<For JAPAN第2弾> 株式会社ラティーナの 菱川 博行代表取締役のインタビューが12月25日(月)に公開!

絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。
今回、株式会社ラティーナの菱川 博行代表取締役のインタビューが12月25日(月)に公開されました。

「日本におけるスポーツビジネスの課題」
https://forjapan-project.com/news/1144/

株式会社ラティーナ 菱川 博行代表取締役

スポーツビジネスはスポンサー企業で成立している現状

私は世の中のトレンドを先読みしながら、ベンチャービジネスやコンサルティングを行ってきました。ショッピングモールの中に整体の店を作り、ヒットさせたこともあります。今、注目している領域があります。それはスポーツビジネスです。
スポーツビジネスの領域は、どこのコンサルティング会社もまだマーケットとして認識していないのではないでしょうか。私は、スポーツの本質がまだまだビジネス化されてないことに気がつきました。この領域に特化すれば、ベンチャー企業でも隙間産業として確立できるのではないかなと考えたのです。問題点は、現在のスポーツがスポンサーである企業側に握られて成立している点にあると思います。そのため、スポーツビジネスの領域に踏み込んでいく人たちが少ないのです。
スポーツの本来あるべき姿は、地域のコミュニティデザインを作っていくことだと考えています。地域と子どもたちのコミュニティを作り、その中にスポーツが存在すること。しかし、現在のスポーツの在り方は大企業の税金対策や企業イメージの向上などに利用されています。スポンサーである企業が財政難に陥れば、スポンサー企業が変わってしまう、あるいはそのチーム自体が存続できなくなることもあります。

スポーツチーム自体が利益を生み出す仕組みが必要

野球やバスケットボールのクラブは、プロ化していく段階でファンの会費や会員収入が必要です。企業のブランド力やブランディング力がなければ、攻めていくことが難しいのも事実です。しかし、私はチーム側から収益を生み出していく財政プロセスを作り上げていきたいと思っています。チーム自身が、オリジナル事業を作っていかないといけないと思うんですね。少子高齢化社会なので、人を集めることで会費を得ることには限界があります。
例えば、私がお会いする方の中に、野球に特化してSNSを活用しインスタ上でスクールを運営し収益を上げている人がいます。そういう方々と一緒に、マーケットを作っていきたいと考えています。遠方に住んでいる方は通えないので、Web上でスクールを開いて、いろんな指導を受けてもらいます。そこで、手始めに収益を上げられれば、そのプラットフォームをいろんなチームに提供することができます。そうすれば、本当の意味で自立することが可能になります。そして、地域コミュニティを作り地域から財政支援をもらうのが、スポーツの一番重要なところだと思います。

スポーツを盛り上げるには地域の力も大切

チームの地元と一緒にスポーツを盛り上げて、収益化することも大切だと考えています。どんなスポーツでも、チームの地元が盛り上がれば当然そこに人が集まります。イベントを行えば、人が集まり地元にお金が落ちると思うんですね。地域と一体になってさまざまなイベントを企画したり、地元の人たちが自分たちの地域の財産としてクラブを応援したりするなどの習慣をつくり上げることができればいいと思っています。スポーツは地域を元気づけて、地域とともに育っていく。すでに、海外ではそうしたことが普通になっています。
海外に目を向けると、スペインやイタリアのサッカーチームは本当に地元と一体となって地域を盛り上げています。ドイツでは、サッカークラブとオーケストラの有無で、市の格付けがされています。文化活動とスポーツ活動の2つがきちんと確立されていると、市の格付けは上がるので、銀行も支援を行います。地元の銀行が地元のチームを支援していくことが必須になっています。また、ドイツではプロ試合の観戦チケットを持っていれば、公共交通機関の運賃は無料になります。

スポーツビジネスを通して日本を活性化したい

社会で活躍できる大人を作っていくことの基礎の部分が、僕はスポーツにあると思っています。子供たちはプロ選手になりたいと思っていますが、東大生より難しい確率なわけですから、現実にはプロになれる人のほうが少ない。しかし、スポーツを通して社会に適合できるスキルが身につけられるとなれば、積極的にお子さんにスポーツをさせる親御さんも増えるでしょう。
日本ではスポーツのビジネスモデルやスキームが、まだまだ発展途上ではないでしょうか。望む姿になるまでには、まだまだ時間とお金がかかると思います。理屈ではわかっていても、現実的にそれが実現できるだけの資金力があるかと言ったら、決してそうではありません。そうした意味でもビジネスとして成り立つように、財政面を豊かにしていく必要があります。
スポーツビジネスがきちんと確立すれば、地域が活性化し、そこに経済効果も生まれます。私はそうした1つのモデルを作っていきたいですね。それを全国に広げることができれば、日本も活性化するのではないでしょうか。

〈会社概要〉
法人名     : 株式会社ラティーナ
代表者名    : 菱川 博行
企業ホームページ: https://ratina.jp/
所在地     : 愛知県名古屋市守山区桔梗平1丁目302番地
事業内容    : 総合コンサルティング

〈For JAPANプロジェクトとは〉

For JAPAN -日本の未来がココに-

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る“本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

・番組見逃し配信        : https://youtube.com/playlist?list=PLFv6b8aodEYWpP5pqGBlWMgNZh1pb9NW2
・For JAPAN公式ホームページ   : https://forjapan-project.com/
・For JAPAN公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCW6QJIGCQL_lQ7_dTIe84jw
・Instagram           : https://www.instagram.com/forjapanproject_official/
・Facebook           : https://www.facebook.com/profile.php?id=100087877119759
・X(旧Twitter)         : https://twitter.com/forjapanproject
・TikTok            : https://www.tiktok.com/@forjapanproject?_t=8djAJF0hjFf&_r=1

ニュースのシェア:
絆ホールディングス株式会社
kcaAjGWXdX
絆ホールディングス株式会社
会社の詳しい情報を見る
NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.