アリババグループの採用したAI物流ロボット 「EVE」国内発売に伴い製造会社「Geek+」の日本法人設立

中国の物流ロボットの製造・販売を手掛ける中国ギークプラス社(本社:北京)は、2017年8月1日、日本市場の参入を果たすべく、日本法人、株式会社ギークプラス(本社:千葉県印西市、代表取締役:佐藤 智裕、以下「ギークプラス」)を設立いたします。

中国ギークプラス本社は、現在までに物流ロボット産業における資金調達額として史上最大規模の100億円以上の資金を調達に成功。物流ロボット技術のリーディングカンパニーとして「T-mall」を手掛けるアリババグループをはじめ、VIPShop、Suningを含む20以上の顧客から約1,000台のロボットを倉庫に導入しています。

商品を倉庫から取りに行くピッキング作業と、入荷時に商品を保管する棚入れ作業をロボットで自動化することにより、従来と比較し作業効率が6倍になり、省人化と人件費の削減を可能にします。

Geek+ 導入事例一覧

AI物流ロボット「EVE-イヴ」国内稼働現場(千葉県印西市プロロジスパーク千葉ニュータウン)

会社概要

商号 : 株式会社ギークプラス

設立 : 2017年8月1日

所在地: 千葉県印西市泉野1-2 プロロジスパーク千葉ニュータウン5F

代表者: 佐藤 智裕

ギークプラス設立の目的

ギークプラスは中国ギークプラス社製品の輸入販売元として国内における販売、ユーザーサポート業務を通してお客様のlogistics partnerとなり、あらゆる物流オペレーションの課題解決策を提供いたします。

ロボットソリューションの提供により、人手不足、「働き方改革」、作業環境改善、企業ブランディング等のあらゆる側面から物流業界へ貢献して参ります。

今後の導入先としては、ECプラットフォーム、3PLプロバイダー、運送会社、オフライン小売業者、アパレル、医薬品、自動車およびエレクトロニクス製品の製造業者主な利用者ターゲットとしています。

従来の労働集約型の物流業界は、 ロボット技術とAI技術の急速な発展に伴い、倉庫管理業界は変革を遂げつつあります。ギークプラスは業界をリードする技術力と物流業務の深い理解を持って、今後世界規模でAI物流ソリューションの提供を進めます。

AI物流ロボット「EVEシリーズ」の特徴

1、省人化:ピッキング効率約6倍

AI物流ロボット導入により、ピッキング、棚入れ作業を自動化することが出来る為、「従来の拠点では棚にある商品を人が取りにいく、もしくは棚入れをするといった作業が発生していたが、作業者の前に棚が来るようになり、『歩く』という作業が大きく軽減されます。1時間に50点程度であったピッキング数を300点以上に引き上げることが可能となり、作業効率が飛躍的に向上します。

2、システムの活用:倉庫レイアウトの最適化、需要予測が可能

EVEを制御するシステム内ではモノが動いたデータを蓄積・判別し、人気商品の棚を出荷場近くに自動で移動するので、倉庫レイアウトの最適化が図れます。

3、導入費用の早期回収:約2年で導入費用の回収が可能

物流の大型機械の導入はこれまで初期の高額投資、資本回収の長期化などの導入リスクを抱えておりました。EVEは、人に代わって作業を行い、大幅に人件費を削減できる為、約2年で導入費用の回収が可能となります。

日本での第一号事例

第一号クライアントとして、フルフィルメントプロバイダーの株式会社アッカ・インターナショナル(本社:東京都港区、代表取締役:加藤 大和、以下アッカ・インターナショナル)が手がけるビルケンシュトックジャパン株式会社の公式通販サイト( http://www.birkenstock.com/jp )案件で導入いたしました。

アッカ・インターナショナルは400以上のアパレルブランドを取り扱うフルフィルメントサービスプロバイダーとしてロジスティクス、カスタマーサポート、商品撮影スタジオ、サイトクリエイティブまでの業務オペレーションを提供しています。

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