コロナウイルスの影響で、新規販路開拓を成功事例多数。百貨店に卸せなくなった商品が多数で、ネットで販売依頼が殺到！

2020-06-25 09:30

富山県八尾町にある小さな輸出入会社「トモスメイカー合同会社」は、新型コロナウイルスの影響で、百貨店等に商品を卸せず困っている企業様向けに「ネット販売の相談サービス」の提供を2020年6月18日(木)に開始いたしました。
これまで当社は、他企業の商品をクラウドファンディングサイトで代行販売し、1商品で500万円／累計1,500万円を売り上げる実績となっております。

「ネット販売の相談サービス」提供の経緯

～コロナウイルスの影響で～
2020年2月ごろから始まった新型コロナウイルス感染拡大防止による外出自粛の影響で、当社の取引先が売っていたアパレル用品も現在、売り上げが大きく減少しております。こういった現状は、テレビでも報道されておりました。

店前を誰も通りませんし、百貨店は軒並み店を閉めているため、アパレル各社は商品を卸すこともできません。展覧会も開催されず、販売もできず、テレワークや自宅待機が増加した影響から、アパレル各社は休業や営業短縮をせざるを得なくなり、店頭売上が軒並み落ち込んでいる状況です。

このような状況の中、アパレル各社から、元々アウトドア用品をECサイトで販売していたトモスメイカー合同会社に「委託販売ができないか」と声がかかりました。そこでトモスメイカー合同会社が代行して、クラウドファンディングサイトで他社様の夏の新作浴衣を販売したところ、たった1商品で3週間に200万円以上の売り上げを達成し、他にも、夏の新作のアパレル用品や雑貨が1商品あたり1週間で500万円以上売れることもありました。

このような実績を受け、今では6商品ほどの他社様の新作商品をクラウドファンディングサイトで代行販売しております。こちらは累計1,500万円の売り上げとなり、同じように実店舗で売れない商品を抱えるアパレル各社から、多くの相談をいただいている状況にあります。現在も、10商品近くの販売計画を練っております。

～現在のご相談状況～
トモスメイカー合同会社への相談には「夏の新作を作っていたが、夏前に売れなかった。もしこのまま夏が過ぎてしまえば、1年間在庫を抱えたままとなり潰れかねない。なんとか少しでも販売したい。」というような相談が非常に多い状況です。
また、多くの企業から「こういうものはネットで売れるのか？」といったような相談もいただいています。

元々、実店舗や百貨店といった業者の方に卸す商品のため品質も非常に良いものが多く、こういったものはネット販売をするだけでも非常に大きな売り上げを得られています。

実店舗でのみ商品を販売している、といったネット販売の方法に詳しくない方や、新型コロナウイルスの影響で困っている企業の方に、遠慮なくご相談いただければと思います。

～これからのネット販売～
現在、日用必需品以外の消費を抑える自粛ムードが広まっている状況にありますが、ネット販売に関しては影響を受けにくく、いまだに順調なようです。実際にネット上では人との接触なしにビジネスを続けることが出来るため、ネットショップ運営は小売業の中でも影響が出にくい業界です。
これからは、実店舗での消費から「巣ごもり消費」が増加し、ネット販売はまだまだ需要が広がると思われます。

また、実店舗でのみ商品を販売している、といった「ネットに不慣れ」な実店舗の方からの問い合わせが多く、トモスメイカー合同会社へ殺到している状況です。

その他、以下のような声も寄せられています。
・「在庫がいっぱい余っている。死にそう。」
・「生きていくのが大変。」
・「次の月の家賃も払え無さそう。」

こういった声から、新型コロナウイルスの自粛ムードで、多くの企業が困っている現状が浮き彫りになってきていると言えます。今後もこのような需要が大きくなっていくだろうとトモスメイカー合同会社は予想し、「ネット販売の相談サービス」を開始いたしました。