は、ドラッグ・ラグ(新薬の承認遅延)およびドラッグ・ロス(市場投入の遅延)を減少させ、医薬品の市場投入までの時間を短縮します。結果として、患者に対して必要な治療を早期に提供できるようになります。
本プラットフォームは医薬・製薬企業に対し、コスト削減と時間短縮を同時に実現することで、業界全体の効率化と競争力向上に貢献します。
本プラットフォームは、年内にもα版をリリースし、その後はより多くの製薬企業様と順次コミュニケーションを行いながら、より実践的で実効的なシステムを目指してアップデートしていきます。
従来のサービスと今後について
ディビイは、QC業務支援システム「QCDox(キューシードックス)」で、文書の検索照合・突合のサポートツールを提供しており、すでに多くの企業様にご利用いただいております。今後は、「Gen-eCTD(仮称)」サービスとQCDoxとのシームレスな連携により、文書作成から品質保証としての検索照合・突合・履歴管理までの業務を一気通貫でサポートしていきます。
本件のご相談・お問い合わせ先
生成AIプラットフォーム「Gen-eCTD(仮称)」お問い合わせ
E-mail： dbe-sales@d-be.co.jp
会社概要
本社 ： 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8番47号 阪急グランドビル26階
代表者 ： 代表取締役 高橋 成典
設立 ： 2015年5月
事業内容： データベース操作環境ソフトウエアの開発販売
データベース操作環境クラウドサービスの提供
データベースおよびデータ操作関連システムの構築
会社URL ： https://d-be.co.jp/
