日本オラクル、パートナー企業9社による「Oracle Enterprise Resource Planning Cloud」本格展開を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は本日、パートナー企業9社が企業の基幹業務向けクラウド・サービス「Oracle Enterprise Resource Planning (ERP) Cloud」の導入・拡張を支援する13種類のソリューションを提供開始し、「Oracle ERP Cloud」を本格展開していくことを発表します。13種類のソリューションは、「Oracle ERP Cloud」の短期導入サービスや導入前アセスメント・サービスに加え、クラウド型会計・財務情報の評価・分析支援ツールの短期導入、東南アジア10カ国からなるASEAN地域への進出支援テンプレートや、製品企画を支援するクラウドの導入支援サービスなどから構成され、本日より利用可能になります。
今回、パートナー企業9社が提供するソリューションにより、お客様に以下の利点を提供します:
●「Oracle ERP Cloud」を短期間で費用を抑えて導入
●オラクルのオンプレミス型ERP製品を活用するお客様向けに、「Oracle ERP Cloud」のコンポーネントで、会計・財務情報の評価・分析支援ツール「Oracle Accounting Hub Reporting Cloud」を短期導入
●「Oracle ERP Cloud」を導入するためのアセスメントを簡易に実施し、クラウド・サービスの効率的な移行・導入を実現
●ASEAN進出のための事前定義済みのテンプレートを提供、短期間、低コストの実装を実現
●グローバル・サプライチェーンに対応したクラウド・サービス「Oracle Supply Chain Management (SCM) Cloud」のコンポーネントで、製品企画を支援する「Oracle Innovation Management Cloud」の効果的な導入
「Oracle ERP Cloud」は、は市場において最も完全なかつ先進的で実績のあるソリューションです。中堅企業や、急速な事業拡大、グローバル進出する企業にとって従業員から経営者まで情報をリアルタイムに利用でき、デジタル端末を選ばない最新のユーザー・エクスペリエンスを提供、使い易さを重視した入力画面に加え、豊富なレポーティング・ツールがすでに組み込まれており、ビジネスにおける生産性向上とプロセスの効率化を支援します。また、世界中のクラウド事業者が採用している、最新テクノロジーを駆使したオラクルのクラウド基盤をベースに構築されています。クラウドへの移行パスとして、一部の業務機能のみをクラウド活用する場合や、既存のオンプレミスと新たにクラウドを共存させる方法だけでなく、オンプレミスの大規模システムをクラウドへすべて移行する選択肢も提供しています。
オラクルのSaaSは主に、「Oracle Marketing Cloud」(マーケティング支援)、「Oracle Sales Cloud」(営業支援)、「Oracle Service Cloud」(カスタマー・サービス支援)などのCustomer Experience (カスタマー・エクスペリエンス)の向上を目的としたクラウド・サービスや人材管理のクラウド・サービスである「Oracle HCM Cloud」、基幹システム業務を支援する「Oracle ERP/SCM Cloud」や経営管理ソリューション「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」などの「Oracle Enterprise Planning Management Cloud」から構成されており、包括的なクラウドのアプリケーションによりお客様の業務を支援しています。
パートナー各社より提供されるソリューションの特長は以下の通りです。(五十音順)
【導入サービス】
・イデア・コンサルティング株式会社
▼iDEA Cloud Service 経理業務支援Pack
イデア・コンサルティングでは、ERPの豊富な導入経験を生かして、「Oracle ERP Cloud」を短期間、低コストで導入を可能にする中堅企業向けテンプレートを提供します。お客様が導入メリットを最大限に享受できるよう、導入検討から運用開始後の保守・活用にいたるまでの幅広いフェーズで、経理業務および製品機能に精通したコンサルタントが支援します。
・インフォシス リミテッド
▼Oracle ERP Cloud固定価格ソリューション
本ソリューションは、事前構成済みの業務プロセスと導入をサポートするアクセラレータ、ツール及びテンプレートなどを、豊富に備えています。また、当社の様々なクラウド導入実績及びグローバル規模の業務変革プログラムとプロジェクト支援を通じで得た実践的な経験により、ビジネス価値と最新のプラットフォーム共に決められた時間内に導入できるようにご支援します。
・株式会社NS・コンピュータサービス
▼Financials Cloud(ASEANローカライズ対応)導入サービス
▼Oracle ERP-Oracle Cloud連携ソリューション導入サービス
2種類のサービスを提供しています。「Financials Cloud(ASEANローカライズ対応)導入サービス」は、ASEANへ進出している、また進出する予定の企業向けに、早期立ち上げが500万円から可能となります。「Oracle ERP-Oracle Cloud連携ソリューション導入サービス」は「Oracle ERP Cloud」とオラクルのERPを連携することにより、各種会計情報の蓄積・分析・加工を行い迅速な意思決定を支援するサービスを298万円から提供します。両ソリューションにより、成長する企業経営を支援していきます。
・新日鉄住金ソリューションズ株式会社
▼オンプレミス-クラウド ハイブリッド型/Oracle E-Business Suite システム再構築ソリューション
新日鉄住金ソリューションズは、1995年より「Oracle E-Business Suite」を中心にOracle Applications製品のSIパートナーとして、製造・サービス・金融・公益の幅広い業種で数多くの企業様での基幹システム構築並びにバージョンアップを支援してきました。これら実績をもとに、システムの再構築をご検討される「Oracle E-Business Suite」ユーザーに対し、ビジネスの継続とコスト低減の両立を実現するオンプレミスとクラウドのハイブリッドでのERPシステム再構築を支援します。
・TIS株式会社
▼ERP Cloud活用(ハイブリッドERP構築)支援
▼Financials Cloud導入アセスメントサービス
▼Reporting Cloud導入アセスメントサービス
「ERP Cloud活用(ハイブリッドERP構築)支援」は、国内外子会社向け2層ERPとしての「Oracle ERP Cloud」のFinancialsの活用や、「Oracle Accounting Hub Reporting Cloud」による会計情報の可視化により、グループERP全体最適を実現します。また、調達管理やプロジェクト会計など、特定業務としてのクラウド活用も今後展開予定です。
「Financials Cloud導入アセスメントサービス」および、「Reporting Cloud導入アセスメントサービス」では、現状分析、クラウド活用の範囲等の調査・検討により、「Oracle ERP Cloud」のFinancials、または「Oracle Accounting Hub Reporting Cloud」導入のためのプロジェクト計画を策定します。
・株式会社中本・アンド・アソシエイツ
▼デジタルスピード経営Essential
▼アナリティクス経営Essential
「Oracle ERP Cloud」および、「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を活用し、経営の迅速な判断とアクションに不可欠なインフラであるクラウド基幹システムを、低コスト・スピーディーに導入するサービス「デジタルスピード経営Essential」および、デジタル情報を本格的に経営に活かすしくみ・経営管理制度を定着化させるアナリティクスソリューションサービス「アナリティクス経営Essential」を、国内はもとより海外拠点に対しても、低コスト・短期間で支援するサービスを展開しています。
・日本アイ・ビー・エム株式会社
▼イノベーション管理プラットフォーム構築ソリューション
製品イノベーションを実現するために、構想から実現までトータルで支援します。製品/商品企画・開発に関わる、(1)多種・多量な事業アイデアを生み出すための仕組み (2)商品アイデアを着実に育て、有望案を絞り込んでいくための仕組みの構築をクラウドを用いて短期で実現し、製品イノベーションの成功確率を向上させることが可能となります。
【コンサルティングサービス】
・株式会社 R.D.Works
▼「Oracle ERP Cloud」導入前アセスメント
Oracle ERP Cloudの適正診断を行います。ビジネスの性格、規模から「Oracle ERP Cloud」が最適のソリューションであるか否かを判断し、おおまかな導入スコープを定義することで導入後のビジネスイメージを明確にします。導入ロードマップの提案では、各社向けにカスタマイズしたロードマップを作成し、期間、コスト、主要な業務変更点に加え、想定されるリスク、チャレンジを具体的に提示します。
【機能拡張サービス】
・SCSK株式会社
▼Oracle ERP Cloud Extension サービス 超高速開発・実行基盤 FastAPP
お客様固有の業務に合わせて、「Oracle ERP Cloud」を補完する拡張機能を実現するサービスです。SCSKオリジナルの超高速開発・実行基盤FastAPP(ファストアップ)を使うことにより、「迅速な開発」「容易な運用」「柔軟な改善」が可能となり、従来のアドオン開発に比べて低コスト・短期間での構築が実現できます。
日本オラクルでは、「POCO(The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに市場に向けて、オラクルのクラウド導入による顧客が享受する価値の浸透を図っています。「Oracle ERP/SCM Cloud」は基幹業務やグローバル・サプライチェーンにおけるさまざまな要求に対応するクラウド・アプリケーションとして、簡単かつ迅速に導入することができ、ユーザーにも直観的で分かりやすく効果的に活用していただけるよう取り組んでいきます。
参考リンク
・Oracle ERP Cloudの概要
http://www.oracle.com/jp/corporate/features/erp-cloud/index.html
・パートナー各社 ソリューション一覧
http://www.oracle.com/jp/corporate/features/erp-cloud/overview/index.html
日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援 する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
日本オラクル公式ソーシャルメディアチャネル
・Facebook http://www.facebook.com/OracleJP
・Twitter https://twitter.com/Oracle_Japan
オラクルについて
オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 斉藤
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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