患者さんの思いをカタチにする、 活動資金を集めるための新プロジェクト開始! 多汗症患者さんのための 機能性とデザイン性に優れた「くつ下」を作る!

医師・看護師向けの出版教育事業を手がける株式会社メディカ出版(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:長谷川 素美)は、自社の運営する医療に特化したクラウドファンディング型サイトFanfare(ファンファーレ)にて、「多汗症向けファッションアイテム athe series 第一弾『汗足(あせそく)』プロジェクト」を開始しました。全国の多汗症の患者さんのための超吸水・超速乾・防菌・防臭に優れたくつ下を開発し、製品のプロトタイプの作成を目指すもので、試作品開発費として500,000円の支援を目標としています。

Fanfareプロジェクトページ

原発性局所多汗症は、日本での有病率が手掌で5.33%、足底で2.79%、根本的な治療法がなく、致死疾患でないために認知度も低い疾患です。この疾患に自身が悩む、デジタルハリウッド大学大学院1年の守矢 奈央氏が、重度の多汗症患者に特化した、日常生活上の悩みを解消するような製品が開発されていない現状から立案。守矢氏が開発しようとしているくつ下は、天然繊維である、いぐさ・和紙・麻・シルクなどをベースにしたユニセックスの製品で、異常な発汗でもその機能性を保持し、ファッション性が高くデザイン面を重視する点にこだわっています。まずは、くつ下から素材開発を進めて、多汗症患者さんのためのファッションプロダクトをシリーズ化、同じ悩みをもつ方々に喜んでもらえる製品を上市するとともに、多汗症の認知を広め、治療法の研究に結びつく活動にしていきたいと考えています。

本プロジェクトは、医学生や医師により立ち上げられた、株式会社MedFeed(メドフィード・本社:京都市左京区、代表取締役:荘子 万能)、デジタルハリウッド大学 産学官連携センター主催『デジタルヘルスラボ・プロジェクト』ならびに、若手医師や医学生がリアルとオンラインでつながるサービス・ツールの企画運営を行うアンター株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:中山 俊)との協同企画です。今後もFanfareでは、本・WEBマガジンの刊行だけにとどまらず、活動資金を集めるためのサービス「Fanfare Action」を展開することで、医療にかかわる人々のあらゆる“夢”を実現するサポートをしていきたいと考えています。

プロジェクト: 多汗症向けファッションアイテム athe series 第一弾『汗足』
URL     : https://fanfare.medica.co.jp/funding/projects/asesoku/
期間    : 2018年1月20日(土)~3月1日(木)15:00まで
目標金額  : 500,000円
支援額   : 1,500円~100,000円
リターン  : サンクスメール、完成品くつ下など支援額に応じて設定

多汗症について

多汗症には全身に汗が増加する全身性多汗症と体の一部に汗が増える局所多汗症があります。その中でも原発性局所多汗症は手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。(公益社団法人日本皮膚科学会公式ホームページより)

一般に理解されにくい疾患であることから、それが原因で幼少期のいじめや、心ない言葉を浴びせられることもあるといいます。過剰な手の汗がスマートフォンやパソコンにしみ込み、内部基盤が腐食して壊れてしまったり、スマートフォンの画面が操作出来ないことも。人と手をつなぐことはもちろん、さわると紙に穴が開くほどの手汗のためになにかと苦労する生活を送られています。
また、足元は手とは異なり常に解放された状態ではないため、肌トラブルなどが絶えず起きやすいのも事実です。重症患者は、自分の汗で靴と足の間が滑り転んでしまうほどの異常な発汗で、夏場に裸足でサンダルを履くことはおろか、自宅でもくつ下なしの生活は困難といわれます。そのくつ下も1日に何枚も履き替えなくてはならない状態です。
機能的な衣料品は、スポーツ・アウトドア用品が多いため普段使いできるほどファッション性がなく、異常な発汗によって汗染みが相当目立つため、着る服が制限されるなど、特有の悩みが数多くあります。
このように、ふつうの人が当たり前にできるささいなことが、患者さんにとっては日常生活に支障をきたすことが多々あります。

会社概要

名称  : 株式会社メディカ出版
代表者 : 代表取締役社長 長谷川 素美
所在地 : 〒532-8588 大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル16F
創業  : 1977年5月
資本金 : 50百万円
事業内容: 医療・看護・介護関連書籍・専門誌の出版、ならびにDVD・アプリなど
      デジタルコンテンツの制作・販売、病院・介護施設用機器類の販売
      看護・医療研修セミナー、ならびに各種研究会の開催
URL   : https://www.medica.co.jp

<参考>多汗症患者の手の汗
画像・ファイル一覧
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