東京スター銀行、日本オラクルのシステム運用・管理サービス「Oracle Outsourcing」を採用

日本オラクル株式会社（本社：東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長：新宅正明）は、株式会社東京スター銀行（本社：東京都港区赤坂1-6-16、代表執行役頭取：タッド・バッジ）が、同行のスターワン外貨預金・住宅ローン管理システムの運用・管理に、日本オラクルの「Oracle Outsourcing」を採用し、このほどサービスの利用を開始したことを発表します。
　
本件では、日本オラクルの専門エンジニアが、遠隔地からセキュア(安全)なネットワークを通じて、東京スター銀行内で稼動するシステムに接続し、オラクル製品に関する必要な運用・管理作業を行います。また、24時間365日体制でシステムを常時監視して、障害を未然に防止すると同時に、最適なシステムのアップグレード作業も行います。

東京スター銀行では、日本初の預金連動型住宅ローン「スターワン住宅ローン」や新しい保証付外貨定期預金などのユニークな商品を次々と開発してきました。また、円預金や外貨預金、住宅ローンなどの資産を1つの口座でトータルに管理できる新型総合口座「スターワン口座」を顧客に提供してきました。

「スターワン口座」において中心となるスターワン外貨預金や住宅ローンを支えるシステムとして、同行は2003年2月より、本システムのデータベースとアプリケーションサーバーに、日本オラクルの「Oracle9i Database」および「Oracle9i Application Server」を利用してきました。本システムのシステムの運用・管理およびアップグレードに関してはこれまで自社内の情報システム部門で行っていました。

東京スター銀行ではシステムの安定運用とともに、運用コストの削減を目指していました。システムの運用・管理業務のうち、定型的な作業など適材適所でアウトソーシングを活用することで、自社のエンジニアをより戦略的な業務に配置することが可能となります。この「Oracle Outsourcing」は、運用・管理に替わる新しい運用・管理サービスとして導入されたものです。

日本オラクルの専門技術者のこれまでの製品に関する蓄積されたスキルとノウハウ、そして質の高い運用・管理を24時間365日体制で受けることができる点を高く評価し、採用を決定しました。また、金融機関に求められる高いセキュリティレベルを維持した上で、より少ないコストでより安定したシステム稼動のための運用・管理体制を構築できる点も、採用のポイントとなりました。

なお、本システムにおけるハードウェアの運用・管理は、伊藤忠テクノサイエンス株式会社（本社：千代田区富士見1-11-5、代表取締役社長：岡崎友信）が担当しており、「Oracle Outsourcing」と組合せてより信頼性と可用性に優れた運用・管理サービスを提供しています。

東京スター銀行は今後、「Oracle Outsourcing」を通じて、システムの運用体制を一層強化するとともに、運用コストを削減する予定です。これにより同行では顧客からの厚い信頼を維持・向上し、さらには新たな商品や顧客サービスの向上に集中することができます。

Oracle Outsourcingについて
日本オラクルの専門技術者が、顧客のシステムを24時間365日、ネットワークを通じて遠隔地から監視し、安定したシステムの稼動のための設定作業や、障害の予防、および障害発生時の迅速な対応を行います。顧客は自社のシステムの運用サポートをオラクルの専門技術者に委託することで、システムの運用にかかっていた手間とコストを削減することができます。また、IT部門は、システムの運用をオラクルに委託することにより、アプリケーションの開発やビジネスプロセスの設計といった、より戦略的な業務に集中できます。

東京スター銀行について（http://www.tokyostarbank.co.jp/）
東京スター銀行は、2001年6月11日に新銀行として営業を開始いたしました。現在、単体自己資本比率8.90％（2003年9月末現在）と国内基準とされている4％を大幅に上回る水準となっております。このような高い健全性のもと、「お客さまの“Financial Freedom”（＝お金の心配からの解放）を実現する」という企業フィロソフィーを掲げ、常にユニークで新しい商品やサービスの開発に取り組んでいます。インターネットバンキングにおいても、個人向けの「東京スターダイレクト」、法人向けの「スターBB!」などお客さま指向のサービスを提供しています。

日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,440 名（2003年5月末現在）。

■本件に関する報道関係お問い合わせ先：
日本オラクル株式会社　マーケティング本部
コーポレート・コミュニケーションズグループ 広報担当：栃尾　
TEL:03-5213-6927　E-mail:　Miki.Tochio@oracle.com
プレスルーム　http://www.oracle.co.jp/press/

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