牡丹とシャクヤクの共演「つくば牡丹園」 ゴールデンウィークの「PEONY GARDEN 2024」
5月19日(日)までの期間限定開園
約2万坪の自然の地形を生かした里山に約6万株、約800種類の牡丹とシャクヤクを植栽する世界最大級の「つくば牡丹園」(茨城県つくば市、園長：関 浩一)では、4月6日(土)から44日間限定で「PEONY GARDEN 2024」を開園し、5月19日(日)まで来園客を美しい自然と花々で魅了します。
1989年に開園した「つくば牡丹園」は、今年で35周年を迎えます。35年にわたり希少な牡丹や草木を育む場として、訪れる人々に感動を提供してきました。
今年は、4月23日(火)現在、牡丹875株・シャクヤク1株が開花中です。通常4月下旬には見ごろを終えてしまう牡丹ですが、3月の低温の影響もあり、今年はゴールデンウィークまで見ごろが続く見通しです。また同時にシャクヤクも咲き始める特別な時期となります。牡丹とシャクヤクの美しい共演、園内に漂うやさしい花々の香りとともにお楽しみください。開園35周年を記念した特別展示などイベントも開催予定です。
「PEONY GARDEN 2024」つくば牡丹園 開園期間概要
名称／英語表記：つくば牡丹園／PEONY GARDEN TOKYO in Tsukuba
開園期間 ：2024年4月6日(土)～5月19日(日)
営業時間 ：9:00～17:00(最終入園16:30)
所在地 ：茨城県つくば市若栗500
入園料 ：大人 1,200円／小人(中学生以下) 無料
駐車場 ：普通車300台／大型車20台(無料)
公式ホームページ ： http://jp.peonygardentokyo.com
つくば牡丹園公式YouTubeチャンネル： https://www.youtube.com/watch?v=NT4BIFxrmfg
最新情報はFacebookページにて更新 ： https://www.facebook.com/peonygardentokyo/
風物詩シャクヤクの花筏や開園35周年特別企画も開催
毎年大好評の約5千輪のシャクヤクを使用した花筏や、新発売の「やきいもラテ」、35周年を記念した特別展示など多彩なイベントを期間中開催いたします。
◆毎年大好評・水面に浮かぶシャクヤク
毎年恒例で好評の“水面のシャクヤクの花筏”は、5月11～12日、5月18～19日の週末にヒーリングエリアの池にて開催予定です。2019年から開始した花筏は、近隣のシャクヤク農家の花摘みのお手伝いをしながら破棄される予定の花を当園に持ち帰り、花筏として池に浮かべてお披露目してきました。現在は、芍薬株を当園で引き継ぎ、専用の畑を用意して育てています。今年は芍薬の開花も遅めと予想されていますが、早咲きのコーラル系など、例年と違った彩りが見れるかもしれません。
◆開園35周年記念・自分だけの一冊を作れるグリーンハントノートの販売
開園35周年を記念して、「グリーンハントノート」を販売。牡丹やシャクヤクだけでなく園内の他の草花も一部として100種類ほど記載しています。巨大なビオトープでもあるつくば牡丹園の解説イラストもあり、より深く知ることができ楽しく園内を散策していただけます。思い思いに発見した植物や牡丹のイラストなどを描いて自分だけの一冊を作ってみましょう。
◆開園35周年記念・歴史を振り返るヒストリー展示開催
園内のギャラリーでは、これまでたくさんの人々を魅了してきた牡丹とシャクヤクの美しさを守り続けてきた歴史や、30年以上にわたり研究し開発した農薬不使用・酵素農法の堆肥「サラブレッドみほ」の軌跡を振り返る「PEONY GARDEN HISTORY」(ピオニーガーデンヒストリー)を展示しています。
◆美しいアート作品の展示・販売
「はいいろオオカミ＋花屋 西別府店」(東京都港区)による、当園のシャクヤク花弁を使ったオリジナルミニランプやガラス標本などの展示販売を実施。また、陶器でできた「明かりの灯る家」からこぼれる温かい光が心を癒す、陶芸作家 中村典子氏の作品展示＆販売会もギャラリースペースにて同時開催いたします。
◆「ハーベストカフェ」の新商品
園のファームで採れたさつまいもを使った「やきいもラテ」を新発売(700円税込)。
つくば牡丹園では2022年から農薬不使用さつまいもの栽培を開始し、糖度アップのため寝かせてから焼き芋にしています。その焼き芋を使い、自然の甘みで最高の「やきいもラテ」ができました。
◆「園芸コーナー」では牡丹鉢やサラブレッド堆肥を販売
園内の入り口のすぐそばにある「園芸コーナー」では、牡丹鉢や長年研究してきたサラブレッド堆肥などを販売しています。牡丹の育て方を牡丹園のスタッフが直接詳しく教えてくれます。
2024ゴールデンウィーク 注目の牡丹
通常4月下旬には牡丹からシャクヤクに主役を交代しますが、今年は3月の低温の影響でゴールデンウィークに見ごろを迎える牡丹があります。その中から注目の牡丹をご紹介。
ゴールデンウィーク前半
八束獅子(やつかじし)：ピンク色の大輪、千重の獅子咲きが特徴。つくば牡丹園ではギネス級の39cmの花が咲いたことも！
島根長寿楽(しまねちょうじゅらく)：薄紫色、八重咲きの大輪。花弁基部の黒紫の斑紋が大きくて長い。原種に近い見事な花。
ゴールデンウィーク後半
黄冠(おうかん)：黄色の王様。原種に近く、花弁の内側に赤紫の斑があるのが特徴。香りも素晴らしい。
つくば牡丹園について
1989年に開園し、今年35周年。
農薬不使用・酵素農法にこだわった土職人が「百花の王」ともいわれる牡丹・シャクヤクを800種類6万株を植栽した約2万坪の世界最大級の牡丹・シャクヤク庭園。
中には齢150年の古株もあり、ここにしかない珍しい種も。都心から車で40分の場所にもかかわらず、カワセミも訪れるほどの自然豊かな景観が美しく、鳥のさえずりや花々の甘い香りが一面に広がるビオトープになっている。地球にやさしい、子供も安心して土にまみれて遊べる貴重な場だから、園のテーマは「GO NATURAL」。
思いっきり自然に触れてもらい、自然に回帰してもらう貴重な経験を提供している。
