N高・通学コース、アクティブラーニング型のキャリア教育 「ファインドN」を2018年4月から新規導入

~自分が将来やりたいことを見つける実践的プログラムを独自に開発~

学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下、N高)は、2018年4月より、通学コースにおいて、アクティブラーニング型のキャリア教育プログラム「ファインドN」を導入することをお知らせします。「ファインドN」はN高が独自に開発する学習プログラムで、いつか社会人になる自分を見据えた上で、自分が将来やりたいことを考え、見つけることを目的としています。なりたい自分を見つけることで、高校生という期間で何をするべきなのかが分かり、高校生活の目標を明確にしていきます。

ファインドN 授業のイメージ

「ファインドN」の授業では、実社会で活躍している人の事例を通じて、社会には多くの職業や仕事があることや、社会の仕組みを学びます。実施にあたっては、各地域の通学コースキャンパスの地理的・時間的制約に縛られることのないように、N高が独自に制作する映像授業を活用しつつ、キャンパスの教職員がワークショップ形式で授業を運営します。また、各キャンパスの教職員は、「ファインドN」を通して各生徒の「やりたいこと」を把握することで、日常のコーチングや面談の機会を通して、生徒一人ひとりの高校生活がより充実するためにフォローとサポートを行います。

N高・通学コースでは、社会で必要となるソーシャルスキルの養成のため、アクティブラーニング型の授業を多く取り入れています。グループワークやディスカッションを通して答えのない課題について取り組み、各界から招いた特別講師の講義にて次なる学びへと結びつける「スペシャルN」や、課題発見から解決策の検討、実行、成果発表までを長期的に個人やチームで行うプロジェクト学習「プロジェクトN」などを実施しています。2018年度4月より新たに「ファインドN」を導入することで、進学やその先の就職を見据えて、社会で生きていくための武器となるスキルや経験を得る学習機会をより充実させていきます。なお、2018年度からの導入にあたって、今年10月から、通学コースキャンパスでキャリア教育プログラムを試行的に実施し、「ファインドN」の開発を行っていきます。

「ファインドN」プログラム実施例

【課題】企画職ってなんだ?どんな仕事なのか。

■映像学習:企画職 栗田 穣崇さんの場合
仕事の内容や実際に携わった企画「絵文字の企画」を紹介。
・企画職とは
・活躍する際に役立ったこと
・企画職のやりがいは
・企画力を上げる方法は
・N高生だからこそやるべきことは

上記5点などを栗田さん自身からN高生へ映像を通じて伝授。

ワークショップとしてグループで考える

「栗田さんが企画した絵文字がないと、今の生活はどうなっているのか?」
生徒たちによるブレスト後、実際に栗田さんが企画時に考えた意図を映像で解説。
世の中への問題意識の考え方、企画の作り方を学んでいく。

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆
2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は4,313名(2017年10月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践します。授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けられます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。

N高公式サイト: https://nnn.ed.jp/

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