京都のジェラート職人が、イタリアジェラート協会主催の 『2019 国際ジェラートコンテスト』で入賞し、 昨年から2年連続で受賞
~ 乳製品・動物性素材一切不使用のジェラートで国際的な評価を獲得 ~
京都でオーガニック食品流通を手がけるプレマ株式会社が運営するジェラート店「プレマルシェ・ジェラテリア」(所在地:京都市中京区)は、2019年1月20日にイタリア・リミニで開催された『2019 国際ジェラートコンテスト』(主催:Associazione Italiana Gelatieri(イタリアジェラート協会))において、日本人ジェラティエーレ(ジェラート職人) 中川 信男がつくった“乳製品一切不使用のジェラート”が2018年に引き続き、本年も入賞いたしました。これにより、2年連続の国際コンテスト入賞となり、同氏が作り出す味がジェラートの本場イタリアでも確実に評価されることを証明することとなりました。
▽イタリアジェラート協会 2019 国際ジェラートコンテスト結果発表(イタリア語)
https://www.associazioneitalianagelatieri.it/concorsi/
▽プレマルシェ・ジェラテリアホームページ
http://gelato.organic
本コンテストは、イタリアでも最も大規模に行われている国際的ジェラートコンテストであり、ジェラート界において名誉ある賞とされています。今回の2年連続受賞は日本のジェラート製造技術の高さを証明するものであると同時に、ミルクや動物性素材を使わないヴィーガン・ジェラートで入賞を果たしたことは、プレマルシェ・ジェラテリアの味が国際的に評価されることを、確実なものにしました。
2019年 受賞作品
SORBETTI DAL MONDO ソルベッティ・オブ・ザ・ワールド
・Vegan 赤ワインとカシスのソルベ 5位
※ Veganとは、蜂蜜も許容しない、完全植物食主義を意味します。
日本人ジェラティエーレである中川信男は、2017年4月に京都市中京区においてプレマルシェ・ジェラテリアを開店。中川 信男は自然食流通業を主業とするプレマ株式会社の代表取締役を19年間務めています。自然食をベースとしたギルトフリー(罪悪感がない)ジェラートを開発して自然食への関心と裾野を高めたいという目的でスイーツの製造に着手、中川自らイタリアでジェラートを学び、オーガニック素材やスーパーフード、和素材を活用したレシピを編みだしています。現在、中川の作るジェラートはプレマ株式会社のプレマルシェ直営3店舗(京都三条本店、東京中目黒駅前店、京都北山店)をはじめ、石川県、佐賀県、福岡県などでも販売されています。
開店から2年を経ないうちに、2年連続の国際コンテスト受賞となったことは、自然食流通業であるプレマ株式会社の素材選別力・調達力・レシピ開発力を証明し、製菓専業や製菓のバックボーン、修行経験を持たなくても世界に通用する一流の味を作り出すことができることを印象づけた出来事となりました。
プレマルシェ・ジェラテリアのジェラートとは…
当店では、自然食をベースに発想したレシピを設計していることから、「世界でいちばん、誰もが子供のような笑顔になれる場所」を目標に掲げ、以下の条件を満たしたジェラートを提供しています。
・合成乳化剤、合成安定剤は一切使用しない
・アンフェアな輸入白砂糖は一切使用しない
・グルテンフリーである
・乳製品を一切使用しないフレーバーを、使用したジェラートよりも数多く提供する
・可能な限りオーガニック素材や、機能性のある食材を使用する
・フードバリア(R)(各国、及び文化、志向、アレルギー等の食制限)に細かく対応する
・たとえ高級素材を使っても、子どもたちでもお小遣いで楽しめる価格に抑える
中川 信男 コメント
今回の受賞作品は、上記の条件を満たしたものであり、一切の薬剤、合成フレーバーなどの使用制限などがないコンテストにおいて上位入賞を果たしたことは、日本のジェラート史において大きな意味があります。
また、開店後1年10ヶ月という短期間で2年連続の入賞、さらにジェラートの主流であるミルクや生クリームを一切使わないレシピ及びその味が評価された前代未聞の快挙といえ、日本におけるジェラートの歴史を塗り替えるものといえます。
会社概要
商号 : プレマ株式会社
屋号 : プレマルシェ・ジェラテリア(ジェラート部門)
代表者 : 代表取締役 中川 信男
所在地 : 京都市中京区三条通猪熊西入御供町308
創立 : 1999年2月11日
事業内容: 自然食品・エコロジー雑貨等の卸・小売・貿易・製造業
URL : http://prema.co.jp (会社)
https://gelato.organic/ (ジェラート店)