日本オラクル、マルチコア・プロセッサに対応した新ライセンスポリシーを発表 マルチコアチップテクノロジーの優位点を最大限活用可能に
日本オラクル株式会社(本社:千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は簡潔で柔軟、かつ明快なソフトウェアライセンスの価格体系を提供し続けてきました。その一環として本日、マルチコア・プロセッサに対応した新ライセンスポリシーを適用することを発表いたします。新ライセンスポリシーでは、ハードウェア間のコストパフォーマンスの不均衡を改善し、実行されるハードウェアの種類に依らず、お客様はオラクルのデータベース製品やアプリケーションサーバ製品のパフォーマンスを効率的に享受できるようになっております。なお、新ライセンスポリシーは2006年2月13日より適用開始となります。
原則としてオラクルのデータベース製品やアプリケーションサーバ製品のライセンスは、プロセッサのコア数すべてを独立したプロセッサとみなして必要ライセンス数をカウントする課金を行っておりますが、AMD、IBM、インテル、サン・マイクロシステムズ等のベンダーが提供するマルチコア・プロセッサに対応したライセンスポリシーを、2005年10月3日より導入いたしました。
今回発表する新ライセンスポリシーにおいては、新たに登場したマルチコア・プロセッサに対応するため、使用するハードウェアの種類に応じて必要なライセンス数を算出する係数を以下のように設定いたしました。
プロセッサの種類 / プロセッサ・コア毎の係数
UltraSPARC T1(※サーバー指定有り) / 0.25
AMD/Intelのマルチコア・プロセッサ / 0.50
その他のマルチコア・プロセッサ / 0.75(従来どおり)
シングル・コアのプロセッサ / 1.00(従来どおり)
※現時点で、Sun Fire T1000 Server / Sun Fire T2000 Serverが対象となります。
ライセンス数算出例:AMD/Intelマルチコア・サーバーにおいて、8コア上でオラクル・データベースを稼動した場合
必要ライセンス数: 8コアx 0.50=4プロセッサ分のライセンス
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