NanoMarkets社がスマートミラーの市場機会についての新調査レポートを刊行

株式会社グローバル インフォメーションは、NanoMarketsが発行した報告書「Smart Mirrors Markets - 2013 (スマートミラー市場)」の販売を開始しました。

同レポートは、自動車用自動防眩ルームミラーの既存市場と、それよりもさらに高機能化された、自動車用や消費者向け、また医療用途や広告用途に向けた「デジタルミラー」の新興市場の双方について市場機会の分析と定量化とを行っています。NanoMarkets社ではスマートミラー技術製品の総世界市場規模は2013年には約10億米ドルになると見ており、またこの市場は2010年代の終わりまでにわずかながらも34億米ドルを超えるほどに成長するものと予測しています。

同レポートは、今後8年間にわたる詳細なスマートミラー技術製品市場予測を、用途別、またスマート技術のタイプ別に分けて示しています。ここではスマートミラー技術として、自動防眩、セルフクリーニング、および自己修復の各システムと、それに加えてセンサーや表示器、またカメラ等といった組み込みエレクトロニクスとを考慮に含めています。用途別の市場部門としては自動車用リアビュースマートミラー(ルームミラーおよび車外バックミラー)、消費者向けおよび家庭用品としてのスマートミラー、ヘルスケアおよび医療関連スマートミラー、また販売や広告業務用のスマートミラーといった部門を調査対象としています。

同レポートの中でNanoMarkets社は、安全、快適性/利便性、デザイン/スタイル、ならびにマーケティングといったビジネス部門でスマートミラー需要を押し上げている動向について検証を行っています。さらに、Gentex 、Magna、AGC、パナソニック、Seuraを始め、その他のスマートミラー開発や商品化を進めている主要企業の商品コンセプト、商品開発ならびにマーケティングのそれぞれの戦略について検討を加えています。

自動車市場部門では、光センサーの検知信号を基にエレクトロ・クロミック材を用いて反射率を自動制御するスマートリアビューミラーに対して強い需要があることがすでに実証済みとなっています。自動防眩機能により運転者の快適性と安全性が高まることから、スマートミラー市場の中では今後もこの防眩機能が主流となると予測されます。しかしながら、さらに進めばディスプレーやタッチセンサー、Wi-Fi接続、GPS等々、より高度なエレクトロニクスを組み入れることによって付加価値のある機能を持たせることの重要性が増して行くでしょう。

同様に、自動車産業部門以外でも、動きセンサーや人感センサー、ユーザーがコントロールしたり内容をカスタマイズできるディスプレー、ネットワークやインターネットとの接続機能など、鏡に新しいさまざまなエレクトロニクス機能を組み込めば、ありふれた鏡を高機能なデジタルデバイスに変身させることができます。デジタルミラーはユーザーにとっての「情報ハブ」として動作し、姿を映すだけではなくて、役に立ち、またおもしろい情報を映し出すことができるものとなり、もはや鏡と電子デバイスとの境目がはっきりしないものになります。

市場調査レポート: スマートミラー市場
Smart Mirrors Markets - 2013
http://www.gii.co.jp/report/nan261236-smart-mirrors-markets.html
出版日: 2013年02月04日
発行: NanoMarkets

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