高精度な長距離3次元測量がスマホで誰でも簡単に、 「OPTiM Geo Scan Advance」を提供開始
国土交通省の出来形要領に準拠
株式会社オプティム(以下 オプティム)は、スマホで高精度・長距離3次元測量ができる地上型レーザースキャナー「OPTiM Geo Scan Advance」(以下、GS Advance)を5月24日(水)より提供開始いたします。リリース記念として、「GS Advance」専用ハードウェアを1年間の限定価格333,000円※1(税別)で販売いたします。
なお、「GS Advance」はGNSSレシーバーを用いた地上型レーザースキャナーとして、国土交通省の「3次元計測技術を用いた出来形管理要領」に準拠していることを確認しております※2。
背景
オプティムはiPhoneならびにiPadに内蔵されているLiDARセンサーを用いることで、手軽に3次元測量を行えるアプリ「OPTiM Geo Scan」(以下、Geo Scan)を2021年5月に提供を開始しました。「Geo Scan」は幅広い現場で誰でも簡単に利用可能です。
しかし、iPhoneやiPad内蔵のLiDARセンサーは、射程距離が最大5mのため、測量が難しいケースもございました。例えば、高さのある法面などにおいては、その斜面を歩きながら測量する必要があります。ほかにも、接近が難しい土砂崩れ等の災害現場の測量や、橋梁、鉄塔、電柱など高さのある構造物の測量や点検でも3次元測量を利用したいという声もいただいておりました。
そこで、スキャン距離が長い外部LiDARセンサーをiPhoneに接続することで、これまでは難しかった長距離での測量が手軽にできる「GS Advance」を開発いたしました。
「GS Advance」とは
◆概要
「GS Advance」は、高精度な長距離3次元測量がスマホで誰でも簡単にできる地上型レーザースキャナーです。アプリケーション並びに専用ハードウェア、その他「GS Advance」必要機材を組み合わせて、「GS Advance」をご利用いただけます。なお、「GS Advance」は、以下の必要な条件を満たせば、追加費用なしでご利用いただけます。
◆「GS Advance」利用条件
ご利用開始条件:(1) 「GS Advance」専用ハードウェアを購入していること
(2) 「Geo Scan」ライセンスを契約中であること
(3) 下記のその他「GS Advance」必要機材を保有していること
・GNSSレシーバー
・「GS Advance」に対応したiPhone※3
◆「GS Advance」スペック概要
点群取得可能距離:約35m
測定精度 :位置座標の測定精度 ±50mm以内※4
点間の測定精度 3.6mm※4
◆製品イメージ
◆特長
・地上型レーザースキャナーとして非常に安価な333,000円でのご提供※5
一般的に市場流通している地上型レーザースキャナーの価格は約800万円から1,000万円以上で非常に高価です。一方、「GS Advance」は333,000円と安価なため、あらゆる規模の現場で手軽に導入が可能です。
・煩わしい準備や操作は一切なし
従来の地上型レーザースキャナーによる煩わしい専門的な作業はございません。
- 傾きを検知する装置(IMU)を搭載しているので、測量する際に水平を出すなどの煩わしい専門的な操作は一切必要ありません。
- GNSSレシーバーと連携しているため、従来必要だった位置だし作業等、測量機材を持ち込み、事前準備のための測量をする必要もありません。
・国土交通省の出来形管理要領に準拠
GNSSを用いた地上型レーザースキャナーとして、国土交通省の「3次元計測技術を用いた出来形管理要領」に準拠していることを確認しました。
◆活用ケース
・地上型レーザースキャナーの代替として利用できる現場
- 大規模、高さや勾配のきつい法面などの土工事現場
- 土砂崩れ等の災害現場
- GNSSの衛星電波が入りづらい現場(中山間地、都市部など)
・今後の活用に向けて検証中の現場
- 高さのある構造物(橋梁、ビル、電柱など)
- アクセスの困難な現場(急な傾斜の法面、トンネルの掘削など)
- 法面のコンクリート構造部などの寸法測量
◆「GS Advance」で取得した3次元点群データの事例
キャンペーン内容
以下のとおり、限定価格でご提供※6いたします。
限定価格 :333,000円
限定価格期間:2023年5月24日(水)~2024年5月31日(金)
提供条件 :「Geo Scan」1年間ライセンスのご契約につき、
「GS Advance」専用ハードウェア1台をご購入いただけます。
提供内容 :「GS Advance」専用ハードウェア
今後の展望
今後は、トンネル工事や舗装工事などへの利用工種拡大を目指し、あらゆる現場、あらゆる工種での生産性向上への寄与に向けて、「GS Advance」のさらなる精度向上、利便性の改善を進めてまいります。
「Geo Scan」とは
「Geo Scan」とは、スマートフォンまたはタブレットで土構造物などの測量対象をスキャンすることで、土木現場で求められる高精度な3次元データを生成可能なアプリケーションです。
「Geo Scan」についての詳細は以下のWebサイトをご覧ください。
https://www.optim.co.jp/construction/optim-geo-scan/
※1 キャンペーンは2023年5月24日(水)~2024年5月31日(金)です。キャンペーン終了後は、価格を値上げいたします。なお、キャンペーンは期間途中でも終了する可能性がございます。
※2 2023年5月1日時点、オプティム調べ。国土交通省の「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」の第2編第4章出来形管理要領に則って検証した測定精度。
※3 対応機種はiPhone (12・13・14) Pro、もしくはiPhone (12・13・14) Pro Maxとなります。
※4 令和5年3月に策定された「3次元計測技術を用いた出来形管理要領」を確認し、「GS Advance」の機能を検証し、同要領の「第2編:土工編第、4章:3次元計測技術別の計測手順と実施事項、1-3:多点計測技術(面管理の場合)地上型レーザースキャナー(TLS)」に準拠していることを確認しました。
要領資料(P.147~) https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001600629.pdf
※5 本価格は、キャンペーンにおける提供価格になります。
※6 限定価格は期間途中でも変更または終了、値上げする可能性がございます。
オプティムの目指す、オプティマル事業とは
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。
製品情報 : https://www.optim.co.jp/services
Facebookページ: https://www.facebook.com/optimjpn
Twitterページ : https://twitter.com/optim_jpn
株式会社オプティムについて
商号 : 株式会社オプティム
上場市場 : 東京証券取引所プライム市場
証券コード : 3694
URL : https://www.optim.co.jp/
OPTiM SAGA(佐賀本店) : 佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル
OPTiM TOKYO(東京本社): 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18階
OPTiM KOBE : 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号 日本生命三宮駅前ビル11階
代表者 : 菅谷 俊二
主要株主 : 菅谷 俊二
東日本電信電話株式会社
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
設立 : 2000年6月
資本金 : 444百万円
主要取引先:
NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KDDI株式会社、株式会社小松製作所、ソフトバンク株式会社、西日本電信電話株式会社、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社、東日本電信電話株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、リコージャパン株式会社など(五十音順)
事業内容:
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)
Copyright・商標
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