日本オラクル、人材管理アプリケーションのグローバルタレントマネジメント機能を強化

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、オラクルの人材管理アプリケーション「PeopleSoft Human Capital Management 9.1」(以下、PeopleSoft HCM 9.1)の機能追加パッケージ「PeopleSoft HCM 9.1 Features Pack 2」を本日より提供開始することを発表します。

「PeopleSoft HCM 9.1 Features Pack 2」は、オラクルの人材管理アプリケーションの最新版「PeopleSoft HCM 9.1」を導入しているお客様が追加インストールすることで、システム全体をアップグレードすることなく新機能を利用できる機能追加パッケージです。

「PeopleSoft HCM 9.1 Features Pack 2」では、グローバルタレントマネジメントを支援するダッシュボード機能、社員個人のタレント情報の表示機能、組織構造表示機能などが追加されました。さらに検索機能やユーザー画面の操作のしやすさを改善し、システム導入時のユーザー教育を効率的に実施できます。

グローバルタレントマネジメントを支援する新機能は以下の通りです。
「PeopleSoft Manager Dashboard」:主要な管理者、スタッフや事業部単位の人材情報を統合し、一画面で分かりやすく表示することができるダッシュボード機能です。管理者が、人材の情報を把握、管理する上で必要となる給与、所属組織、従業員数や各自の業績などの項目を事前に設定し、表やグラフ形式で表示することにより、経営者や管理者の意思決定を支援します。また表示されたダッシュボードはドラッグアンドドロップで簡単に表示する位置を変更することができます。
「PeopleSoft Talent Summary」:各従業員の能力管理に必要な情報、たとえば取得資格やコンピテンシー、研修履歴、キャリアプランなどを、各企業で定義した能力登録形式にあてはめて管理します。さらに組織や管理者の優先順位に合わせて直感的に分かりやすいレイアウトで表示できます。人材管理の分析手法である「ナイン・ボックス」*1を標準で組み込んでいるため、管理者は従業員の能力の現状を把握し、業績や能力向上に対する適確な対処を促すことができます。

1「ナイン・ボックス」:縦軸と横軸に人材の評価指標、たとえば業績と可能性などを設定して3段階に分け、3階にの9つの領域の中に管理対象となる人材をあてはめ、会社と本人に最適な対処方法を効果的に実施するために役立てる人事の分析手法
「Org Chart Viewer」:企業にはレポートライン
2による組織階層の他にマトリックス組織3やプロジェクト組織4など、部門横断的な、場合によっては社内外の人材による混合チームなど、さまざまな組織があります。それらの組織階層データを管理・照会できる機能です。組織図と人員の属性情報を検索・表示する機能でレポートラインによる組織階層以外の組織階層も図表形式で表示できます。各人員を表す箱には各自の基本情報の他、その人の兼務やその人の属する指示系統外組織図へのリンク、ユーザーが権限を持つ別画面へのリンクなどが表示され、自然に次の行動に移ることを可能にします。

*2レポートライン:企業や組織の中で業務指示、業務報告を行うことが求められる系統

*3マトリックス組織:事業セグメントが複数の要件によって区分され、その区分ごとに事業の責任をもつ管理者がいる組織構造のこと

*4プロジェクト組織:プロジェクト単位で必要な役割の人材を集めて発足される組織

検索機能が強化されたことでより便利な検索ができるようになりました。検索対象データのタイプ別に索引の構成や結果表示データ、組み込む行動項目を定義できます。例えば人材情報を検索する際、社員名、能力と業務内容などを軸に検索すると、合致者の基本属性情報を検索結果として表示します。また、そこから業務画面へ飛ぶことができ、円滑な業務実行を可能にします。

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報室 石川
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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