鉄工所が綿を炭化して炭火焼用新燃料を開発　第2弾　日本料理店向けに販売を開始

天然コットン100％の素材・高温焼成技術・タールゼロ・無煙・すぐ熾り廃棄も簡単。

2017-11-08 10:30

各種プラントの設計からメンテナンスまで請け負う赤松産業株式会社(本社：兵庫県赤穂市、代表取締役社長：赤松哲弥、以下赤松産業)は、炭火料理が簡単に出来る新燃料「熾(おこ)る炭化綿」を開発し、寿司店向け販売を実施いたしました。
(2017.9.1～2017.9.20完売。 http://tankamen.jp/news )

今回、そのテスト結果を踏まえ改良を行い新たな仕様で日本料理店向けに第2弾のテスト販売を2017年11月1日に開始いたしました。

〈改良点〉
シート状からブロック型へ炭化綿の形状・綿の密度を変更することで機能性を向上。
・好きな大きさにちぎることで、使い手が直感的に火力と燃焼時間をコントロールすることが可能になりました。
・足し炭が簡単になり、効率的に火力の維持が出来るようになりました。
・着火までの時間、使用可能温度まで到達時間が早くなりました。

「熾る炭化綿」は赤松産業が15年かけて開発した、綿を独自技術で高温焼成により実現した商品です。強力な赤外線を発するとともに、煙やニオイが出ず、綿の構造をそのまま残し炭化しているので空気を含みやすく、炭に比べて着火しやすいほか、炭特有の“弾く”という現象がなくなるので店内・卓上等で安全に使える商品です。

●開発の背景
現在、食嗜好の多様化、個食化を背景に、飲食店業界においては「個」に対するメニューやサービスの開発ニーズが増加しており、赤松産業へもこれにかかわる要望が増えております。
そこで赤松産業では、長年にわたり開発を続けてきた「炭化」の独自技術を生かし、変わらぬ人気を集める「炭火焼」に活用できないかとの着想から、「個」に対応出来る「炭火焼用」の新燃料「熾る炭化綿」と、専用の卓上で使用できる「ロースター」を併せて開発・実用化に成功いたしました。

●「熾る炭化綿」の特徴