HTソーラー、日本市場で最も価値のあるグリーンエネルギー製造者に

2023-07-07 11:45

HTソーラー(Haitai Solar) 王永董事長のインタビュー記事を「人民日報海外版日本月刊」にて公開します。

5月30日、HTソーラー(Haitai Solar)北京研究開発センターと清華大学・HTソーラー(Haitai Solar)『太陽光・水素エネルギー貯蔵システム産学官連携プロジェクト』合同のキックオフセレモニーが、清華科技園創業大厦で行われ、清華大学、中国科学院、河北清華発展研究院、中関村エネルギー貯蔵産業技術連盟の専門家及び王永董事長率いるHTソーラー(Haitai Solar)の技術者らが出席した。われわれはセレモニーに駆け付け、HTソーラー(Haitai Solar)の経営トップ及びHTソーラー(Haitai Solar)日本支社の責任者から、当事者目線による「最上級の再生可能エネルギーの生産者」のハイレベル発展について話を伺った。

新エネルギー産業チェーンを整備

HTソーラー(Haitai Solar)は、2006年に河北省唐山市玉田県に設立された、グリーンエネルギーの生産に取り組むハイテク企業である。早くから太陽電池モジュールの生産に携わり、これまでに、科技イノベーション企業トップ50、世界の新エネルギー企業トップ500にランキングし、中国における太陽光発電技術のトップランナーとして名声を博してきた。
HTソーラー(Haitai Solar)は太陽光パネル事業、発電所事業、架台事業、蓄電システム事業、水素事業、風力発電事業の6つの主要事業で長足の成長を遂げてきた。高い品質と優れた生産能力を誇るHTソーラー(Haitai Solar)は、唐山、ベトナム等、世界に4大生産拠点を擁し、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)のモジュールメーカー「Tier1リスト」にランクインしている。2022年8月には、北京証券取引所への上場を果たした。

キックオフセレモニーでは、王永董事長が、「エコ」「低炭素」「イノベーション」をキーワードに、同社の企業理念と企業基盤について語った。清華大学・HTソーラー(Haitai Solar)『太陽光・水素エネルギー貯蔵システム産学官連携プロジェクト』は、太陽電池モジュール製造のインテリジェント化、水素生産及び水素輸送技術のレベルアップ、蓄電システム統合プロジェクトの躍進を目指すものだ。
HTソーラー(Haitai Solar)は設立以来、製造技術、製品の品質、イノベーション力を生命線として、常に研究開発に取り組み、製造のインテリジェント化を大きく進めてきた。省級技術研究室、企業技術センター、技術革新センター、屋外実証基地等の研究開発施設において、高等教育機関や研究機関と緊密に連携し、200名以上から成る研究開発チームを擁し、100以上の特許を取得している。

再生可能エネルギーの開発とカーボンニュートラルの実現は、地球の生態環境保護と持続可能な開発にリンクし、世界各国共通の責任であり目標であるとともに、世界各国の国民と社会を利するものであり、協力・互恵の大きな基盤となる。HTソーラー(Haitai Solar)は清華大学の科学研究チームとの協力を通じて、インテリジェント製造を強化し、品質と効率を向上させ、全産業チェーンを拡張し、新エネルギー生態圏の形成を促進し、国のエコ・低炭素・ハイクオリティ発展に寄与することを旨としている。そして、未来に対する自信に満ちている。

産学官の強力な連携

HTソーラー(Haitai Solar)の李紀偉副総裁は、同社の優れた技術と市場における自らの位置付けを詳しく紹介するとともに、清華大学との科研協力の将来性について分析した。
HTソーラー(Haitai Solar)は、「Taiji」シリーズの片面単結晶高効率モジュール及び「Taihe」シリーズの両面単結晶モジュールを土台として、TOPConモジュールの量産に成功し、重要な進歩を遂げた。2021年には、河北省の製造業界でトップ企業となった。2022年に増産された太陽光発電容量においては、世界シェアの2％を占めた。3年以内に中国の太陽光パネルメーカートップ10に入り、トップ5に迫ることを目標に掲げている。

HTソーラー(Haitai Solar)と清華大学の強力な連携は産学官用の壁を打ち破り、既に5つの主要プロジェクトで提携を結び、電池分野での技術提携も大きな可能性を秘めている。今後、主要事業における技術は大幅に向上し、インテリジェント製造に対する士気と国際競争力は大いに高まるであろう。

HTソーラー(Haitai Solar)で畜電池事業を担う王恒田総経理は、「ダブルカーボン」目標の達成に向けた歩みは着実に前進しており、太陽光発電に代表される新エネルギー発電所建設は本格化し、エネルギー市場において蓄電池の需要は高まっていると指摘した。HTソーラー(Haitai Solar)は時代の趨勢に鑑み、2021年に畜電池事業を担う子会社を新設し、現在、主に製造しているのは、コンテナ型蓄電システム、産業用蓄電システムの「海盾」及び家庭用蓄電設備の「海晶」であり、インテリジェント製造によって付加価値を与え、ユーザー、発電事業者、送配電事業者に、ワンストップのグリーンエネルギーソリューションを提供している。北京研究開発センターの設立は、新型電池の研究開発から商業化に至るまでの重要なマイルストーンと言える。清華大学の研究チームとの緊密な連携によって、「新たなエネルギー貯蔵技術を開発し、水素エネルギー産業の振興を加速させ」、3Sのブレークスルーを成し遂げ、新エネルギー発電容量に対するエネルギー貯蔵比率をアップし、ユーザーのニーズに適った「協調、安定、高効率、高セキュリティ」のシステムインテグレーションソリューションを提供する。

HTソーラー(Haitai Solar)で水素事業を担う白天明総経理は「一方に竈があり、一方に食材があるようなものだ」と語る。清華大学の最先端研究開発チームは技術サポートを提供し、HTソーラー(Haitai Solar)はデータを基に市場ニーズに反応する。双方が迅速かつ効果的にコミュニケーションを図ることで、新技術の実装サイクルを大幅に短縮することができ、顧客のアプリケーションシナリオに沿って、ニーズにマッチした低・脱炭素ソリューションを提供し、新エネルギー業界にハイクオリティな全産業チェーンの構築を実現するのである。産学官の協力によって絶えず前進し、最終的に、生産性は高くなり、コストは減少し、ユーザーエクスペリエンスは向上し、より安全な動作環境を備えた製品の生産が可能になる。
さらに、水素製造技術の包括的活用により、太陽光、風力発電等の再生可能エネルギーの生産と消費量のギャップは大幅に縮小し、水素製造装置メーカー下流の化学工業従事者に、より低炭素で環境に優しいソリューションを提供することができる。よって、HTソーラー(Haitai Solar)と清華大学の提携は大きな意義を有する。

飛躍的成長を遂げるHTソーラー株式会社

HTソーラー(Haitai Solar)は傘下に多くの子会社及び支社を擁し、グローバルな販売・サービスシステムを形成している。中国国内においては、HTソーラー(Haitai Solar)の太陽電池モジュールは、ISO9001、ISO14001、ISO45001の3つの認証を取得しており、全ての製品が、工業情報化部から指定業者の認定を受けている。国外においては、HTソーラー(Haitai Solar)の製品はTUV、CSA、KS等の主要な認証を取得しており、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アジアの100以上の国・地域で事業を展開している。
HTソーラー(Haitai Solar)は10年前に日本市場に参入した。京都、仙台、大分、千葉などで、太陽光発電所の建設に尽力し、太陽電池モジュールの陽光は、日本列島の隅々まで降り注いでいる。皇居に隣接する大手町の中心地にオフィスを構えるHTソーラー(Haitai Solar)日本支社は、日本社会と一体となって、経済発展と地域の発展に寄与する。

HTソーラー(Haitai Solar)日本支社の責任者であるSaiii氏は次のように話す。「HTソーラー(Haitai Solar)はスピード感、靭性、綿密性を武器に市場の評価を獲得してきました。HTソーラー(Haitai Solar)は日本の市場に向けて、あらゆるシーンに応じた新エネルギーソリューションを提供しています。日本の多くの業界大手と安定した協力関係を築き、6年連続で『優良サプライヤー』の評価を受けています。このことが、HTソーラー(Haitai Solar)の太陽電池モジュールの品質とエネルギー効率の高さを証明しています。科学技術研究と学術力を誇る清華大学との提携によって、日本社会の『新エネルギーのインテリジェントメーカー』に対する評価と信頼はさらに高まることでしょう」。

国連が「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択してより、世界各国で新エネルギー産業への注目度は年々高まっている。日本政府が主に推進する新たな再生可能エネルギー政策は、住宅用分散型太陽光発電設備設置プロジェクトを後押しする。早くからこの分野に着手し、成熟した製品と安定したパフォーマンスを誇るHTソーラー(Haitai Solar)は、一流教育機関の研究チームの力を借りて、主要業務分野の技術を向上させ、インテリジェント製造に対する士気と国際競争力を強化・更新し、日本市場の開拓に邁進する。さらに、オランダ、リトアニア、ルーマニアに展開する地面設置型発電システム及び太陽電池製品も好評を博している。中国新疆・トルファンの1GW太陽光・太陽熱統合プロジェクトに代表される複合型太陽光発電所プロジェクトも着実に進行している。