「嫉妬心」の上手な活用法 ー 人生をもっと楽にするためのヒントを作家が教えます!

妬みを行動力に換えて、なりたい自分になろう。

SOCIO(ソシオ)
特集記事『人生をもっと楽にするためのヒント』

「今の自分を変えたい」そう思ったことはありませんか?

だれにでも、自分以外のだれかを見て「なんで自分はこうなんだろう」と落ち込んだことが、きっと1度くらいはあると思います。

他人をうらやましいと妬む気持ちがある人は、少し考え方を変えてみると自分を変える素質がある人と言えます。妬みはネガティブな印象で捉えられがちですが、今の自分に満足していないからこそ湧きあがってくる気持ちです。言い換えれば、行動のエネルギーになり得る大切な気持ちなのです。

では、どうしたら妬みを行動のエネルギーに変えられるのでしょうか?

進学や就職、引っ越しなど、だれの人生にも自分を変えるチャンスがありますが、そのチャンスは、考えているだけの受け身な人にはやって来ず、行動する人にだけやってきます。

そこで、今回は2人のゲストから話を聞き、人生を変えるための方法を考えていきます。

●公開日時:2019年11月1日(金)17:00 ウェブマガジンSOCIO

SOCIO公式HPより

▼ 記事概要・作家紹介

妬みは自信に換えられる

「『今の自分を変えたい』と思っていること自体、とてもよいことです。なぜなら、妬む気持ちに少なからず後ろめたさを感じていて、前向きな気持ちに変えようとしているからです。『他人がどうか』ではなく、『どんな自分になりたいか』明確にしてみましょう。」と清水直史郎さん(小説家、白亜美術協会会員)は語る。
妬みには2種類あると言われており、①良性妬み:自分自身をよくしたいと思う向上心 ②悪性妬み:相手を傷つけたいと思う悪意・敵意に分けられます。
良性妬みを維持することは難しいが、小さなことを継続する力がついたとき、自分で自分を認められ、良性妬みが自信に変わるのではないでしょうか。

▽ 作家紹介

清水直史郎(しみず・なおしろう)

小説家、白亜美術協会会員。
『小説 必勝の逆技: 丸尾十郎伝』の著者。
・略歴
1931年9月 群馬県高崎市に生れる
1957年3月 群馬大学教育学部社会科(英語科副専攻)卒
1989年3月 小中学校勤務の後、退職
・作品
1988年8月 小説「鵄の徽章」
1991年6月 詩「峡谷の晩い夏」(日教組文学賞)
1991年7月 小説「少国民教場」
1992年6月 小説「陽炎は野に炎えて」(日教組文学賞)
1994年10月 小説集「すっぱい春」
1996年6月 詩集「季節の顔 若葉の薫り 虚飾の都市」
2000年10月 小説集「はいぼう」

環境を変える行動力で人生が好転する

大学入学を機に人生が好転し、現在は高齢者問題研究家として活躍する中谷庄一氏。かつては母親からのプレッシャーで自信が持てない高校時代を過ごしていたものの「せっかく新しい環境になったのだから、自分の弱さと向き合ってみようと思った。必要以上の授業を受け、とにかく勉強に励んだ。そして、虚弱な身体を強くするために柔道部、人前で行動できるように合唱クラブにも入部した。」と当時を振り返る。
失敗は「なりたい自分になる」ためのエネルギーに変えられます。「できないけど、とりあえずやってみる」の精神が人生を変えていくはずです。

▽ 作家紹介

中谷庄一(なかたに・しょういち)

高齢者問題研究家(元大和銀行)。
『知って得する リバース・モーゲージ: 高齢者の生活資金捻出の切り札』の著者。
・略歴
1935年9月9日生まれ、大阪府出身
1955年   高槻中学・高校卒業
1958年3月 甲南大学経済学部卒業
1988年6月 ㈱大和銀行定年退職
1995年9月 大和ファクターリース㈱退職
2001年3月 立命館大学大学院博士前期課程修了
2002年3月 大阪大学大学院人間科学研究科単位取得
2002年4月 関西大学大学院法学研究科単位取得 (NPO法人NALC会員)
・最近の主な活動
1998年9月15日 付朝日新聞「論壇」に研究発表 テーマ
       「リバース・モーゲージと銀行の役割」
1999年12月2日 NHKラジオ「いきいき倶楽部」(午前9時~9時45分)に出演 テーマ
       「リバース・モーゲージ」
2000年10月  大阪府立茨木高校特別講師、大阪大・立命館大・甲南大などの特別講師、
        その他講演会特別講師として活躍
2002年8月15日 『リバース・モーゲージって何だ?』(文芸社)を全国出版
2003年11月23日 ニューヨークで「荒城の月」「月の沙漠」など、有名ホールで歌う
2004年1月12日 高槻市文化事業団主催「花ざかりの人生に拍手」で講演と独唱
2005年3月19日 高槻商工会議所主催「高槻クラブ」で講演
2009年12月12日 りそな銀行神戸支店主催「コンサートと経済講演会」に出演
2010年3月13日 東京都世田谷区成城で、曹洞宗「耕運寺」主催文化懇話会で講演
2010年10月24日 千葉県御宿、「第一回月の沙漠音楽祭」に出演、特別賞受賞
2012年12月8日 NHK神戸放送局トアステーションで「155歳のチャリティーコンサート」に
        出演(NALC東神戸主催)ルミナリエに協賛
2013年12月7日 兵庫県立美術館でチャリティーコンサート開催(NALC東神戸主催)
2014年5月27日 東北・仙台での、NALC設立20周年総会に出席、地元を励ます行事に参画、        コーラスの一員として舞台で歌う
2015年1月12日 兵庫県立美術館で、小児がんの子供達の施設「チャイルド・ケモ・ハウス」
        を応援するチャリティーコンサート開催(NALC東神戸主催)
2015年7月21日 大阪市西天満で、西中務弁護士企画、エートス法律事務所で
       「リバース・モーゲージ」勉強会実施、約80人参加
2016年2月10日 尼崎市、ホップインホテルで第205回「未来会」に招かれ講演する

▼ SOCIOについて

SOCIO(ソシオ)は、「あたらしい自分と社会をつくる」をコンセプトにしたウェブマガジンです。毎記事で1つのテーマを取り上げ、各界で活躍する作家が質問にお答えします。社会問題から人生のお悩みまで、さまざまな気になることを作家とともに考えていきます。SOCIOを通して、みなさまが未来について考える機会をお届けしたい。そんな想いで、発信してまいります。
公式HP: https://www.socio22.com/
Twitter: https://twitter.com/SOCIO_sns

「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
①多様性:多様性が求められる社会で、他人の主張を無視しない。
②気づき:その中にある気づきを育み、自分だけの行動指針を生み出す。
③営む:ひとり一人の決断の連鎖で、社会をアップデートする。

「新しい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
SOCIO(ソシオ)|自分が嫌い、悔しいけど恥じることはない。
「SOCIO(ソシオ)」は人間関係、働き方、新しいライフスタイルを軸にしたウェブ記事を提供するメディアです。価値観をひろげるってどういうこと?多様性(ダイバーシティ)と個性のバランスに悩む人たちへ届けます。
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▼ 運営会社について

株式会社22世紀アート

「みんなを幸せにする出版社」を企業理念に掲げ、「出版とは、今、社会が必要とする情報を発信すること」という思いのもと、誰もが「本」に触れ、「本」を生み出し、「本」を愛する人になる。そんな文化インフラを作るために、20名のスタッフにより運営されています。

代表者  : 向田翔一
所在地  : 〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-12 佐野ビル6F
設立   : 2014年12月
事業内容 : 書籍・電子書籍制作及び出版
TEL   : 03-5941-9774
FAX   : 03-5941-9773
MAIL  : info@22art.net
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22世紀アート|みんなを幸せにする出版社
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