ジボダン社、エコヴァディス社の2019年CSR調査で上位1％に　

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長：ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、エコヴァディス社による2019年の「企業の社会的責任(CSR)評価」で、100点満点中72点を獲得し、参加企業55,000社の中で上位1％に入ったと発表しました。これにより、最高ランクの「ゴールド」評価は5年連続となります。

ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。「責任ある企業としての当社の不断の取り組みが、このように認められ、大変喜ばしく思います。エコヴァディス社の評価結果は、ジボダン社の2020年に向けての5か年計画『責任ある成長・成功の共有』が、お客様や株主の利益になるだけでなく、社会と環境、双方の持続可能な未来を求める声の高まりを強く重視したものであることが認識された証です。」

今回の結果から、持続可能性に対するジボダン社の取り組みと、それを推進するプログラムの実施が順調に進んでいることが裏付けられました。持続可能性など企業の社会的責任(CSR)を評価するエコヴァディス社は、特に「持続可能な資材調達」の項目においてジボダン社を高く評価しました。このテーマに対応するジボダン社の「共有価値を追求する調達(Sourcing for Shared Value)」は、「責任ある調達」、「原産地での調達」、「調達先のコミュニティ」の3つの重点領域において持続可能な調達を実践する当社の長期的な取り組みを基盤に、それをさらに強化するための包括的なアプローチです。

エコヴァディス社の評価結果は、企業がCSRの原則を自社の事業と経営システムにいかに効率よく組み込んでいるかを表しています。この評価では、「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な資材調達」のそれぞれの評価基準に照らして、さまざまなセクターの企業におけるCSRパフォーマンスを比較しています。

グローバルプロキュアメント＆サステナビリティ・ヘッドのウィレム・ムツェルツは、次のように述べています。「当社の持続可能な調達方法を今年もまた高く評価していただき、グローバルプロキュアメント＆サステナビリティ・ヘッドとして大変、誇りに思います。これは、当社が人と環境を尊重するサプライヤーとの取引を通じて、原材料の責任ある調達を実現することにいかに力を注ぎ、その取り組みに成功を収めているかの証左です。」

ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2018年の売上高は55億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、145を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約13,600名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。

エコヴァディス社は、持続可能性など企業の社会的責任(CSR)を評価し、連携する世界中のサプライチェーンにCSRパフォーマンス向上ツールを提供する、世界で最も信頼されている企業です。45ヵ国出身の600人の優れた専門家から成るエコヴァディス社のチームが、人とプロセスとプラットフォームをつなげ、持続可能性についての専門知識と最先端技術、包括的なサービスソリューションを融合させて、世界各国のサプライチェーンにおける意義ある変化を推し進めています。

エコヴァディス社の使いやすく実用的なスコアカードから、155ヵ国、198購買区分の環境、社会、倫理のリスクに関する詳しいインサイトを得ることができます。自社のブランドを守り、透明性とイノベーションを促し、成長を加速させるために、ジョンソン・エンド・ジョンソンやベライゾン、ロレアル、サブウェイ、ネスレ、セールスフォース、ミシュラン、BASFなど業界をリードする企業をはじめ55,000社以上の企業が、エコヴァディス社のネットワークに加わってCSRパフォーマンスを評価し、連携してその向上を図っています。
エコヴァディス社の詳細は、 https://www.ecovadis.com/about-us/ をご覧ください。