[イベント開催報告]シルバーリハビリ体操  全国オンラインフェスティバルを開催! ~住民同士の自助・互助による介護予防活動を支援~

全国33市町村の体操指導士・行政関係者・理学療法士500名以上がエール交換!

公益社団法人日本理学療法士協会(所在地:東京都港区、会長:半田一登)は、2021年2月8日(月)に「シルバーリハビリ体操 全国オンラインフェスティバル」を開催いたしました。本イベントは、住民主体型の介護予防事業の推進に向けた活動として実施したものです。(後援:厚生労働省)

体操の様子(石川県・中能登町)
体操の様子(石川県・中能登町)

シルバーリハビリ体操は、リハビリテーション専門職が治療に使う運動を基に考案された体操です。リハビリテーションの理念に則り、ひとつひとつの体操の目的が明確で、特別な道具を使わずに組み立てられていることから、元気な高齢者だけでなく介護が必要な方にも対応できるという特徴があります。

また、住民主体型の介護予防事業は、体操指導士として養成された住民が主体となり、住民同士の「自助・互助」による介護予防の活動を促進するものです。日本理学療法士協会は、住民による自助・互助による介護予防の活動を、「運動の専門家」の立場から、これまで力を入れて支援してまいりました。

参加者は、シルバーリハビリ体操による介護予防事業行っている、またはこれから導入を予定している全国33市町村の体操指導士・行政関係者・理学療法士で、500名以上の方がオンライン上で一堂に会しました。

参加市町村一覧
参加市町村一覧

イベントでは、シルバーリハビリ体操の考案者である茨城県立健康プラザ管理者大田仁史先生より、「新しい生活様式とシルバーリハビリ体操」について講演をいただきました。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛の影響による地域在住高齢者の身体的・社会的フレイルを防いでいくためにも、シルバーリハビリ体操による介護予防事業を継続していくことの大切さについて学び、参加した体操指導士・行政関係者・理学療法士の中で認識を一つにしました。

続いてのエール交換では、北は北海道・南は沖縄まで、それぞれの市町村で活躍する指導士会から日頃の体操教室の様子や活動に対する想いを発表していただきました。思うように体操教室が開催できず、指導士にとってももどかしい状況下にありますが、地域のために活動していきたいという共通の想いに触れ、新型コロナウイルス感染症に負けずに取り組んでいこうという気持ちを共有する機会となりました。

エール交換(北海道・猿払村)
エール交換(北海道・猿払村)

最後の体操実技では、理学療法士のデモンストレーションの下、各地の会場を中継しながらシルバーリハビリ体操を行い、大盛況の中、幕を閉じました。
今後も日本理学療法士協会は、都道府県理学療法士会とともに住民主体型介護予防事業への支援に積極的に取り組んでまいります。

開催概要

名称  :シルバーリハビリ体操 全国オンラインフェスティバル
主催  :公益社団法人日本理学療法士協会
     (運営:公益社団法人石川県理学療法士会)
後援  :厚生労働省
日時  :2021年2月8日(月)13:00~15:45
参加者 :市町村行政担当者、理学療法士担当者、体操指導士
配信方法:Zoomでのライブ配信

主催団体概要

団体名: 公益社団法人日本理学療法士協会
代表者: 会長 半田 一登(はんだ かずと)
所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木七丁目11番10号
設立 : 1966年7月17日
URL  : http://www.japanpt.or.jp/


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