岡山理大で第1回ホームカミングデー/模擬授業では同窓生教員が、教員志望の学生たちを熱く指導
岡山理科大学(岡山市北区理大町)は2019年10月5日、卒業生の先輩教員を招いて「第1回ホームカミングデー」を岡山キャンパスで開催しました。同窓生教員6人と教員志望の理大学生16人を含めて約30人が参加、学生たちは模擬授業や交歓会などを通して、先輩から熱心な指導を受けました。
模擬授業の会場となったC1号館5階の教室では、まず理学部基礎理学科4年、井上大地さんが「標本調査」をテーマに授業。これに対し、先輩教員からは「生徒を引き付ける導入が大切」「何を授業の着地点にするか、構成を工夫した方がいい」などのアドバイスがありました。続いて理学部生物化学科4年、山下諒子さんは「弦の振動による音の大きさと高さ」をテーマにした授業を行い、OB教員を先生役に1人ずつ配置した6グループのワークショップで、個別に指導を受けました。
「卒業までにやるべきことが明確になった」「今の自分に足りない部分を吸収することが出来た」。学生たちからはこんな感想が寄せられました。
教職課程担当の藤本義博教授(理学部生物化学科)は「学生たちは教員採用に向けて一層モチベーションが上がったと思うし、教員の仕事について具体的なイメージも出来たのでは」と成果に目を細め、「同窓生の熱意は後輩に十分伝わったと思います」と話しています。
【岡山理科大学について】
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1964年、西日本初の理学部単科大学として応用数学科、化学科の2学科で開学。 2018年には愛媛県今治市に第2キャンパスを設け、西日本の私学で初の獣医学部を開設。7学部21学科1コースとなりました。「好奇心全開、探究心無限大」をキャッチフレーズに多彩な研究に取り組んでいます。
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