EDGEMATRIX、屋外型/屋内型、2モデルの 「Jetson Xavier NX」搭載エッジAIデバイスを10月7日に発売
Edge AI Boxシリーズに最新モデルが登場
EDGEMATRIX(エッジマトリクス)株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 洋)は主力製品であるEdge AI Boxシリーズの新製品として、「Jetson Xavier NX」搭載の映像エッジAIデバイスを2020年10月7日に発売します。
Edge AI Boxシリーズについて
Edge AI Boxとは、街やビルを見守るIPカメラ映像などの大量データを現場(エッジ)でAI処理する「映像エッジAI」展開のための小型高性能デバイスです。多様な映像エッジAIアプリのプラットフォームとして多くの企業や施設に導入されています。今後は新機種に販売中アプリを順次対応させていくと同時に、高性能を生かした新たな映像エッジAIアプリの提供を進めていきます。
◎屋外型「Edge AI Box - NX Outdoor」
屋外での稼働を想定し、防水防塵性能および落雷対策を備えています。
「Jetson Xavier NX」を搭載した初の屋外型エッジAIデバイスとなります。
◎屋内型「Edge AI Box - NX Indoor」
コンパクトな筐体に「Jetson Xavier NX」を搭載した高性能デバイスです。
特長
GPU :384-core NVIDIA Volta + 2 NVDLA
CPU :Up to 6 core Carmel ARM 64-bit CPU
System Memory :8GB 128-bit LPDDR4 (on Board)
WiFi & LTE Support
NVMe SSD :128GB
Fanless
発売日:2020年10月7日
屋外型「Edge AI Box - NX Outdoor」 オープン価格
屋内型「Edge AI Box - NX Indoor」 オープン価格
Edge AI Box 紹介ページ: https://edgematrix.com/business/box/
会社説明
EDGEMATRIX株式会社
生活も産業も変える映像エッジAI、その開発からソリューションまでを手掛けています。EDGEMATRIXは、高精細映像等のデータが生成される現場(エッジ)でAI処理し伝送する小型装置「Edge AI Box」を開発提供しています。国内外多数拠点に設置した「Edge AI Box」の遠隔管理およびアプリの管理、販売流通、利用状況管理等の機能をクラウドサービスとして提供する「EDGEMATRIXサービス」を構築。私たちは、映像エッジAIによる様々なソリューションをインフラ製品とサービスの両面で提供します。映像エッジAIが実現する生活の高度化に貢献していきます。
会社名 : EDGEMATRIX株式会社
代表者 : 代表取締役社長 太田 洋
所在地 : 東京都渋谷区代官山町8-7 Daiwa代官山ビル
営業開始日 : 2019年7月1日
従業員 : 30名
主な事業内容: 映像エッジAI事業
ホームページ: https://www.edgematrix.com/
Facebook : https://www.facebook.com/EDGEMATRIX.INC
基幹技術説明
映像エッジAIとは
高精細映像を現場でリアルタイムにAI分析しビジネスに活用するIVA(Intelligent Video Analytics)を広く普及する技術です。現場の映像データをリアルタイムに分析。データが生成される現場(エッジ)又は近傍でAIの処理を実行できるため、映像エッジAIは、通信回線の遅延や同時処理量に制限のあるクラウドでは難しい大量データをリアルタイムにAI処理を行えます。また、クラウドとの連動により広い範囲の状況把握や対象追跡にも威力を発揮します。これにより、カメラ映像に映る数百人規模の行動分析、高速の工場生産ラインの自動制御、不審物・不審者、危険環境を瞬時に警告、通知するなど、従来では難しかった規模とスピード感あるAIソリューションの導入が可能になります。
※IVA:Intelligent Video Analytics=AIを利用した映像解析を行うシステム