次世代の住環境に対応する『建築家具/建築の機能を併せもつ家具』シリーズの開発に着手しました。
建築金物の総合エンジニアリング企業である杉田エース株式会社(東京都墨田区 代表取締役社長 杉田直良 JASDAQ:7635)は、株式会社ATELIER OPAと提携し、「建築家具/建築の機能を併せもつ家具」シリーズの開発に着手しました。建築家具とは、可変性の高いインテリアを実現するための家具であり、ワンルーム空間に建築家具さえあれば、その他の家具や間仕切壁などがなくても生活環境が成立するという、まったく新しいコンセプトです。
近年、建物の長寿命化のための手法として、スケルトン・インフィルという考え方が広く受け入れられてきています。スケルトン・インフィルとは、スケルトン(建物の躯体部分)からインフィル(更新しやすい設備や間仕切り)を切り離し、生活の変化に対応できるようにしたシステムのことです。しかしインフィルは、数年に一度あるような用途変更には対応できますが、日常的な用途変更には対応できません。そこで、日常的に変更できるようなインフィルを目指して、建築家具シリーズは構想されました。また本シリーズは、オフィスから住宅などへコンバージョン(用途変更)した際のインテリアとしても適しているため、今後は建築家具によるコンバージョンが普及していくでしょう。
この建築家具シリーズの第一弾として、「モバイルキッチン」と「フォールダウェイゲストルーム」を提案します。「モバイルキッチン」は、クッキングヒーター、シンク、棚がコンパクトにまとまった可動式のキッチンで、鍋をする時やパーティー時などに使われ使われることを想定しています。「フォールダウェイゲストルーム」は、来客があった時にだけ、自由な場所に瞬時に組み立てられるゲストルームです。昨年発売しグッドデザイン賞を受賞した、自由にレイアウトできる家具「アルミハニカムファニチャー(AHF)」も、この建築家具シリーズのひとつとして位置づけられます。
建築家具シリーズのコンセプトモデルの「モバイルキッチン」と「フォールダウェイゲストルーム」は、6月27、28に開催する建築金物総合見本市【エスタ2008】にて展示し、発表いたします。
来場ご希望の方は、下記公式ホームページより事前登録ください。
会期:東日本会場(東京ビックサイト)6/27〜28
西日本会場(京セラ大阪ドーム)7/11〜12
エスタ2008公式ホームページ http://www.ace-esta.jp/
◆建築家具については http://www.kenchikukagu.com/
◆本リリースに関するお問い合わせはこちらまで
杉田エース(株) 営業企画課 菊地
TEL:03-3633-5169 E-mail:info@sugita-ace.co.jp
URL http://www.sugita-ace.co.jp/



