野村総合研究所と日本オラクル、企業内のシステム運用を一元管理するソリューションを提供開始
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤沼彰久、以下「NRI」)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:新宅正明、以下「日本オラクル」)は、NRIのシステム統合運用管理ツール「eXsenju(エックスセンジュ)ver2.5」と日本オラクルの「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control」(以下「Oracle Grid Control」)とを連携させ、共同で開発した、企業内のシステム開発から運用まで統合的に管理できる「eXsenju Oracle管理ソリューション」を、本日より提供します。
企業の情報システムは、多様なソフトウェアと、ハードウェアで構成されており、それらを運用・管理するために、システム基盤の特徴や構成、目的に応じてさまざまなツールが存在しています。これらのツールを有効活用することは、迅速な障害対応やサービスレベルの向上のためには必要不可欠ですが、一般的には各ソフトウェアやハードウェアに応じた運用・管理ツールを個別に利用する傾向があり、個々のツールの知識習得のための負担が大きくなっています。
こうした状況を解決するために、NRIと日本オラクルは、NRIの「eXsenju」と日本オラクルの「Oracle Grid Control」を連携させた「eXsenju Oracle管理ソリューション」を共同で開発しました。「eXsenju」は運用管理ノウハウを集約したシステム統合運用管理ツールで、Windows、Linux、UNIXといったシステムが混在した環境における管理効率化で高い評価を得ています。また、「Oracle Grid Control」は、アプリケーション、ミドルウェアおよびデータベースの強力な管理機能を実装しているため、アプリケーション管理者、データベース管理者および開発者は高度なチューニングや状況診断を行うことができます。
この「eXsenju Oracle管理ソリューション」を導入することにより、システム運用・管理担当者は「eXsenju」のコンソールだけでシステム全体の状況を的確に把握でき、パフォーマンス・チューニングやセキュリティ管理などに必要な情報を迅速、かつ的確にデータベース管理者に指示することが可能になります。また、データベース管理者や開発担当者はデータベースに対する的確、かつ迅速な管理が可能になり、業務効率が向上します。その他にも、システム監視、構成管理、性能監視、障害対応などが効率化され、サービスレベルの向上、運用管理コストの削減、さらにはIT統制の強化やITIL(IT Infrastructure Library)などのコンプライアンスやフレームワークの対応の実現が可能となります。
【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 広報部 潘、小原 TEL:03-5533-3210 E-mail:kouhou@nri.co.jp
日本オラクル 広報部 野見山 TEL:03-6238-8395 E-mail:Yuko.Nomiyama@oracle.com
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 千手インフォメーションセンター
TEL:0120-736-580 http://senjufamily.nri.co.jp/
日本オラクル Oracle Direct
TEL:0120-155-096 http://www.oracle.co.jp/contact/
【ご参考】
●「eXsenju(エックスセンジュ)」について
「eXsenju」(Ver.2.5)はNRIが開発・販売しているシステム統合運用管理ツールです。さまざまなシステムのデータセンターでの運用管理経験を通じて培ったノウハウに基づき、製品化しているのが特徴です。サーバ運用に必須の「モニタリング」「ジョブスケジュール」「サービスレベル管理」「ソフトウェア配布」という4つのサブシステムを提供しています。 「eXsenju」の価格は50万円(税別)より。
「eXsenju」に関する情報は、http://senjufamily.nri.co.jp/ をご覧下さい。
●「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control」について
「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control」は、「Oracle Database 10g」と「Oracle Fusion Middleware」を管理、運用するための統合運用管理ツール製品です。強力なパフォーマンス・チューニング機能や自己診断機能などのデータベース管理機能をベースに、グリッド・コンピューティング環境におけるアプリケーション、サービス、インフラの各コンポーネントに関する管理や構成管理、サービスレベル管理、セキュリティ管理など、企業システムの可視化と業務の効率化により、IT管理のコスト軽減を実現します。
●「eXsenju Oracle管理ソリューション」の概要
「Oracle Grid Control」にて検出されたアラート情報を「eXsenju」の監視画面(メッセージモニタ)に表示させることにより、その他のシステム基盤要素も含めた統合監視基盤が実現します。メッセージフィルタリングのテンプレートも作成しており、必要な情報のみを的確に検知できます。さらに、メッセージモニタに挙がってくる各メッセージに対する対応方針をナビゲートする情報を提供します。
●「Oracleチューニング・監視ソリューションセミナー」のご案内
「eXsenju Oracle管理ソリューション」の紹介やNRIと日本オラクルの製品の連携デモをご覧頂けます。
日 時: 2007年2月23日(金)13:30〜16:10(受付開始13:00)
場 所: 日本オラクル 本社 17F セミナールーム
(東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート)
参加費: 無料
定 員: 100名様(定員となり次第、締め切らせていただきます)
※詳細および申し込み方法については下記ホームページをご覧下さい。
http://www.oracle.co.jp/events/tk070223_2/
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