「第4回カーボン・オフセット大賞」経済産業大臣賞を受賞
キヤノンは、低炭素社会の実現を推進する市民や企業を支援するカーボン・オフセット推進ネットワークが主催する「第4回カーボン・オフセット大賞」経済産業大臣賞を受賞しました。
＜経済産業省ホームページ：http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141118001/20141118001.html＞
本表彰制度は、低炭素社会の実現に向けて、優れたカーボン・オフセット※1の取り組みを行う団体を表彰し、具体的な取り組み事例を紹介することにより、カーボン・オフセットの意義と取り組みへの理解を普及することを目的として、2011年度から実施されています。
経済産業大臣賞は、環境と調和した事業活動の推進などの産業振興面での貢献の観点から、特に優れていると認められる取組を行う団体に授与されます。
このたび、キヤノンのカーボン・オフセットの取り組みが評価され、「第4回カーボン・オフセット大賞」経済産業大臣賞を受賞しました。
■キヤノンのカーボン・オフセット取り組み内容と受賞理由
＜再生複合機「Refreshedシリーズ」における取り組み＞
キヤノンは、経済産業省が主導する「カーボン・フットプリント※2を活用したカーボン・オフセット制度」を複合機として初めて導入し、「どんぐりマーク※3」を取得しました。本制度により、キヤノンの再生複合機「Refreshedシリーズ」でカーボン・オフセットを行うことで、製品の生産・輸送から使用時の電力や消耗品、製品の回収リサイクル処理までを含めた製品ライフサイクル全体のCO2排出量の実質ゼロを実現しています。
＜受賞理由＞
従来は生産段階までであったオフセット範囲を製品ライフサイクル全体へと範囲を広めたことで、環境負荷低減の実現とユーザーの使用時のCO2削減という付加価値を提供することが評価されました。オフセット量は従来の約500tから、拡大後は5,500ｔとなる見込みです。
キヤノンは、2010年から、再生複合機の取り組みに加え、オフィス消耗品の回収輸送のカーボン・オフセットにも取り組み、CO2削減に貢献してきました。今後も低炭素社会に貢献するため、省資源で環境にやさしい取り組みを強化していきます。
※1 自らが排出した温室効果ガスのうち、削減が困難な部分の排出量のすべてまたは一部を、他部分の排出削減・吸収量でオフセット（埋め合わせ）すること。
※2 製品やサービスなどの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクルを通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、製品などにわかりやすく表示する仕組み。
※3 カーボン・オフセットされた製品やサービスなどを認証するどんぐり制度の認証を受けた製品やサービスに目印として付くマーク。
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