日本オラクル、パートナー企業が新認定制度「Specialization」取得を開始
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、2010年2月に刷新したオラクルのパートナープログラム「Oracle PartnerNetwork Specialized」(オラクル・パートナーネットワーク・スペシャライズド)の中核となる新認定制度「Specialization」(スペシャライゼーション)を本日より本格導入しました。また、本格導入に先立ち、このたび国内8社のパートナー企業が「Specialization」を取得したことを発表しました。
新認定制度「Specialization」は、オラクルが全世界共通で導入するパートナー企業向けの認定制度です。本制度は、1. パートナー企業のオラクル製品を活用した専門性の強化や市場での認知向上、2. ユーザー企業の課題解決に最適なパートナー企業とオラクル・ソリューションの選定、3. オラクル製品を積極的に活用して事業に取り組むパートナー企業のプロモーションを支援します。
「Specialization」では、オラクルの主力製品やインダストリー・ソリューションを中心に約30種類の専門領域カテゴリを新設し、カテゴリ別の認定基準を定めています。パートナー企業は、「Specialization」の認定取得により特定領域における自社の専門性を訴求することが可能です。また、複数の「Specialization」を取得したパートナー企業は、異なる認定を組み合わせることにより、幅広いオラクル製品を活用できる総合力の訴求が可能です。
日本オラクルでは、本日より「Oracle Database」、「Oracle Database Performance Tuning」、「Oracle Real Application Clusters」などのデータベース製品、基幹業務アプリケーション「Oracle E-Business Suite」、人材管理アプリケーション「PeopleSoft Enterprise Human Capital Management」、CRMアプリケーション「Siebel CRM」の「Specialization」から本格導入を開始します。また、本格導入に先立ち、次のパートナー企業8社が計11の「Specialization」を取得しました。
データベース関連製品の「Specialization」取得パートナー企業(五十音順)と認定「Specialization」
・株式会社システムサポート:「Oracle Real Application Clusters」
・株式会社第一コンピュータリソース:「Oracle Database」
・日本電気株式会社:「Oracle Database(Advanced Specialization)」、「Oracle Database Performance Tuning」、
「Oracle Real Application Clusters」
・富士通株式会社:「Oracle Database」
アプリケーション関連製品の「Specialization」取得パートナー企業(五十音順)と認定「Specialization」
・アクセンチュア株式会社:「Oracle E-Business Suite Financial Management」
・TIS株式会社:「Oracle E-Business Suite Financial Management」
・株式会社日立製作所:「Oracle E-Business Suite Financial Management」、「Siebel CRM」
・プライスウォーターハウスクーパース株式会社:「Oracle E-Business Suite Financial Management」
日本オラクルでは、今後、サーバー、ストレージ、ミドルウェア、その他アプリケーション製品など、30種類以上の専門領域カテゴリでの「Specialization」提供を順次予定しております。また、パートナー企業の「Specialization」認定取得を支援するため、プロモーション支援や技術者向けトレーニングなどのサポートをさらに強化します。
「Oracle PartnerNetwork Specialized」と「Specialization」概要
「Oracle PartnerNetwork Specialized」は、オラクルのデータベース製品の支援を中核に捉えた従来のパートナー制度から、買収による製品ポートフォリオの拡充にも柔軟に対応するものへと刷新したパートナープログラムです。
「Specialization」は、「Oracle PartnerNetwork Specialized」の中核をなすパートナー向けの新認定制度です。顧客事例などのビジネス面、オラクル製品やソリューションのスペシャリストとしてのコンピテンシー面からなる基準を達成することで認定が取得できます。
「Advanced Specialization」は、「Specialization」認定を取得、かつインプリメンテーション・スペシャリスト(Oracle University OPN認定スペシャリスト)を50人以上有している場合に与えられる認定です。
●参考資料
Oracle PartnerNetwork
OPNプログラム
ニュースリリース:日本オラクル、パートナー支援の新制度「Oracle PartnerNetwork Specialzed」を発表
●オラクルについて
オラクルは世界で最もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報室 小林
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/pressroom-151560-ja.html
YouTube日本オラクル広報チャネル http://jp.youtube.com/user/oraclejapanpr
- OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
オラクルのパートナープログラム「Oracle PartnerNetwork Specialized」の新認定制度「Specialization」発表にあたって、パートナー各社のコメント
◆アクセンチュア株式会社
アクセンチュアでは、オラクル社が提供する最新の技術・製品を活用した、より信頼性の高いソリューションをお客様にご提供すべく、「Oracle E-Business Suite Financial Management」の「Specialization」を取得しました。アクセンチュアでは今後、日本企業での対応が本格化するIFRS適用に向けて、当社が提供する経営管理業務の効率化・高度化を実現する「IFRS対応連結テンプレート」、「Oracle E-Business Suite Financial Management」を用いたITソリューションと、当社の深い知見、サービスを組み合わせることで、IFRS適用を契機としたお客様の変革を支援してまいります。
アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部 エグゼクティブ・パートナー 兼
アクセンチュア オラクル・イノベーション・センター長 大薗 博明
◆TIS株式会社
TIS株式会社は、日本オラクル株式会社の新認定制度「Specialization」プログラムの展開開始に合わせて、いち早く「Oracle E-Business Suite Financial Management」の「Specialization」を取得いたしました。TISはこれまで16年にわたっての「Oracle E-Business Suite」の取り組みで培ったノウハウを、業種別アドオンテンプレート、導入方法論「TEPSIM」、運用サービスメニュー「TEEMS」の形で標準化しております。特に会計分野においては、システムの導入・運用に加え、内部統制、決算早期化などの業務改革の点でもお客様からご評価をいただいております。このたび同分野での「Specialization」を取得することで、私どもの経験をより多くのお客様にお伝えできると確信しております。今後は特に企業ニーズの高まっているIFRS適用にて、業務・ITの両面からの対応支援サービスを一層強化してまいります。
TIS株式会社 執行役員 ITソリューションサービス事業部 事業部長 加藤 明
◆日本電気株式会社
日本電気株式会社は、「Specialization」プログラムの展開開始を歓迎いたします。当社は、このたびの国内での展開開始にあたり、いち早く「Oracle Database(Advanced Specialization)」、「Oracle Database Performance Tuning」、「Oracle Real Application Clusters」の「Specialization」を取得いたしました。今回の「Specialization」取得は、日々蓄積した高い技術力を支えに、ミッションクリティカルシステムを含む数々のシステムをお客様にご提供してきた成果と捉えています。また、Oracle Award 2010においては、「Partner of The Year」「Support Partner of The Year」他2賞を獲得しております。当社はオラクル社と20年以上にわたり協業関係にあり、ビジネス面、サポート面、技術面、あらゆる角度で実績を積み上げております。今後も、オラクル社の製品とその製品技術をいかす当社のサーバ、ストレージ、ネットワーク、ソフトウェアの各製品群及び高い技術力・専門性を組み合わせることで、クラウド・コンピューティングを始めとする新しい技術を活用したお客様のビジネス基盤の構築を進めてまいります。
日本電気株式会社 ITソフトウェア事業本部長 池田 治巳
◆株式会社日立製作所
日立製作所は、日本オラクル社によるパートナー企業の新認定制度「Specialization」の開始を歓迎します。当社はこのたび、基幹業務アプリケーションの「Oracle E-Business Suite Financial Management」、CRMアプリケーション「Siebel CRM」において「Specialization」を取得しました。創業100周年となる当社は、このたびの取得を機に、お客様のさらなるご信頼をいただけるよう、基幹業務システムやCRMといった領域の専門性を深めてまいります。今後も当社は、お客様、パートナーとの協創により新たな価値を創出する事業コンセプトuVALUEを推進してまいります。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
産業・流通システム事業部 事業部長 奥出 聡
◆富士通株式会社
富士通株式会社は、日本オラクル株式会社による「Specialization」プログラムの国内展開開始を歓迎いたします。弊社は、「Oracle Database」、「Oracle Solaris」、SPARC並びに関連するオラクル製品事業において20年来オラクル社とグローバルで協業を行っており、現在では多くの導入実績と高い技術力で世界中のお客様から評価をいただいております。その実績を客観的指標で認定、公に開示する「Specialization」プログラムは弊社のみならず、お客様にとって大きな利益となると確信しております。弊社はオラクル製品を使ったシステム構築・導入における実績に裏付けられた「確かな安心」をこれまで以上に多くのお客様にお届けしていきます。
富士通株式会社 執行役員常務 山中 明
◆プライスウォーターハウスクーパース株式会社
プライスウォーターハウスクーパース株式会社は、「Oracle PartnerNetwork Specialization」プログラムにおきまして、「Oracle E-Business Suite Financial Management」の「Specialization」を取得いたしました。先進的で革新的な機能を備えた「Oracle E-Business Suite R12」はお客様のビジネスの発展と利益の向上に貢献するものと確信しております。この最新のソリューションを活用してコンサルティングを展開する上で、「Specialization」の取得は我々の経験や実績とともに体系立てた知識を有し活用していることを、お客様からも認識され信頼をいただけるものと考えます。当社はコンサルティングビジネスの増強に向け、またひとつ大きなアドバンテージを獲得しました。
プライスウォーターハウスクーパース株式会社 パートナー 豊國 成康