【図解】資源を巡る主要国の利害と思惑がこの1冊に!小山堅著『地政学から読み解く!戦略物資の未来地図』2023年6月8日刊行

 株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は、小山堅著『地政学から読み解く!戦略物資の未来地図』http://www.asa21.com/book/b622553.html を2023年6月8日(木)に刊行いたします。

半導体の供給や電気自動車の製造にも大きく影響!

 米中対立が激化し、世界情勢が激変するなかで戦略物資への各国の眼差しが大きく変わってきています。経済効率の追求から、自国または同盟国の安全保障を重視する方向へと向かうことで、資源エネルギーなどを中心とした戦略物資の確保が重要になってきているためです。

 とくに近年は2020年に新型コロナが世界中で流行し、2022年にロシアによるウクライナ侵攻が起きたことで、半導体や化石燃料などの資源を巡る各国の政治的な動きが活発化。再生可能エネルギーへの転換や、グローバル経済によるサプライチェーンの崩壊などによって戦略物資への理解は一筋縄ではいきません。

本書は、日本エネルギー経済研究所専務理事・首席研究員の小山堅 氏が、戦略物資の現在地と未来の状況を地政学的な観点から読み解いた上で、それが国際情勢や各国の利害にどのような影響を与えるのかまでを丁寧に紐解きます。生活に身近な電気代、ガス代などのエネルギー価格のことから国家の盛衰までもが理解できるようになる1冊です!

戦略物資に注目すると、それぞれの国の思惑がみえてくる 

※以下 書籍より抜粋要約

なぜ、アメリカは「シェール革命」によって世界への関与の仕方を変えることができたのか。
なぜ、ヨーロッパは死に物狂いでエネルギーの安定供給を確保しようとしているのか。
なぜ、中国は最近になって石炭の利用を拡大しているのか。

 戦略物資とは国の経済活動を支えたり、国民生活の安定を維持したりしていくために欠かせない物資の総称です。事実、石油や石炭、天然ガスといった資源エネルギーが私たちの生活に欠かせないことは広く知られていることでしょう。
 ですから、戦略物資を巡る各国の動きは大きな〝政治的な渦〟となって、世界の問題として表出するわけです。その〝政治的な渦〟を紐解きながら、世界で何が起こっているのか。そして未来の世界はどうなっていくのか=未来地図を提示するのが本書の目的です。

7つの戦略物資の巡る最新情勢を解説

 「石油」「石炭」「天然ガス」「再生可能エネルギー」「クリティカルミネラル」「原子力発電」「水素・アンモニア」といった、7つの戦略物資の最新情勢を紹介。視覚的に理解できるように図解した戦略物資のマップを掲載。豊富なデータグラフとともに、わかりやすく解説しています。

主要プレイヤー別に戦略物資を巡る各国の思惑や利害を解説

 分断された世界でそれぞれの国・地域はどのように戦略物資を確保していくのか。同盟国・友好国との
協調を図りつつ、相対する国や地域とどのように競争を進めていくつもりなのか。
「アメリカ」「中国」「ロシア」「EU」「中東」など主要プレイヤー別に戦略物資を巡る各国の思惑や利害を丁寧に紐解いていきます。

書籍情報

地政学から読み解く!戦略物資の未来地図
地政学から読み解く!戦略物資の未来地図

タイトル:地政学から読み解く!戦略物資の未来地図
ページ数:296ページ  著者:小山 堅
価格:1,760円(10%税込) 発行日: 2023年6月8日
ISBN:978-4-86667-498-8
書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b622553.html
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866674989/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17427028/?l-id=search-c-item-text-01

目次

第1章 激動の時代のなかで 世界が戦略物資に向ける眼差し
第2章 資源を豊富に持つのはどの国なのか 戦略物資の最新地図
第3章 国家の命運を左右する 世界の分断と戦略物資
第4章 政治化する気候変動問題 脱炭素化から見た戦略物資
第5章 日本の戦略物資とその未来地図

著者プロフィール

小山堅(こやま・けん)

小山 堅 氏
小山 堅 氏

日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員
1959年、長野県生まれ。1986年、早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了、日本エネルギー経済研究所入所。2001年、英国ダンディ大学博士号(PhD)取得。東京大学公共政策大学院客員教授、東京工業大学科学技術創成研究院特任教授を兼務。著書に『エネルギーの地政学』(朝日新聞出版)『激震走る国際エネルギー情勢』(エネルギーフォーラム)などがある。


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