農業に新規参入1年でプロ農家以上?! 反収20t、キロ単価654円を達成! ~第2回農業参入企業現地視察セミナーIN兵庫~

2018-10-16 13:00

企業向けに農業参入および栽培管理からマーケティングまでサポートする株式会社JAMPS(東京都千代田区、代表取締役:白川 輝久)は、兵庫県西脇市にて現地視察セミナーを開催します。

セミナーDM

・公式ホームページ : http://www.jamps.co.jp/
・公式フェイスブック: https://www.facebook.com/jamps.net/

第2回農業参入企業現地視察セミナーIN兵庫 概要

株式会社JAMPSのクラインアント先であるトマトの生産直売を営む66ファーム(有限会社魚松、兵庫県西脇市)を、農業参入を検討する企業向けに現地視察セミナーを開催します。2017年8月25日より生産面積は約1,000m2、うち大玉トマトで3分の2、中玉トマトで3分の1の割合で栽培を行いました。
参入1年目で大玉・中玉合わせて反収20tを達成し、年間平均キロ単価654円を達成しました。農業界では、一般的な農家で平均生産量は反収10t程度、反収15tを収穫すると優秀な生産者と言われます。また、トマト生産者の多くが流通を「市場」に頼っており、年間キロ単価は250円~300円です。
大企業をはじめ農業に参入する企業が後を経ちません。中には撤退を余儀なくされている企業も少なくありません。今回視察する66ファームは参入1年目で早々に手応えを感じ、今年は反収35t・平均キロ単価650円を目標としています。
農業参入に興味がある経営者や経営幹部にとっておすすめのセミナーです。トマトハウスの現場を実際の目で見ることができ、実際に参入された経営者の現場の声をぜひ聴いていただき、農業ビジネスの未来や可能性を感じていただければ幸いです。

セミナー詳細はこちら⇒ http://www.jamps.co.jp/img/seminar_dm.pdf

セミナー概要

・2018年11月22日(木) 11:45~18:30 ※新大阪駅よりバスにて移動
・料金   : 1名様あたり39,800円(税別)
       ※1社につき2名様目以降は19,800円(税別)
・視察先  : トマトの生産直売66ファーム(有限会社魚松)
・視察先URL: http://66farm.net/

セミナースケジュール

11:45 新大阪駅集合
13:15 66ファームのトマトハウスおよび直売店視察
    ※有限会社魚松 66ファーム農場長 阿江 寿章氏より案内およびガイダンス
14:30 ゲスト講演「農業参入1年で経験した失敗談と六次化に向けた可能性」
    ※有限会社魚松 代表取締役 長井 泰道氏より
15:40 「儲かる農業=高収量×高品質」を実現するJAMPSの農業ビジネスモデルの解説
18:30 新大阪駅にて解散

「儲かる農業を実現する」~JAMPSの企業向け農業ビジネスモデル概要

JAMPSが目指す「儲かる農業」には大きく3つの特徴があります。
(1) 高品質×高収量を可能にする独自の栽培技術
(2) 環境制御ハウスを独自の設計でローコスト化
(3) 事業コンセプト立案から販路開拓・ブランディングまでを行うマーケティング指導

(1) 高品質×高収量を可能にする独自の栽培技術
高品質かつ高収量を実現する栽培技術に新規性があります。ICTによる環境制御技術と、土耕栽培技術を組み合わせたJAMPS独自の栽培手法です。
「高収量」を実現するため、オランダをはじめとする太陽光利用型の環境制御ハウスを採用しています。トマトなど農産物にとって最適な環境を整えるため、温度や湿度、二酸化炭素量などを自動的に調整しています。
「高品質」を実現するために、微生物と共生する「プロバイオシス」農法を採用しています。生物を阻害するのではなく細菌や微生物と共生しながら、植物 本来の力を引き出し、病害虫に強い植物を育てることです。日本古来の土耕栽培と先述した環境制御を組み合わせた農法です。土中の微生物や細菌には酵素をつくる機能があり、この微生物から作り出される酵素には、水や肥料を吸いやすい環境をつくって根を働きやすくする作用があります。健康な植物は害虫を寄せ付けにくくし、農薬になるべく頼らないたくさんの実をつける立派な植物に成長していくのです。トマト本来のおいしさを引き出すことで、美味しさと栄養価が通常よりぎゅっと詰まった健康にいいトマトづくりを目指しています。また、日本語である「UMAMI=旨味」は世界共通語として認識されつつあります。繊細な味覚を持つ日本では、酸味・甘味・旨味のバランスがとれた品質が求められると考えています。
また、日々のデータ蓄積をもとに専門家を交えて、クライアント先と月2回の栽培会議を行っています。果実の状態、茎の状態、葉の状態、その他総合的に確認して潅水量が適正か、病気にかかっていないか、栄養が過不足ないかどうかなどを確認し、改善指導をしています。
さらには生育ステージに合わせた栽培管理や作業をマニュアル化しているため、農業未経験者でも1年目から収量を確保できるのです。

(2) 環境制御ハウスを独自の設計でローコスト化
異業種から新規参入された中小企業が我々のクライアントです。農業生産モデルとしては、太陽光利用型植物工場に分類されるものです。通常、太陽光利用型植物工場は施設の投資コストが莫大にかかり、投資回収に何十年もかかってしまうのが現実です。それを打破するため、農業ハウスメーカー等と連携し、必要最小限の設備に留めることで、大幅に投資金額を削減しています。中小企業では何十億もの投資金額をかけることはできません。5~7年で回収を見込めるモデルとして、20aの小規模からスタートし、徐々に拡大していきます。また、農業で使用するシステムや機器はなじみのないものばかりです。そのために機器やシステムなどの選定や使用方法などもトータルにサポートしています。

(3) 事業コンセプト立案から販路開拓・ブランディングまでを行うマーケティング指導
どれだけ高品質の農産物を生産しても売り先がなければビジネスとし て成り立ちません。事業を継続させるためには収益が必要です。我々は「農業=メーカー、ナショナルブランド」であり、素材をもとに加工品開発、さらには、飲食業や観光業へと広がっていくビジネスだと捉えています。そのためにも、自社での直売はもちろん、地元を中心とした農産物直売店やスーパーマーケットなどの新たな販路を開拓し、売れること、言い換えれば「知ってもらい、リピートしてもらい、そしてファンになってもらう」必要があるのです。販路開拓のツールや交渉方法、自店舗集客などリアルもネットをも駆使したマーケティングプランと実行をサポートしています。

JAMPSの現在と目指すビジョン

現在、日本全国に8社のクライアント企業様がJAMPSのビジネスモデルで農業参入をしています。通常の農業では、1年に1回の経験を繰り返すことでゆっくりと発展してきました。しかし我々は、全クライアント先で、同じ栽培方法・同じ管理を行い、データを集約しているため、すでに通常の農家さんの約10年分のデータが集まっていると言えます。
農業ハウスメーカーや農業資材企業など、多様な企業様と密に協力関係を築き進めてきました。また、素人からの参入でも成功できる仕組みとして、リスクをできる限り回避を行っています。
1.基本的な生産方法・作業のマニュアル化
2.苗・培土の供給による経験値不足を解消
3.病気リスクを回避するため、隔離土耕で毎年新しい土に入れ替え
4.毎月2回の栽培会議にて栽培指導を実施
5.全社の栽培データの蓄積とそれに基づく対策

今後、日本国内で本ビジネスモデルを拡大すると共に、更に精度を高めていきます。
また、現在すでに展開している農産物として「トマト」と「いちご」、実証実験品目として「メロン」「きゅうり」「小松菜」「春菊」です。さらに、品目を拡大してゆく予定です。
現在の農業従事者の平均年齢は66.7歳です。高齢化により、農業従事者は今後10年で急激に減少することが予測されます。日本の農業はこれから大きく変化し、加速度的に新たな取り組みが進む時期にきていると考えています。
農業という2兆円以上のマーケットでプレイヤーの多くが入れ替わり、新しい市場に変わります。寡占化した企業もないため、将来の農業ビッグカンパニーを日本の中小企業の経営者様とつくっていくことを目指しています。
さらには、これから発展するアジアを中心に「農業」を取り巻く環境にはまだまだ可能性に満ち溢れています。日本はもちろん、世界の農業ビジネス、「食」事情にイノベーションを起こし、社会になくてはならない企業を目指しています。

会社概要

会社名 :株式会社JAMPS
所在地 :〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-5-512
設立  :2017年1月
代表  :白川 輝久
事業内容:
・農業経営のコンサルティング ・農産物の栽培、加工、流通及び販売ならびにこれらのコンサルティング
・農産食品の加工、製造及び販売ならびにこれらのコンサルティング
・農作物の栽培に関する研究、指導及び技術開発
・セミナー及び研修会の企画並びに運営
URL: http://www.jamps.co.jp/

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