四国一小さな町に“霊界”!?町民がお化けになってお出迎え 『まちなかおばけストリート』来場者数1,000人を記録!
高知県田野町 まちづくり推進課は、2017年9月23日(土)高知県安芸郡田野町(たのちょう)にて、町の中心にある芝商店街を舞台に「お化け」をテーマにした手作りの観光イベント『まちなかおばけストリート』を開催いたしました。
その結果、来場者数(町民も含む)1,000人を記録しましたことを発表いたします。
『まちなかおばけストリート』とは?
県指定文化財「岡御殿」を起点に町道を通行止めにし、町民自らが“おばけ”に扮して来場者を驚かせる、という手づくりの肝だめしイベントです。
▽写真(2)チラシ写真表面
▽写真(3)チラシ写真裏面
高知県安芸郡田野町は、東西2.2km、南北4km、総面積6.56km2という『四国一小さな町』。
手の込んだ衣装や町の装飾は、すべて町民たちの手作りで、照明、BGM、スモークなど、演出のための道具も、すべて町民たちの協力によって持ち寄られた。プロのヘアメイクによるゾンビメイクや、おどろおどろしいBGMなどで、日が暮れる頃には静かな町がお化け屋敷に変貌するという新しい試みに観光客は大盛り上がり。
来場者数は、町民も含めなんと1,000人!
今回、なんと1,000人もの来場者が田野町に訪れ、受付開始後30分で夜店の出し物がすべて完売してしまうほどの賑わいを見せました。大政奉還150年志国高知『幕末維新博』地域会場のひとつでもある田野町の『岡御殿』がスタート地点となり、芝商店街、福田寺と500メートルほどが会場となりました。『岡御殿』は、江戸時代に土佐藩主が参勤交代の際、宿泊所として使用していたもので、かつての大名行列の通りには、町民手作りの郷土料理や、ヨーヨー釣り、射的などの『夜店エリア』が立ち並び、そこを抜けると、おばけストリートと化した商店街が出現。本物さながらの町民おばけの迫力に、大泣きする子供たちが続出!最後に賑やかな肝だめしを締めくくったのは、幕末の志士『野根山二十三士』が眠る福田寺にて、来場者たちは受け取った線香を本堂に供え、静かに祈りを捧げました。
常石 博高町長は、「実は本格的に準備に入ったのは、ほんの1週間前。初めはお客さんが来てくれないかもしれないと不安だったが、予想を上回る動員数を超えることができ、来場者からこんな楽しい祭りは初めてだったという声が聞けたことも嬉しい。来た人も満足、もてなす側も満足、そういう意味では大成功だったと言ってもいい。」と、喜びの表情を浮かべていました。
来場者の多くは「また来年も来たいです!」という声も多く、来年以降も新しい町の観光資源として期待が高まりました。
▽写真(4) 洋服へのおペイント制作中
▽写真(5) お化けメイク中
▽写真(6) 行列写真
イベント概要
日時: 2017年9月23日(土・祝)17:00~20:30
場所: 田野町(岡御殿~芝商店街~福田寺)
時間: 受付/17:00~20:00(岡御殿)
夜店エリア/17:00~20:30
おばけストリート/18:00~20:30
料金: 大人200円、高校生以下無料
(岡御殿の入場料と引き換えに、肝試しチケットを配布)