灘→東大→MIT合格「スコラボ」前田智大さん初の著書 小4の夏からでも間に合うシン勉強法を提案

『灘→東大→MITに合格した私の「学びが好きになる」勉強法』書影

株式会社 PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年7月6日に『灘→東大→MITに合格した私の「学びが好きになる」勉強法』(前田智大著/税込1760円)を発売しました。著者は、小中学生向けオンライン教育サービス「スコラボ」の共同創業者です。起業家としてだけでなく、公立小学校から灘中・灘高、その後東大とマサチューセッツ工科大学をダブル合格した経歴も話題となっています。本書は、日本とアメリカのトップスクールに合格した前田さんが実践してきた、「原理原則」に基づく勉強法の全貌を明かす初の著書です。

学びを楽しむ気持ちが学力アップに繋がる

前田さんの両親は、決して子どもに勉強を教えることはしませんでした。世間的には珍しいことですが、それによって自分の頭で考え、自分で学習速度を上げる力が身についたと語ります。「中学受験」という言葉さえ知らないなか、小学4年生の夏に進学塾の見学会に参加したことがきっかけで灘中受験を意識します。灘の問題を解けるようになるために、過去問を約30年分集め「灘を深く知る」ことに没頭しました。今に至る「原理原則から考える学び」はこのとき本格的にスタート。普通の小学生だった前田さんが、日本最難関といわれる灘中に、大学受験でも日本とアメリカのトップスクールに合格できたのは、単なる暗記や詰め込みではなく、その科目の「原理原則」に則った勉強法の実践にある、と自己分析しています。自分の頭で考え、学ぶことのおもしろさを知れば、学力はぐっと伸びるのです。

合格した後も伸び続ける人がやっていること

公式の丸暗記はテスト前には有効かもしれませんが、受験合格後に苦労する可能性があります。本書で紹介する「原理原則」にもとづく勉強法とは、各科目の本質を、自分の頭で考えて判断、実践することです。つまり、「なぜこの公式になるのだろう?」と考えて理解するのが、数学の理想的なアプローチ。次々に疑問を掘り下げ、答えを見つけていくことで知識が紐づけられるため、学年が進んで学びの内容が高度になってきたとき、「応用力」として発揮されます。

♦英語…語彙を増やすことが最優先。文法よりも、英単語の暗記をすべし
♦国語…「読解力」と「表現力」の二本柱。「読解力」を高める近道は“読書”

受験合格はゴールではなく新たな学びのスタートです。中学受験を目指す家庭や、海外有名大学を希望する受験生のために、この夏休みから始めても間に合う「合格した後も伸び続ける人がやっていること」を紹介します。

「この本では細かいハウツーとしての勉強法を伝えるのではなく、学びを見つめ直す視点をお伝えし、学びについて考えるきっかけを作りたいと思っています。」(本文より)

『灘→東大→MITに合格した私の「学びが好きになる」勉強法』について

著者

著者近影

前田智大(まえだ ともひろ)
1995年生まれ。大阪府和泉市出身。株式会社Mined 共同創業者、代表取締役。灘中学・高校から米マサチューセッツ工科大学(MIT)に進学。2018年MIT工学部電子工学科卒業。2020年MIT Media Lab 修士課程を卒業。光学とコンピューターサイエンスを組み合わせて、皮膚の下や曲がり角の先など、見えないものを見るテクノロジーの研究に励み、国際学会で最優秀論文賞を受賞。大学院在学中に、ソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏の「孫正義育英財団」に応募し選抜された。2020年に帰国後、株式会社Minedを起業し、現在は小中学生を対象としたオンライン教育サービス「スコラボ」を開発・運営しながら、講師も務めている。

書誌情報

タイトル:灘→東大→MITに合格した私の「学びが好きになる」勉強法
サブタイトル:子どもの可能性を開花させる中学・大学受験
著者:前田智大
定価:1760円(10%税込)
発売日:2022年7月6日
判型:四六判並製
ページ数:200頁
ISBN:978-4-569-85253-9  
発行:株式会社PHP研究所

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