PM・PL向けの「プロジェクト実務力開発支援サービス」　 2つの観点から改良したCATS(Ver3.0)が11月9日に正式リリース

2017-11-09 08:00

ITプロジェクトの品質保証サービスに取り組むグローバル・リンク株式会社(本社：東京都港区、代表取締役：渡辺明貢)が開発・提供している“プロジェクト実務力開発支援サービス「CATS」”＜ビジネスモデル特許出願中：特願2016-2937＞を、“診断の正確性”と“診断時間の短縮化”などの観点から大幅に改良し、CATS(Ver3.0)として、11月9日正式にリリースします。

ITプロジェクトの成否は、PM(プロジェクトマネジャー)やPL(プロジェクトリーダー)の手腕次第と言われていますが、IT人材不足の深刻化が進む一方で、プロジェクトに要求される「品質、スケジュール、コスト」目標は高まるばかりです。多くの企業では、PMやPLの育成・強化を図る研修などの取組みに多くの時間と莫大な費用を掛けているものの期待した成果はほとんどど出ていないのが実情です。

当社が開発した“プロジェクト実務力開発支援サービス「CATS」”は、PMやPLの実務力を診断し、ケーススタディ中心の研修により気づきを通して弱点を強化する「診断と研修の2ステップ方式」です。

本サービスは、2016年に1月にリリースして以降、金融系のIT子会社様をはじめとして10社以上の企業様、延べ150名以上のPMやPLの方々に、プロジェクト実務力の強化支援を実施させていただいております。

CATS(Ver3.0)の主な改良点(抜粋)

1.診断
ITプロジェクトの目標を達成するためのプロジェクト実務力(「認識力・判断力」、「企画力・計画力」、「組織指導力」、「目標達成重視行動力」、「プロ意識・倫理・多様性理解力」、「コミュニケーション力」)について、独自に開発した診断ロジックによりプロジェクト実務遂行上の弱点を正確に判定します。また、 “診断”に対する抵抗感を払拭するための仕組みを取り入れるとともに、多忙を極めるPMやPLの方々にも“診断”を受診していただけるよう、診断に要する時間を1時間以内に短縮しました。

2.評価分析
CATS専属の評価メンバーが、PMやPLの個別評価に加えて、組織(会社、部門)の傾向(特徴：強み・弱み)や他企業のPMやPLとの実務力比較など、詳細な評価分析を行います。尚、分析結果については、レポートを作成しますので、新規プロジェクト発足時のPMやPLのアサイン時や教育計画、育成計画を策定される際などに、有効活用していただける内容に改定しました。

3.研修
診断結果に基づき、弱点ポイントを確実に実務レベルへと導く研修を提供します。研修は、全6コース(各実務力)、ケーススタディ(グループ討議、含む)方式です。また、多忙なPMやPLの方々にも受講していただけるよう、すべて1日(終日)研修としました。

本サービスの優位性

1.“診断”の優位性
(1)知識の有る無しではなく、プロジェクト実務力を診断します。
(2)お一人お一人のPMやPLレベルが明確に把握可能です。
(3)プロジェクトメンバーに対する日常対応の傾向が読み取れます。

2.“分析レポート”の優位性
(1)診断結果を基に、PMやPLとしての実務力を様々な観点から分析します。
(2)貴社のPMやPLの相対評価に留まらず、他社のPMやPLとも比較した実務力レベルの判定や傾向分析を行います。

3.“研修”の優位性
(1)研修受講者の実務力診断結果を事前に把握した上で研修を行うことにより、受講者のレベルに合わせた研修を実施します。
(2)診断結果に基づき、必要な研修だけを選択受講することが可能ですので、大切な時間とコストを無駄にしません。
(3)プロジェクト実務に沿った実践的な研修内容であり、一般的なマネジメント知識や、マネジメントルールを学ぶ基礎研修ではありません。

サービス内容

1.実務力診断の実施
2.診断結果に基づく詳細な分析とレポートの作成
3.診断結果に基づく研修開催
※上記1、2につきましては診断人数、上記3につきましては、研修コース・回数決定後、別途お見積りさせていただきます

≪補足≫“CATS(Ver3.0)”の改良点
1.業務イメージに近い設問方式を採用
プロジェクト業務におけるPMやPLの仕事、それは状況に応じて下す適切な判断そのものです。CATS(Ver3.0)の設問は、すべて設問に対するメンバーからの回答を“3段階評価する”形式で構成しています。

2.診断のための設問数はわずか24問
多忙を極めるPMやPLの方々に一人でも多く受診していただけるように、診断に要する時間は、1時間以内で完了できるように改良しました。しかも、診断途中での中断・再開も可能ですので、万が一仕事の割り込みが入った場合もOK。さらに、WEB診断ですので、24時間365日いつでも受診可能です。

3.設問はPMBOKに準拠
設問は、全てPMBOKで定義されているエリアから出題。しかも、(規模の大小を問わず)プロジェクト業務において起こり得る代表的なトラブルやイベントを抽出して設問を作成しています。また、上記設問は、150名以上のPMやPLの方々の協力を得て、当社が作成した完全オリジナルの設問です。

4.評価結果の信頼性
長年にわたり数多くのプロジェクトのPMを経験してきた、複数のCATS専属の評価メンバーが、診断結果に基づき、お一人お一人の評価を丁寧に分析します。また、他企業との比較分析、実務力レベルの傾向分析も併せて実施します。

5.実務力研修
研修は、ケーススタディ(グループ討議含む)方式で、プロジェクト実務に直結した内容に改定しました。各ケースへの効果的な対処方法だけではなく、注意点、失敗例、過去の類似事例などの関連情報を含めて重要なポイントを理解していただくことが可能ですので、直ぐに実践で活用・応用していただくことが可能です。