ジボダン社、 2018年度第3四半期(1月-9月)の売上高を発表
安定した好業績
ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)の2018年度第3四半期(1月-9月)の売上高が4,073百万スイスフラン(前年同期比8.4%増)、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで同5.7%増になったと発表しました。
業績の概要
事業部別では、フレーバー事業部の売上高は2,195百万スイスフラン(前年同期比8.8%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同4.8%の増加となりました。
一方、フレグランス事業部の売上高は1,878百万スイスフラン(前年同期比7.9%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同6.6%の増加となりました。
2018年9月1日から、ナチュレックス社の売上高を合算しており、その内訳は35百万スイスフランがフレーバー事業部、1百万スイスフランがフレグランス事業部となっています。
ジボダン社は、当第3四半期もプロジェクトのパイプラインと新規ビジネスの獲得(New Win)が高い水準で推移したことにより、好業績を維持しました。最近買収した企業や事業によってジボダン社の能力が補完されたことにより、天然原料、健康とウェルネス、アクティブビューティ、統合ソリューション等の戦略的重点分野に加え、各国と各地域のお客様への売上が大幅な伸びを示すなど、すべての製品分野と地域で順調な成長が見られました。今後も、原料費の上昇を補うため、お客様のご理解ご協力のもと、価格改定を進めてまいります。
ジボダン社の2020年度に向けての5か年計画は、利益と責任ある成長を通じてさらなる価値を創出することです。5か年計画の最初の2年である、2016年度と2017年度の成果を基に、2020年度に向けての5か年計画では、「お客様と共に成長すること」、「卓越した商品やサービスを提供すること」、「成功を共有するためのパートナーシップ」の3つを柱に据えています。この2020年度に向けての5か年計画の一環として、ジボダン社は、お客様に魅力的なソリューションを提供するために、既存の能力の補完のための、的を絞った企業や事業の獲得を通じて価値を創出することにも取り組んでいます。2014年度以降、ジボダン社は企業や事業を8件買収しましたが、これらはいずれも、5か年計画における成長のための戦略的指針に完全に合致したものです。
意欲的な財務目標は、ジボダン社の戦略の基礎となるものです。市場の成長を上回る4-5%の売上高の拡大と、売上高フリーキャッシュフロー比率12-17%を目標に掲げています。この2つの目標値は、5か年計画(2016年-2020年)における平均値です。また、目標値のひとつである配当については、現在の配当を維持してまいります。
ジボダン社について
ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2017年の売上高は51億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、100を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で11,100名を超えます。ジボダン ジャパン株式会社は1973年の設立以来、数十年にわたり日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。