日本初ロッカー型免税自動販売機で訪日旅行客向けに酒類販売を開始 観光プラットフォームWAmazingと東急百貨店が連携 ~オフラインとオンラインを融合したスムーズな購買体験を実現〜
WAmazing株式会社(代表取締役CEO:加藤 史子、本社:東京都台東区、以下「WAmazing(わめいじんぐ)」)は、株式会社東急百貨店(取締役社長執行役員:大石 次則)と共に、日本初※1である免税自動販売機を利用したオンラインショッピングサービスにて、訪日旅行客向けに2024年1月18日より酒類の販売を開始致します。WAmazingが提供する本サービスは、オンラインで商品を購入予約し、空港やその周辺駅・バスターミナルなどに設置されたロッカー型自動販売機で、手軽に免税手続き・商品受け取りができるサービスです。
訪日旅行客の酒類購入に対する「重い・持ち歩きが大変」といった不満や不便を解消できる上、滞在期間中の手ぶら観光を実現し、利便性を高めた顧客体験を実現致します。
また、日本だけでなく世界中から根強い人気の「獺祭」を含む日本全国の銘酒を、訪日旅行客に購入いただく機会を創出し、地域のインバウンド消費にも貢献します。
※1「免税販売手続を行うことができる機能を有する自動販売機として財務大臣が定める基準を満たすもの」として、WAmazingが日本で初めて指定されています。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/menzei/jihannki_shiyou.htm
東急百貨店との取り組み内容
東急百貨店は、重要拠点である渋谷におけるインバウンド需要の取り込みを強化しています。今回、WAmazingのECサイトへ出店し、WAmazingが所有する免税自動販売機を共同利用することで、日本で初めてロッカー型免税自動販売機を使った酒類の販売を開始します。
〈取り扱い商品について〉
日本酒全体の出荷量については減少の一途をたどっていますが、その推移と反比例するように海外への輸出量は年々増え続けており、日本酒の輸出量は12年過去最高を更新し続けています。※2
これらの輸出量の約8割を占める輸出先がアメリカ、韓国、中国、台湾、香港です。この5カ国・地域から来る旅行者は、日本酒に関しての関心は高く、お土産ニーズとしての需要が高まっていると見込んでいます。
※2 出典:国税庁「酒のしおり(令和4年3月)」
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2022/pdf/000.pdf
今般のサービス開始にあたり、世界中に根強いファンを持つ旭酒造「獺祭」、東急百貨店限定銘柄の「鳥海山」、「八海山」「錦鯉」など、お土産需要の高い選りすぐりの銘酒を60点超展開致します。今後も、海外で人気の高い商品を中心にラインナップを順次拡大していきます。
〈店舗での取り組みについて〉
渋谷 東急フードショーでは、和洋酒売場にWAmazing特設コーナーを設け、商品情報を詳しく知りたいというニーズにお応えするため、言語対応サイトへ誘導するQRコードを設置します。QRコードでの読み取りにより、4言語に対応した販売サイトへアクセスし、免税価格にて対象のお酒を購入いただくことで、訪日旅行客の「重い・持ち歩きが大変」という不満や不便を解消できる上、滞在期間中の手ぶら観光を実現し、利便性を高めた顧客体験を提供致します。
・英語サイトTOPページ: https://www.wamazing.com/kaimono ※3
・日本酒特集ページ(英語): https://www.wamazing.com/kaimono/japanese-sake
・App: https://app.adjust.com/12mnesx0
※3 本サービスは、日本国パスポートの保有者は利用することができません。
〈受け取り場所について〉
訪日旅行客にとって利便性の高い空港や駅、バスターミナル等7か所にてお酒の受け取りが可能です(2024年1月18日現在)。店舗から持ち帰る必要がなく、お客様のご都合に合わせて受け取り場所をお選びいただけます。
各社様と事業連携を進めており、今後日本全国へ順次拡大を予定しております。
・JR東日本 成田空港駅改札内
・JR東日本 空港第2ビル駅改札内
・東京モノレール羽田空港第3ターミナル駅改札内
・JR関西空港駅改札内
・中部国際空港(アクセスプラザ)
・JR 博多駅
・西鉄天神高速バスターミナル
WAmazingについて
WAmazingは2016年7月創業の訪日旅行客向け観光プラットフォームサービスを展開するスタートアップ企業。 WEB、App、WeChatにてサービスを提供しており、日本観光における5大消費(宿泊・観光体験・買い物・交通・飲食)の 一元的な予約手配を実現(OTA事業)。国際線定期便就航がある日本国内24空港において無料SIM配布端末を設置し、無料SIMカードを提供し会員を拡大。主なサービス提供地域は台湾、香港、中国に加え、東南アジア諸国、オーストラリア。OTA事業に加えて、地域観光DX事業、訪日マーケティングパートナー事業の3本柱で事業間のシナジー効果により成長が加速していくビジネスモデルを確立し順調に成長。
2022年3月31日、免税販売手続を行うことができる機能を有する自動販売機(国税庁長官が観光庁長官と協議して指定するものに限る)の販売元として「第一号」の指定を受け、本サービスの国内特許も取得。(特許第7100931号、特許第7171077号) 2022年10月より訪日旅行客向けに販売を開始し、多くの方にご利用いただいております。
東急百貨店について
東急グループにおけるリテール事業会社として、東急線沿線を中心に百貨店、SC店舗および専門店を展開し、渋谷には「渋谷ヒカリエ ShinQs」や「渋谷 東急フードショー」などを出店。百貨店事業で培った目利き力、編集力を生かした多事業化戦略「融合型リテーラー」を推進しており、お客さまのより豊かな暮らしの実現を目指しています。