ザルトリウス社が、多様な細胞の識別、高精度な単離を 自動で行えるイメージング・ピッキングシステム CellCelector Flexを発売
ライフサイエンスグループ・ザルトリウス(本社:ドイツ・ゲッティンゲン、CEO:ヨアヒム・クロイツブルグ)は、多様な細胞の識別、高精度な単離が自動で行えるイメージング・ピッキングシステム、CellCelector Flexを発売しました。
ザルトリウスは2021年、ALS Automated Lab Solutions GmbHの株式の過半数を取得し、バイオアナリティクス・ポートフォリオを拡大しました。ザルトリウスはその主力製品の一つであるCellCelector Flexを、2023年3月から日本でも販売開始しました。
CellCelector Flexはシングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、シングルセルクローン、接着コロニーの検出、選択、単離のために開発された、完全自動の細胞イメージング・ピッキングシステムです。複雑なサンプル調製は不要で、明視野・位相差や蛍光像から目的細胞を検出・選択し、正確に素早くダメージの少ないピッキングを行います。モジュールの切り替えにより、シングルセルに加え、iPSCなどの接着細胞や半固形培地中のスフェロイドまで幅広く対応可能です。細胞株開発、抗体発見、幹細胞研究、CTC研究など多数の研究領域で幅広く使用されています。
CellCelector Flexの詳細はこちら: https://srtrs.info/cellcelectorflex-jp
会社概要
ザルトリウスグループは、ライフサイエンス研究とバイオ医薬品業界の国際的なリーディングパートナーです。ザルトリウスグループのラボ製品・サービス部門は、革新的なラボ用機器や製品を提供し、製薬会社、バイオファーマ、アカデミアの研究や品質管理を行うラボのニーズに応えています。バイオプロセスソリューション部門では、シングルユースソリューションを中心とした幅広い製品ラインナップにより、お客様がバイオ医薬品やワクチンを安全かつ効率的に製造できるよう支援しています。ザルトリウスグループは毎年平均して2桁の成長を遂げており、補完的な技術を買収することで、ポートフォリオを定期的に拡大しています。
2022年度には、約41億7,500万ユーロの売上高を達成しました。2022年末時点で、約16,000人の従業員がグループの約60の製造・販売拠点で働いており、世界中のお客様にサービスを提供しています。