日本オラクル、マルチコア・プロセッサに対応した新価格を発表 市場のニーズに対応し、9月12日より適用開始
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1 代表取締役社長:新宅正明)はマルチコア・プロセッサが搭載されたコンピュータでオラクルのソフトウェア製品を利用する場合に対応した新価格を発表しました。新価格は2005年9月12日より適用されます。
コンピュータのCPUは、これまでよりも大幅に情報処理能力が向上した、一つのマイクロチップに複数のプロセッサコアも持つ“マルチコア・プロセッサ”が主流になりつつあります。オラクルではソフトウェア製品のProcessor ライセンスおよびユーザライセンス(Named User Plus)について、従来はコアの総数をプロセッサ数として算定する価格体系としていましたが、マルチコア・プロセッサの普及に対応した新価格を導入することを決定いたしました。
マルチコア・プロセッサ対応の新たな価格体系は以下の通り
- マルチコア・プロセッサの場合、必要なライセンス数を算定するプロセッサ数は、コア総数に0.75を乗じた数とします。また、小数点端数は切り上げとします。
- 「Oracle Standard Edition」と「Oracle Standard Edition One」の場合、最大搭載可能プロセッサ数 (1 or 2コア)が1個の場合に限り、必要なライセンス数は1とします。
- 「Oracle Application Server」や「Customer Data Hubs」など「Oracle Database」以外の製品にも適用されます。
<ご参考>
デュアルコア(1CPUにコアが2つ)2個搭載⇒コア数4個
必要ライセンス数⇒ 4×0.75 = 3
※ 最少ユーザ数は25Named User Plus x 3 =75Named User Plus (Oracle Database Enterprise Editionの場合)
「Oracle Standard Edition」と「Oracle Standard Edition One」の例外適用
ソケット(CPUを搭載した電子チップ)を1つのみ搭載するサーバーにおいて
デュアルコア(1CPUにコアが2つ)1個搭載 ⇒ コア数 2個(最大)
必要ライセンス数⇒2×0.75 = 1.5⇒2⇒但し、「Oracle Standard Edition」と「Oracle Standard Edition One」の例外適用により必要なライセンス数は「1」とみなします
■ 本件に関する報道関係者お問い合わせ先
日本オラクル株式会社 コーポレート・コミュニケーション室 広報部 玉川、野見山、北川
Tel:03-6238-8178 / Fax:03-5213-6990
e-mail:Takeo.Tamagawa@oracle.com プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
OracleはOracle Corporationの登録商標です。その他の企業名、製品名ならびにサービス名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。