野村総合研究所が金融機関向けSaaS型ソリューションのIT基盤に「Oracle Exadata」とオラクルのデータベース・セキュリティ製品群を導入し、高セキュリティと高集約を実現

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:此本 臣吾、 以下NRI)が、同社が提供する金融業向けSaaS (Software as a Service)型ソリューションのIT基盤としてオラクル製品群を導入したことを発表します。このたび稼働開始したのは、オラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine (以下 Oracle Exadata)」および「Oracle Database 12c」のマルチテナント機能、さらに、セキュリティ強化を実現するデータベース・セキュリティ製品「Oracle Database Vault」および「Oracle Advanced Security」などの製品群です。これにより、NRIは金融機関向けのSaaSを数多く提供するシステム基盤であるNRI金融クラウドのさらなるセキュリティ強化、高集約化と性能向上を実現しました。

NRIが提供する金融機関のアウトソーシング業務に対応するIT基盤に求められる要件を検討した結果、数千万口座の管理能力や、秒間100トランザクション以上の処理能力、高度なセキュリティ対策機能などを重視し、「Oracle Exadata」のオールフラッシュ型モデルの導入を決定しました。選定にあたっては、「Oracle Exadata」はサーバーとデータベースのストレージが一体型であるため、物理的な隔離によりセキュリティを確保するのに適していた点も評価されました。

また、金融機関に求められる厳格なセキュリティ要件を満たすために、データの暗号化を行う「Oracle Advanced Security」、秘匿性の高いデータに対するシステム管理者によるアクセスを厳密にコントロールする「Oracle Database Vault」を合わせて導入しました。「Oracle Advanced Security」により、データの読み書き時に発生する暗号化および復号化の処理時間を最小化することで、パフォーマンスに影響を与えることなくデータベース全体の暗号化が可能になりました。

さらにNRIでは、多数のデータベースを1つのデータベースとして一元管理し高集約化をすることができる「Oracle Database 12c」のマルチテナント機能「Oracle Multitenant」の仕組みもセキュリティ強化のために活用しています。マルチテナント環境では、ひとつのコンテナ・データベースに、着脱可能な多数のプラガブル・データベースを、独立性を担保しながら保持することができます。プラガブル・データベース単位でのデータの切り分けと、「Oracle Database Vault」によるアクセス制御を組み合わせることで、個々のデータベースへのアクセス権限を厳格に管理するとともにデータベースにアクセスできるユーザー数を最小限にすることで、強固なセキュリティの確保を実現しました。

日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp

日本オラクルでは、「Digital AID (デジタル・エイド)by POCO (The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに、社会に貢献するクラウドカンパニーとして、オラクルのクラウドのメリットを最大限に活用いただけるよう推進しています。

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オラクルについて
オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 坂元
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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