最新のゲノム編集技術をヒト表皮細胞に適用して、 三次元表皮モデルを作製することに成功
機能性化粧品の開発をさらに推進
富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、東京医科歯科大学 難波大輔准教授との共同研究により、ゲノム(*1)編集技術「CRISPR-Cas9(クリスパー キャスナイン)」を用いて、ヒト表皮細胞のゲノムを編集し、その細胞を三次元培養した表皮モデルの作製に成功しました。
◆詳細はWebページをご覧下さい。
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当社はこれまで、化粧品の研究開発ツールとして、ヒト表皮細胞を培養して作製した、生体の構成により近い三次元表皮モデルの活用を進めてきました。今回開発した技術を活用し、加齢による肌の乾燥やシワなどと関連する特定の遺伝子を欠損させることで、加齢による皮膚状態の変化を三次元表皮モデルで再現できます。当社は、本技術を活用して、表皮形成における個々の遺伝子の機能に関する研究をさらに推し進め、その研究成果を今秋発売するエイジングケア領域の機能性化粧品に活用する予定です。
*1 生物におけるすべての遺伝子情報。
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