消費者OTT(オーバーザトップ)ビデオの世界市場は、2010年におよそ50億ユーロの規模
株式会社グローバル インフォメーションは、イダテが発行した報告書「Online Video (オンラインビデオ)」の販売を開始しました。
「世界のオンラインビデオ市場は2010年から2015年の間に年率35%で成長し、2015年には217億ユーロに達する見通しで、ビデオ市場全体のおよそ6%となるでしょう。CDNは、CAGR 28%で成長し、2015年に47億ユーロに達すると予想しています。」と、イダテのアナリストVincent Bonneauは、述べています。
「さらに、ビデオCDNは、オンラインビデオの成長率に近い33%で急成長し、24億ユーロとなるでしょう。」
消費者オンラインビデオ市場
イダテでは、2010年の消費者オンラインビデオ世界市場は、47億ユーロ規模と分析しています。
世界のオンライン市場は、48%は広告収益、52%は視聴料金によるものと推定されます。
米国市場には特殊な収益構造があります。AppleやNetflixからのセルスルー(sell-through)・オンデマンド(on-demand)による収益が多くの割合を占め、そしてそれほど多くはないにせよ、有料TVチャンネル(特にスポーツリーグ)からの収益もその特徴です。
他のほとんどの地域では収益の大半は広告からもたらされています。
主要なオンラインビデオサービス
消費者オンラインビデオサービス市場は、5つの主な部門に分類されます。つまり、コンテンツの長さ、品質(高品質、したがってヒット作品/人気の番組vsロングテール)、メディアクロノロジーにおける場所、そしてビジネスモデル(無料vs有料vsバンドル)によって、異なります。
・無料ショートクリップサービス
・ストリーミングプラットフォーム(ほとんどがMegavideoからの違法コンテンツ)
・キャッチアップTVサービス(新しいコンテンツの再放送を短期間のみ無料で提供)
・プレミアムVOD(ペイ・パー・ビュー方式あるいは契約ベースの有料サービス)
・ライブストリーミングサービス(すべて生放送の動画、特にスポーツで、違法コンテンツを含む)
市場調査レポート: オンラインビデオ
Online Video
http://www.gii.co.jp/report/iu217059-online-video.html
出版日 2011年10月
発行: IDATE
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