ダイエット経験者の約9割が誘惑に負けてしまっていたことが判明! 油を上手に取り入れることで満腹感・満足感が続く?! ~ダイエットの最難関、食欲を上手にコントロールする方法とは~
徐々に薄着になってくる季節、体型が気になり、ダイエットを意識する人も多いのではないでしょうか。首都圏在住の30~40代女性を対象とした調査では、ダイエット中の過度なカロリー摂取や、自身で課したルールを破ってしまうといった、食欲のコントロールができなかった経験が明らかになりました。ダイエット中のストレス等で必要以上に食欲が増してしまうという事態を防ぐには、意外かもしれませんが、「油」を取り入れることがカギとなります。そこで今回は、上手に食欲を抑え、かつ脂肪燃焼の効果も期待される一石二鳥の方法について、オイルビューティシャンAKIさんにお話を伺いました。
ダイエットの大敵「食欲」に負けてしまったダイエッターは約9割!?
調査結果によると、食事制限ダイエット経験者のうち87.0%の人が「食欲をコントロールできなかった経験がある」と判明。おかわりなどで量をたくさん食べてしまったり、自分で食べないとルールを決めていたにもかかわらずその食品を食べてしまったりと、我慢と誘惑との戦いに負けてしまうダイエッターが続出している実態が明らかになりました。
さらに具体的にどのような食事制限ダイエットを行っているのか調査したところ、特定の食材を減らしたり、置き換える方法が主流であることが分かります。
ダイエット中こそ押さえておきたい「PFCバランス」とは?
私たちのカラダづくりの基本として、PFCバランス(P=たんぱく質、F=脂質、C=炭水化物)があり、たんぱく質13~20%、脂質20~30%、炭水化物50~65%が栄養バランスの黄金比とされています。そのため、特定の食材を減らしたり、置き換えたりすることはバランスが崩れる原因となり、エネルギー不足に陥ってしまうことも。その結果、お腹が空きやすくなってしまい、食欲を我慢できず、つい食べてしまう…というような逆効果につながりかねません。
そこで取り入れたいのが、最近「健康オイル」としても注目されている“MCTオイル”です。普段の食事に少しプラスするだけで満腹感が得られやすいだけでなく、脂肪燃焼効果も期待されておりおすすめです。
今注目のMCTオイルとは
MCTとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、母乳や牛乳などの乳製品、さらにはココナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分です。一般的な食用油に含まれる長鎖脂肪酸(Long Chain Triglyceride)などと比べて、素早く消化・吸収される特長があります。エネルギー源となるケトン体を効率的に生成し、無理なく脂肪燃焼体質に。医療やスポーツ、生活習慣病予防など、様々な場面で世界的に利用されています。
4週間に渡って、MCT食、LCT食、低脂肪・高炭水化物食を摂取した被験者を比較したところ、MCT群ではケトン体濃度が高く、満腹感が高いことが確認できました。ケトン体には脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあるため、空腹感を感じにくくなったと考えられます。※
つまり、必要以上のカロリー摂取を防ぐ方法の1つとして、MCTオイルを生活に摂り入れることが良いと言えるでしょう。
※出典:Int J Obes Relat Metab Disord. 2001 Sep;25(9):1393-400.
普段の食事や飲み物にMCTオイルをプラスして、「満腹感&美味しさ」をアップ!
ダイエット中の人ほど「油は大敵」と避けがちかと思いますが、きちんと質を選べばダイエットの手助けをしてくれることも。食べる量を減らしたり、置き換えるのではなく、普段の食事に小さじ1のMCTオイルをプラスするだけなので、食欲を我慢しすぎず、無理なく続けやすいです。例えば朝食メニューの場合、みそ汁やヨーグルト、スムージーに。中でも「みそ汁+MCTオイル」の組み合わせは満腹感をアップさせてくれるだけでなく、コクもアップしてくれるためおすすめです。「MCTオイル」を上手に活用しながら食べ過ぎや無駄な間食を防ぎ、健康的に理想のカラダを目指しましょう。
▼今回お話を伺ったのは…
オイルビューティシャンAKI
札幌市出身。一般社団法人日本オイル美容協会シニアオイルソムリエ(元理事)として、講師、講演などを行なっているオイル美容家。30代半ばに体調不良により食事を見直し、40歳で上京後、さらに肌トラブルと敏感肌に悩む中「揺らぎ期」に突入。加齢に向き合うべく当時注目を集め始めた『オイル美容』を学び、美容家となる。
2020年、自身が企画開発するオイル美容ブランド「スプレッド アンド ディープ by AKI」を立上げ、延べ1万人以上のカウンセリング経験から導き出した独自のオイル美容法や身体の内側・外側に必要なオイルの見極め方などを発信。一人でも多くの方に届けるべく活動中。
調査概要
調査タイトル:「生活習慣に関する実態調査 2022」
調査対象 :首都圏在住の女性400名(30代 200名、40代 200名)
調査期間 :2022年2月18日~2月19日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :MCTプラス・コンソーシアム
「MCTプラス・コンソーシアム」について
「MCTプラス・コンソーシアム」は、近年市場拡大を続けているMCT(中鎖脂肪酸)の健康価値や日常生活での取り入れ方を、カラダづくりの専門家による最新研究・調査などを交えながら広く発信しています。
▼「MCTプラス・コンソーシアム」WEBサイト
https://mct-plus.jp/