チームラボ、京都の世界遺産 下鴨神社にて今年もアート展。 規模を拡大した 「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ」
令和元年 8月17日(土)- 9月2日(月) 開催
令和元年8月17日(土)から9月2日(月)の期間、世界遺産(ユネスコ世界文化遺産)古都京都の文化財「下鴨神社(賀茂御祖神社)」にて「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ」を、今年も開催します。
http://shimogamo.teamlab.art
本展は、チームラボが取り組んでいる「Digitized Nature」(自然が自然のままアートになる)をコンセプトにしており、今回で3回目の実施になります。
昨年の、糺の森の参道および下鴨神社の楼門内に加え、今年は規模を拡大し、糺の森の中を流れる長い泉川沿いに匿名で多様な肖像群が歩き続ける《Walk, Walk, Walk - 下鴨神社 糺の森》を展示。糺の森と下鴨神社が、人々の存在によって永遠に変化し続ける光のアート空間に変わります。
尚、同神社の境内は国指定史跡でもあり、チームラボは本展を介して、文化庁「記念物100年」事業(※1)に賛同しています。

(※1)
文化庁「記念物100年」について
2019年は、「記念物」(史跡名勝天然記念物)の保護制度が始まって100年目となります。記念物の保護とは、重要なものを「史跡名勝天然記念物」に、そのうち特に重要なものを「特別史跡名勝天然記念物」に指定し、適切に保存し、親しめるものとして整備・活用することです。チームラボは、文化庁「記念物100年」事業の趣旨に賛同し、今後3年間、アートを介して様々な取り組みを続けていきます。
[チームラボの「Digitized Nature」アートプロジェクト]
非物質的であるデジタルテクノロジーによって「自然が自然のままアートになる」というプロジェクトです。周辺を知覚することやネットワークといったデジタルテクノロジーも、光や音なども、非物質なマテリアルです。そのような非物質なマテリアル、つまりデジタルテクノロジーは、自然を破壊することなく、生きたまま自然をアートにすることができる、とチームラボは考えています。
自分という存在は、何十億年という圧倒的な時間の長さの、永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性の上にあります。ですが、日常では、なかなかそれを知覚することが難しいです。チームラボは、自然が長い時間をかけて作ったその造形そのものを使うことで、人間が普段知覚できない、長い長い時間を感じることができるのではないかと考えています。
[展示作品]
Walk, Walk, Walk - 下鴨神社糺の森 / Walk, Walk, Walk - TadasuForest at ShimogamoShrine
teamLab,2019, Digital Installation, Endless,Sound:Hideaki Takahashi, Voices: Yutaka Fukuoka, Yumiko Tanaka

糺の森の中を流れる泉川沿いを、匿名で多様な肖像群が歩き続ける。
人々は、何かを選び、そして何かを捨て、彼らを追いかけていきながら鑑賞する。
禅の言葉に「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がある。作品の登場人物は、いろいろな出来事に対峙しながら、終わりなく歩き続ける。人々もまた、作品世界の登場人物たちを追いかけ歩くことによって共に対峙していくだろう。もしくは、次々に歩いて来る各々の登場人物と対峙していくことになるだろう。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、永遠に変化し続ける。今この瞬間は2度と見ることができない。
浮遊する、呼応する球体 -下鴨神社/Floating, Resonating Spheres - ShimogamoShrine
teamLab,2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi



御手洗池の水面に立つ、光の物体は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。
立ち続ける物体は人に押され倒れかけたり、風に吹かれて倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣の光の物体に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、光の物体に連続して広がっていく。
自立しつつも呼応する生命の森 /Forest of Autonomous ResonatingLife
teamLab,2018, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

空間は、光のovoid(卵形体)によって埋め尽くされている。人々は光のovoidをかき分け、空間の中に入っていく。
光のovoidは、人々がかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そのまわりのovoidは、近くのovoidから連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていく。
向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識する。
《開催概要》
展覧会名 / 下鴨神社糺の森の光の祭Art by teamLab‐ TOKIO インカラミ
会 期 / 令和元年8月17日(土)- 9月2日(月) 17日間
会 場 / 下鴨神社(賀茂御祖神社)
〒606-0807 京都市左京区下鴨泉川町59
※糺の森、南側、河合神社よりご入場ください。
開催時間 / 18:30~22:00(最終入場21:30)
※会場の混雑状況により変更することがあります。
入 場 料 / 平日1,300円 土日1,500円
※小学生以下無料、20歳以上の保護者同伴が必要。
チケット / 6月29日(土) 10:00~
プレイガイド/
ローチケ:https://l-tike.com/tl-shimogamo Loppi【Lコード:56835】
ミニストップ各店舗 ※開催中は、会場でも販売いたします。
アクセス / 京阪: 出町柳駅より 徒歩12分
阪急:河原町駅より 徒歩5分→京阪祇園四条駅~出町柳駅→徒歩12分
JR: 京都駅より 地下鉄(烏丸線)鞍馬口駅から徒歩、又は北大路駅→バスにて
バス: 京都駅、河原町駅、北大路駅より市バス運行あり
最寄りバス停…下鴨神社前、糺の森、新葵橋、御影橋
主 催 / 下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab 実行委員会
協 賛 / TOKIO インカラミ 特別協力 / 下鴨神社(賀茂御祖神社)
協 力 / 奥田直幸
後 援 / 京都府、京都市、京都市教育委員会、京都市観光協会、京都商工会議所
公式サイト / http://shimogamo.teamlab.art
公式動画 / https://youtu.be/DBJE5z6uDqg
お問合せ / キョードーインフォメーション 0570‐200‐888(10:00~18:00)
※駐車場はございません。下鴨神社内の駐車場もご利用いただけません。
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用の上、お越しください。
※混雑時、入場規制させて頂く場合がございます。
※会場内は全面禁煙となっております。
※本展覧会は、糺の森全体が有料エリアとなっており、チケットをお持ちでない方は、ご観覧いただ けません。
※内容は急遽変更になる可能性がございます。予めご了承ください